【初心者カメラマン必見】撮影後の当日にした方がいいこと(ポートレート)
どうもねこじです。
偉そうなタイトルですが、ポートレート撮影をして
「あぁ前のレタッチ終わってないのでまた撮影が1つ終わってしまった」
って思ったことはないでしょうか?
今回はそんなレタッチ難民のための自分なりにやってることを書きたいと思います。
撮影後の当日にした方がいいこと
まずは結論から言うと以下のことを少なくとも当日中にはした方がいいです。
それぞれ細かく見えいきます。
①レタッチ候補の選定(精度80%)
まず最も重要なことはレタッチ候補を自分なりに選ぶことです。
最終的にレタッチする枚数よりもうちょっと粒度を荒めに選びます。
あとで「これはなし」としてもいいので一旦全データをなめることで0からスタートではなくなるからです。
自分は家に帰ると他にもやることが見えるので帰りの電車で絶対に選び切るようにしてます。
選びきれない場合最寄えきのホームで選ぶまで家に帰りません。
②レタッチソフトへデータの転送
自分の場合は候補の選定をレタッチソフト上でやってしまうので正確には①より先にやりますが、まずはソフトにデータを転送します。
そうすることで①と同様始めることのスタートラインから一歩踏み出せるからです。
自分はiPad+Lightroomでレタッチなので撮影が終わりモデルさんと別れたあと電車を待つタイミングで転送を開始します。
ちなみに転送には以下のカードリーダーを使用してます。
③モデルさんと撮って出しデータの共有
ここは人によるかもしれないのですが、レタッチ写真をモデルさんに選んでいただいている方は当日のうちに共有することが必須となります。
ここは持論ですが次工程があるのに連絡が遅い人は信頼できないからです。
選んでいただくのであれば早く渡した方がいいに決まってます。
遅れることで全体的な納期が遅れ、ひいては次のレタッチがどんどん溜まっていきます。
自分はiPadからに保存後共有でこちらも可能な限り帰宅前に終わらせます。
ただ、データ転送に時間がかかるのでそこも考慮して動くといいかと思います。
④数枚実際にレタッチしてみる
再度に、本当に1枚とかで構わないので実際にレタッチしてみるといいです。
光とかモデルさんの肌等によってどれだけ優秀なプリセットを作っても調整は必要となります。
1枚にどの程度時間がかかるかを事前に把握することで全体の終わりが見えると思います。
ちなみに、ここでできたものはモデルさんと共有して確認いただくことでレタッチの方向性を事前に合わせることもできますのでおすすめです。
おわりに
レタッチの心得
と言うことで撮影当時にやった方がいいこと(自分が心がけていること)でした。
始めたての頃は月に1,2回だった撮影も沼にハマるにつれてどんどん増えていきます。
ポートレートにおいてレタッチは「トイレで手を洗った後にハンカチで手を拭くこと」ぐらい重要だと思います。
要するに基本的には必修科目ってことです。
もちろんレタッチの度合いは人それぞれだと思いますが、撮影したいと思われるカメラマンほどしっかり、丁寧にやっていると考えてます。
ポートレートは、撮影で終わりではありません。
レタッチして初めて本当の作品として成り立つものだと自分は確信してます。
※異論は全力で認めます
2倍の時間をかけて100点を出すのも大切ですが、写真は特に季節物も多く生物です。
SNS全盛のこの時代、桜のポートレートレタッチがGWに終わりましたじゃ話になりません。
信頼できるカメラマンになるために(自分も努力中ですが)マイナス要素はどんどん排除してきましょう。
皆さんのポートレートライフが楽しく充実したものになることを祈ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
-ねこじ-
2021年春に一眼レフを購入。日常を切り取る非日常に楽しみを見出す。
2021年夏よりポートレート(人物撮影)を始める。
やってみてから考えるを心情に撮りまくる日々を過ごしている。