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ポートレート撮影において僕が心に留める「10のこと」
2021年8月から始めたポートレート撮影がまもなく1年を迎えるらしい。
(他人事。。。)
撮影をしていてやっていいこととあかんことっていうのが少しずつ経験しながらわかってきた。
基本一回やらかさないとわからないことだけどちょっとだけその経験を受けた教訓的なことをせっかくなので残していこうと思います。
※本内容は自分が個人的に心に留めていることであり、あくまでみなさんの参考になればと思う次第です
心に留める「10のこと」
というわけで早速心に留める「10のこと」は以下である
①いい写真はモデルさんのおかげ、悪い写真はカメラマンのせい
②返信はスピーディーに
③コミュニケーションはキモくなく
④レタッチ完了まで誠意を持って対応
⑤機材を言い訳にしない
⑥SNSには積極的にアップせよ
⑦年齢に関係なく「さん付け」
⑧写真はひたすら分析する
⑨自分を初心者と言わない
⑩モデルさん以上の清潔感を目指す
正直文字を読めばわかることです。
ただ、物好きな人もいるかもしれないので一応細かく解説していくので気になる方はぜひ読んで生かしてほしい。
①いい写真はモデルさんのおかげ、悪い写真はカメラマンのせい
これはずっと思ってることではある。
モデルさんのSNSにいい写真があるなら(だからこそ撮影をさせていただいているのであるが)いい写真にならないのは確実にカメラマンである自分の力不足である。
少なからず機材の違いはあるにせよ、「いい写真」というのは機材に左右されないようなな部分が多く占めていると感じる。
後述もするが機材が大きな影響を与えるほどSNSの画質はよくない。
そうなるとやはり構図だったり、引き出せた表情だったりが分け目となる。
それができないのは圧倒的にカメラマンのせいである。
あとそもそもモデルさんを言い訳にするクソ野郎はポートレート撮影をする資格はない。
一生マネキンや猫でもとってうんちくを語ってればいい
っとちょっと強い言葉になってしまいましたが、心情は一切嘘はなくやはりカメラマンとしてそこを言い訳にするならその程度の人なんだろうなって感じてします。
![](https://assets.st-note.com/img/1657882488522-2ZA5gQy7uZ.png)
②返信はスピーディーに
これは意外とおそろかにする人が多いんでないかと思うことNo1である。
「いい写真が撮れるならなんでもいい」ではない。
そんなのは大前提なのでそこからどこまでプラス要素として持っていくかでまた撮りたいと感じるのであると信じてる。
彼氏彼女の駆け引きじゃないんだから返信が遅くていい理由なんてない。
その数秒でストレスになったり、機会を逃したりするんだよ。
人生経験上返信が遅いやつのでも仕事ができるやつはいるが早いやつは大体仕事ができる。
最初は大変かもしれなし、忙しいかもしれないが少なくとも1日以上何も連絡できないほど忙しい人がいたらみてみたい。
そういう忙しい人ほど返信は秒でする。
結局忙しいを言い訳にするのは仕事ができない優先順位がつけられないだけ
後にしてもいいことなんて1つもないんだから。
今からでも遅くないので溜まっている返信を今この記事を読んでる途中でもいいので返してみてはいかがだろうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1657882536407-XaSF34GLsn.png)
③コミュニケーションはキモくなく
これは撮影時はもちろん撮影を調整している時、撮影した後も言えることである。
キモい人はキモいことをわからないっていうけどそれは知ろうとしてないだけだと思う。
要するに自分を客観的に見れてないだけ。
言葉ひとつ、動きひとつ取ったってキモさは滲み出てくるものである。
インスタの投稿でも言葉遣いで「こいつやばいな」って思う人がいる。
個人的に全てのモデルさんを「ちゃん」付で呼ぶ人は結構危ない。。。
(もちろんちゃんとした信頼関係がある人に対してなら問題ない)
TPOや年齢的にってのももちろんだが一瞬でわかるようなキモいコミュニケーションを取ってるかもしれない。
一度自分のDMや投稿、話している言葉を確認した方がいいと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1657882597532-Jggjj9A0uY.png)
④レタッチ完了まで誠意を持って対応
写真撮影、特にポートレートは撮影してはい終わりではない。
撮って出しを納品するだけだったとしてもだ。
モデルさんから聞いているとレタッチがめちゃくちゃ少なかったり、遅い、いうまでくれない、最悪渡してくれないってこともあるらしい。
レタッチは時間がかかる作業だ。
自分の場合で考えると1枚少なくとも5分は必要で計算している。
もちろん度合いは人それぞれだが誠意があるならしっかりレタッチすることまでがポートレートだと言えるのではないだろうか?
2度と写真を撮らないとしても絶対にそこは曲げてはいけない。
⑤機材を言い訳にしない
そりゃいい機材の方がいいでしょ?と思うかもしれないがSNSにアップされる写真にどこまで影響するだろうか?
参考にインスタだとこんな感じです。
画像サイズ
・縦長 4:3 1080ピクセル×1350ピクセル
・正方形 1:1 1080ピクセル×1080ピクセル
・横長 1.91:1 1080ピクセル×566ピクセル
数字だとイメージしにくいかもしれないが自分が撮影した画像で比較するとこんな感じだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1657914997717-74EEH5gt6J.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1657915003232-FrY37vCtDn.jpg?width=1200)
model 三枝れおさん
確かに落ちるがそんなに気にならないですよね?
というか正直ぱっと見では見分けはつかない。。。
機材が良ければもちろん綺麗に撮れるかもしれないがそれがいい写真に直結するとは感じない。
やはり①でも触れたが、構図や表情で如何様にもよくなる要素はあるのだ。
その点が100点で初めて機材の所為にできるのだがそんな人間いるわけない。
絶対に機材を言い訳にしてはいけない。
というか言い訳にするぐらいならレンタルして撮ってみろ。
⑥SNSには積極的にアップせよ
これはどこでも言われているがやはり人の目に晒されるべきだ。
SNSのいいねは結構いいねがつきやすいものって写真がある程度アップしていると見えてくる。
そのマージンを取り払った上で判断できるかなと思う。
自分がいい写真 = みんながいいと思う写真
上記は圧倒的に成り立たない。
もちろん当てはまる場合もあるが最初のうちは「なんでこれが?」っていうことしか起きなかった。
一年たってやっとわかってきた自分なりのルールはあるのでそこを信じて自他ともにいい写真に辿り着けるといいかなと思う。
そのためにもやはり積極的にSNSに掲載は必要である。
![](https://assets.st-note.com/img/1657917202886-8pgJYOjckY.png?width=1200)
⑦年齢に関係なく「さん付け」
ここだけあまり人によっては参考にならないかもしれない。。。
コミュニケーションのところでもちょっと触れたが自分は基本的に◯◯さんというようにしている。
あとよっぽど仲良くないと基本的には敬語を崩さない。
カメラマンのyoutuberを見ていて思うのだが、とてもモデルさんに対して偉そうに見える。
本当はそうではないかもしれないがこの人ってお店の店員さんにも同じように偉そうな態度をとるんだろうなって感じてしまう。
後自分もいいおっさんなので若い人をちゃん付で呼ぶのは気持ち悪い。
こういうところがポートレート撮影なのかパパ活なのかわからなくなる要因ではないだろうか?
比較的コミュニケーション能力は高めだと自負しているが、そういう勘違いがトラブルにつながるため、基本的には敬語で話をさせていただいておる。
やっぱりキモくはなりたくないのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1657917294708-OXjYmdOI7i.png?width=1200)
⑧写真はひたすら分析する
自分の写真はもちろんだし人の写真も全てにおいて言えることだ。
いい写真は比較的よく分析をすると思うが、それと同じぐらい悪い写真を見るのも大事だと自分は感じた。
この人のこの写真画質はめっちゃ良さそうでプロフィール見るといい機材使ってそうなのになんでイマイチなんだろう?って観点を持つといい。
いい写真は偶然撮れる場合があるが、悪い写真は避けられる。
悪い写真のここがダメっていう点がわかるとそれを避けることで同じような失敗を避けることができる。
例を挙げるとこんな感じの失敗があった
撮影する高さが悪くて足が短く見えてしまった
見上げすぎて鼻の穴が見えてしまった
安易な日の丸構図で主題が主張しすぎてしまった
シャッターを切るタイミングが悪く反目が多くなってしまった
ここら辺はあくまで自分の失敗例だが他にも色々探せば出てくる。
逆にいい写真を見るってのは聞くが世界には反面教師も溢れているのでぜひ参考にしてほしい。
⑨自分を初心者と言わない
これは自分最初やってしまっていた。
どうしても始めたばっかりなので言い訳をしたくなってしまうのだがこれだけは記載している方は早めに削除した方がいいです。
撮影がうまくいかなかった時の言い訳でしかない。
初心者だからとってほしいなんてことはありえないと思っているし、撮影の後いい写真がなかったのを「自分初心者って言ったよね?」とモデルさんに言っているようなものだ。
逆にそういう意識だと成長は圧倒的に遅くなる。
失敗できない(基本そんなシチュエーションはないだろうが)って意識が1枚1枚に熱を込める要素になっていくんだと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1657916409543-vdoR5Vo3Xt.png)
⑩モデルさん以上の清潔感を目指す
あくまで目標だが外見っていうのはやっぱり重要である。
少なくとも不潔より清潔の方がいい。
清潔ということは、言い換えるとちゃんと気を遣えるってことで客観視して自分を見れている証拠だと思う。
高いものを買えと言っているのではない同じTシャツ、ジーンズでも綺麗に清潔にすることは簡単にできる。
今ならユニクロで十分いいコーディネートができる。
もちろん服装でカメラの実力が上がるわけでないのだが相手に対する安心感だったり信頼感は上がるものである。
まとめ
ということで独断と偏見で自分が心に留める「10のこと」を記事にしてみた。
異論は圧倒的に認めます。
その上で1つでも読まれた方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
![](https://assets.st-note.com/img/1657916699293-mFFTSOwy1R.png?width=1200)
-ねこじ-
2021年春に一眼レフを購入。日常を切り取る非日常に楽しみを見出す。
2021年夏よりポートレート(人物撮影)を始める。
やってみてから考えるを心情に撮りまくる日々を過ごしている。