【ゲートルーラー】最新版ご当地メタ情報紹介
これまで4つの記事を書きましたが、少しずつメタも進んできているので、今回は構築理論がどうのといった話は置いておき、ニュース的に身内環境を紹介してみようと思います。以前のものをまだ読んでない方は先にでも後からでも読んでみて頂ければと思います。
※ここではもぎせん以外の環境の話はしていません。ウチでは異なる結論になったよ、などのご意見があれば是非記事を書いてシェアして欲しいです。普通に興味アリアリです。
※3/24追記分
某ま○ログとかいう所で記事の中身が無断でパクられていた(糖質)ので、見た方が誤解をされないように最新情報の追記をしておきます。
結局ファッティはダメでした。理論上はアリだと思うのですが、単に1弾プールでは厳しかったです。
というわけで、1弾最終環境は
・赤桃CNT偏重バーン&ビート (安定挙動で大会向き・実績多数)
・青桃猫OWLライフゲイン (↑に刺さるバーンメタ)
・黄桃ディスペルコントロール (↑↑両方に互角~微有利のハイバランス型)
の3つが最強です。相性こそありますが優劣つけがたい。
3すくみではなく、実際にはこれ以外のデッキも含めて、環境の進み具合、デッキ存在割合を読んでのメタゲームになるかと思われます。
※上のを見る限りだとバーン&ビートダメじゃんと思うかもしれませんが、トップメタ同士で勝ち越せれば正義というわけでもありません。
たとえば「赤桃たたり入りGS」に対して、「バーンビート」なら8割勝てるのに、「ライフゲイン」では6割、「ディスペル」で7割だとすると、環境でどれが勝ち組かというのは難しい話になってきます。
この辺で1弾環境のまとめを終わります。ありがとうございました。
前提の話
このあたりを読んでいただければわかりますが、バーン系のデッキが環境を席巻しています。バーンを主軸にはしていなくても、バーンカード(主にブラキャ)自体は標準搭載のようになっています。
かわりに、たたり搭載のガシャやファッティがほぼ消えました。侵略大帝の流行もあり、ラゴウ・ヴェルオクトも数を減らしました。勝率を高める目的において、 上振れ出力<安定感 と評価されたためです。
現状最有力の一角であるA-赤桃バーン&ビートのリストはこれです。
本題
この速度感に対して刺さってくるのが、回復型のアーキタイプです。リストは、以前にも紹介したこちら。
A-青桃猫OWLライフゲインです。
バーン系が評価されればされるほど、こいつの評価が上がってきています。バーン込みでコンスタントに殴れても、瞬間風速が足りず、回復で受けきられなかなか殺しきれないためです。
この手のデッキを倒すには、わかりやすい回答があります。それは「たたり」ですね。自傷リスクを負ってでも瞬間火力を求めることで、この回復速度を突破できます。これは、地球の重力を振り切るため、スペースシャトルに大きな燃料タンクがついているようなものです。燃費や安全性がどうのとかは言ってられないわけです。
前回、3すくみの図を載せましたが、検証の結果たたりなしガシャではガシャ以外の出力が足りずあまり有利ではありませんでした。謝罪。
前回の図でいう"A-ガシャ&バーン"を"たたり2型"にするとおそらく正しいです(正しくした図を下に掲載します)。また、この場合赤桃ガシャ+αに限らず赤黄ファッティでも良いかなと思っています。ただ、たたり入りは大正義バーンに滅ぼされた関係で、もはや誰も研究しておらず、最新型のリストがありません。誰かやってみて欲しいです。
このような経緯で、天敵が絶滅した猫OWLはバーン環境にブッ刺さっています。
話は変わって、A-赤桃火力コントロールとA-赤桃バーン&ビートの関係ですが、前回の図では火力側優勢でしたが、勝率ほぼ同じぐらいというのが結論です。1コスユニット中心のバーン&ビートはZAPへの耐性が高く、だいたい1対1交換しかできないことが多い上に、倒せた1体はだいたい1コスのユニットなので、コストで言えば3対1交換です。火力側がアドを稼いでもそれによる被害が少ないことで、結果的にはあまり差がつかないのです。リクルーター採用により、バックパッカーを奪われ、盤面の総HPが以前より高くなりがちなのもZAP苦戦の要因です。
また、火力コントロールに刺さるディスペルコントロールの研究を頑張った結果、ディスペルコントロール側のデッキ強度が上がりました。以前は、たとえ相性が良くても、火力側との地力の差もあり勝率はトントン止まりでしたが、現在は勝率ベースでもやや有利となりました。そのリストがこちら。
A-黄桃ディスペルコントロール
ディスペルによるセット破壊と、ルーラーの攻撃を止めるカードにより、猫OWLにも火力コントロールにも微有利が付きます。バーン&ビートにもトントンです。現状の身内環境ではこれがバランスが良く最強かも。
前の有料記事を購入して下さった方へ:
ありがとうございました。今も、火力コントロールが出力最高の万能デッキであることには変わりありません。回復込みで多くの枚数にアクセスできることによる再現性の高さで、「あっさり負け」のリスクも低く、攻めにも守りにも使える火力札は相手を選びません。もし外部の大会に持っていくなら迷わずアレにします。
また、あれはZAPやエーテル方違えを最も多く連打できるデッキでもあります。だからこそ、「ディスペル」や「対ZAP構築」がメタとして輝きます。ZAPで止まるグラン、方違えで止まるガシャの存在を牽制するなど、環境における重要な役割も持っています。
K-青黄ドロー&ダメージカット(守山武)
回復による耐久ではなくダメージカットによる耐久の方針で作られたデッキ。少し時間がかかりましたが、磨き終わってとうとう完成形になったので新規メンバーとして紹介します。ガシャドクロに弱いという点で、相性関係は猫OWLと似ていますが、突破力の低い猫OWLに対して微有利が付きます。
メンバー紹介を終えたところで、一度まとめてみます。
・A-赤桃火力コントロール
・A-赤桃バーン&ビート
・A-青桃猫OWLライフゲイン
・A-黄桃ディスペルコントロール
・K-青黄ドロー&ダメージカット
・A-赤桃/赤黄たたり2ガシャ+α(未開発)
表にしてみるとこんな感じ。なおこれは実戦のデータを基にしたものではなく感覚によるものです。また、○と△については勝率にすると誤差レベル(55:45以下の差程度)です。
左上の4×4エリアを重視すると、勝ち組はディスペルコントロールですね。
猫OWLは有利対面が少なく見えますが、バーン&ビートは例えばK青桃あたりも含む広いデッキタイプで人気も高いので、実数では圧倒的に多く、表での印象以上に有力です。
ドロー&ダメージカットも、嫌がらせかと言わんばかりに、僕の2つの持ちデッキ(火力・OWL)に効きます。作った奴は性格が悪いと思う。
ただ、ガシャという弱点が大きすぎるため、外に持ち出すには度胸が要りそうです。
まとめ
環境に残ったデッキたちも特徴がはっきり、とがったものになってきました。
個人的には
・外部の大会に出るなら火力コンかバーン&ビートが丸い
・身内環境での勝ち組はディスペルかOWL
・守山武は嫌がらせファンデッキ(ただしとても強い)
・OWLと守山をこらしめる、たたり入りで高出力のガシャ(未完成)
みたいな印象です。
たたり入りガシャ系の洗練されたリストください!
1弾環境最後の心残りはそのくらいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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