勉強法について考えてみた(分野、スクール、技術書、Udemy、Kindle…
ニート生活を始めて、早くも一週間ぐらいが経ちました。
仕事の傷(?)が癒えてきたため、本格的に勉強を始めています。
客先の仕事に飽き出して、半年前ぐらいからWebを中心とした別分野への興味が段々と湧いてきていました。
その段階から、少しずつ調査や概要だけ勉強したりしていたのですが、今回は本格的に着手することになったため、自分の中での整理を兼ねてこれまでの活動や勉強する分野、勉強法について、語ってみます。
1.きっかけ
Twitter等のSNSではやたらWeb系がフューチャーされています。
「そもそも、Web系ってなんだよ?」という話は置いておいて、私は結構人に影響されやすいのでまずここを調査・勉強していくことにしました。
中学生ぐらいのときにHTMLで自分の日記()を作って公開したりしていた黒歴史があったため、Web系には元から興味があったのです。
んで、調べていくうちにザックリとバックエンド(サーバサイド)とフロントエンドというジャンルに分かれていることがわかりました。
最初、「バックエンドってなんや?」と思ったのですが、調べてみると普段自分が業務でやっているJavaのSpringフレームワークを使用した開発とほぼ同義だとわかりました。
その時点であまり興味がなくなりました。
それで次にフロントエンドのことを調べだしました。
結局、こちらも普段自分がJSPやJavaScriptでやっていることだと分かりました。
この時点で一旦、Web系に興味がなくなりました。
しかし、Twitterではレガシーやモダンがどうのこうのみたいな話がされています「レガシー?モダン?」となったので、次はこちらを調べてみることにしました。
どうやら、普段私が使っているJavaなどの古めの技術がレガシーとされ、新しい技術のことをモダンと言うらしいです。
ちょっと調べてみると使われている技術はかなり違うことがわかったので、今度はこれを焦点にあてて軽く勉強してみることになりました。
2.なんとなく、Web系のプログラミングスクールに通ってみた
Twitterではプログラミングスクールはクソだ、悪徳だ等とやたらと取り沙汰されています。
私も過去に無料でインフラを学べる某スクールに通って痛い目を見た経験があったので、なんとなく分かります。
しかし、
「本当にすべてのスクールがそうなのか?」
「無料だったからクソで有料のちゃんとしたところを選べばそうでもないのでは?」
という思いもありました。
経営や教えるに立った観点でもスクールのリアルな内情も知りたかったというのもあり、Twitterで知り合った人が所属するスクールに通ってみることにしました。
結論から言うと、ここのスクールは現在進行系で休み休み通っているのですが、価格設定は高めだが悪くないなと思いました。
「教材など改善点はいくつかあるな」とは感じましたが、かなり実践的で「能動的に教えない」スクールでした。
とにかく、自習。
とにかく、作らせる。
ググり方、Stack Overflowなどの調べ方は教えてくれる。
メンターは常駐しているので不明点、詰まったら質問。
完全に未経験の人には辛いかもしれませんが、「実務に近い形」で悪くないと思いました。
何を持ってよい、悪いかは人それぞれなのかもしれませんが、私には悪く移りませんでした。
プログラミングスクール=悪という図式は私の中で完全に覆されました。
挫折防止の意味も含めて、未経験の人には悪くない選択肢だと思います。
ただし、場所と相性が大事なので万人にオススメできないですが。
スクールに通わなくても転職はできるしね。
3.なんとなく、Twitterで転職活動してみた
勉強から脱線してしまいますが、Twitterで一時期話題になっていたTwitter転職が気になっていたので自分でもやってみることにしました。
「どうせ、SESやSIerばかりなんだろうな」と思っていましたが、全然そんなことはなかったです。
一応、経験者なのもあったのか、自社サービスや受託開発など色々な企業さんにお声がけいただきました。
結局、どこにも転職しないことにしたのですが、学びが多かったです。
転職しなかった癖にアレですが、それぞれの企業さんの業務領域は簡単な技術書を読むなどして勉強しました。
結果として知見という程の話でもないですが、視野が大幅に広がりました。
なんとなくWeb系というミーハーなスタートでしたが、クラウドやビッグデータ、セキュリティの分野も軽く触れることが出来ました。
学びの意味でも、転職活動はオススメです。
色々と勉強している過程でどれも魅力的に見えたのですが、ミーハーな私はどれかを選ぶことができませんでした。
結果、転職は辞めて自分探しの旅よろしくフリーランスになることになったのですが、それはまた別の話ですので詳細は割愛します。
自分探しのためのフリーランスなんてのもよいではないですか。
4.とりあえず、方向性を決めて勉強することに
色々と考えた結果、結局、今度は腰を据えてWebの勉強をすることにしました。
AWS、ビッグデータ、セキュリティにも興味があったのですが、これらに近く触れられる可能性がある・これまでやってきたことに近い領域がWebであると判断したためです。
AWS、ビッグデータ、セキュリティはどちらかというとこれまでやってきたバックエンドの仕事に近いのですが、一旦バックエンドではなくあえてフロントエンドに手を付けることにしました。
UIの設計などあまりやったことがなく経験が浅いため、自分の弱点はここだと感じていたからです。
また、Web系で使用されるフロントエンドの技術はこれまでのレガシーな環境で触ってきたものとはあまりに違うため、バックエンドよりキャッチアップに時間がかかると感じたのもありました。
5.そんで、勉強の方法も色々試してみた
技術書は主にKindleで購入し、中古や無料でもらえたもののみ紙媒体を使用しています。
特にKindle Unlimitedはよいですよ、JavaScript関係は凄く充実しています。
しかし、正直に言うとあまり頭に入ってこない・理解できない部分もありました。
大体、複数回読めば理解できるようになるのですが、「じゃあ、実際に使えるレベルになるにはどうすればよい?」かが分かりませんでした。
多くの人が指摘されてる通り、実際にサンプルコードを書き写してみて、動かして確認するという作業で理解は進みます。
結局、「手を動かす」しかないのですが、その前段階としてのインプットにはかなり悩みました。
他にもなにか無いかと考え、前々から噂だけ聞いていたUdemyに手を付けることにしました。
結果、これが大当たり!
動画で実際にコマンドを打ったり、コードを書きながら解説していくというスタイルなのですが、自分も合わせてコードを書くので擬似的なペアプログラミングのような状態になり、猛烈に理解が進みました。
動画はとてもオススメです!
特に技術書なんて抽象的な専門用語が羅列されてるため、慣れていない人にとっては苦痛に感じるかもしれません。
動画は大分ハードルを下げてくれます。
ただし、体系的に学べるのは、技術書に軍配があがるかなと思います。
動画でふんわり概要を掴み、書籍で詳細を詰めていくのは効率がよいと思います。
私はしばらく「ざっと技術書を読む→Udemy等で動画を見る→じっくり技術書を読む→スクールのお題」のフローで勉強しようと考えています。
6.そして、飛び込む!
色々語ってきましたが、いくら勉強しても実戦経験がなければ意味がありません。
ここまで語ってきたことを例えると「恋愛の指南本を色々読んだけど、恋人を作る活動や実際付き合ったりしていない」ようなものです。
なので、私は1月から自社サービスの企業さんにインターンにいかせていただくことにしました。
私は結局「とにかく、実践!」なのをSESの実務を通じて感じていました。
技術を勉強しても仕事としての経験がないと、金を稼ぐ・職業として考えた場合にあまり意味がないのです。
とにかく今は初心に返ったつもりで頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。
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