10月の活動記録(ニートが職場体験に行ってきた話)

10月は、「社会復帰の一歩として(私が通っている)支援施設が入居している建物の手伝いを行わないか?」という依頼が発生したので、やってみることにした。
その建物は、割と安く貸しホール的なこともやっており、作業としては、時間ごとの入れ替え時の清掃や、会場準備がメインだった。

作業初日は、非常に緊張した。かつてのアルバイトを思い返すと、大体は上司とうまくいかなかったり、うまく仕事を覚えられず迷惑をかけていることや、これまでの就職活動やアルバイトの面接で、自分のそんな使い物にならない(利益にならない)本質を見抜かれているのか、尽く機会を逃し続けているという経験から、今回もそんなことが起きてしまうのだろうかと思っていたからだ。

実際始めて見ると、支援施設へと求人をしているようなところもある為理解があるのか、責められることもなく仕事をすることができた。重いものを持つなどの肉体的にきつい要素もあったが、軽い事務や清掃・会場準備というルーチンワーク且つあまり人とも積極的にコミュニケーションを取らないといけない仕事でもないからか、無事7日間勤めることができた。

勤めた結果今は「できたなぁ」という印象しか得なかった上、履歴書にも書くことができないぐらい短期の活動であった。多くの人は「こんなことをしている間に面接を受けたり対策をしろ」など思うだろうし、自分も「これが給料が出る仕事だったらな」と思っていたのは事実だ。しかし社会との接点がある、少なくとも時間を潰すことができ誰かの迷惑をかけていないというのは、私にとって、つかの間ではあるが、安心できる期間ではあった。
性質上私は目的に向かって短距離に行けず、わりと回り道をしてしまうタイプなのだが、これが今後、再び就活やアルバイトの面接へと赴くことができる勇気の一部になればなと思っている。

サポートしてもニートが就職活動に使う交通費になるだけですのでやめておきましょう