「量」が圧倒的なのはとにかく凄い
上のエントリで述べたような事情もあって……というのは言い訳で、単純に面白いので、最近は再び漢籍をよく手にとって、ぱらぱらと読んでいる。別に何の仕事になるわけでもないから完全に趣味であるし、時間があるなら読むべき本は他にもいくらでもある気がするのだが、とにかく楽しいものだから、ないはずの時間をついそちらに割いてしまうわけだ。
たとえば現代日本語でもまだ使われる「刎頸の交わり」という表現の典拠は、『キングダム』にも出てくる廉頗と藺相如のエピソードだけれども、トシのせいか、こ