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【KIRA因数分解】電通黒字決算

ちょっと新しいことを初めてみる。

『嫌い』という感情を因数分解してどういうことでどういう解決があるのかを見ていきたいと思う。

続くかは気分次第。。。

では始めます。

まず一発目は『電通の黒字に対する嫌悪感』をKIRA因数分解してみる。

人々の怒りの受付窓口「yahooニュースのコメント欄」通称「ヤフコメ」をみていこう。

給付金業務を受託した700億が、どのようにこの決算に影響してるか教えてほしい。
委託転がしとかブラックなことばっかりしてないで少しくらい国民のためにやってみろ。企業だから利益出さないといけないのはわかるけどやり方が完全に悪なんだよ。

まず『給付金業務』からいきましょう。

これはいわゆる国からのお仕事で言ってみれば税金からの受注。

たぶん『俺ら、私達が払った税金を使いやがって!』という心かな。

自分が汗水流して払ったお金を使いやがってという気持ちだ。

電通の社員にしてみてもこれは汗水流して稼いでるお金でもあるからいわゆるブーメランになってる。

ただこの文章は論破を目的としていないので違う角度から見てみよう。

根本は国への不満だと思う。

いや、正確には『国』ではなく『政治』ないし『政治家』なのかな。

税金を運用する会社が国でそれを実際に決めているのが政治家だ。

既知の事実だか政治家は投票で選ばれる。

最近はTwitter村でかなり選挙のコメントが目立ってきている。

ここで投票率の推移を見てみよう。

記憶に新しい平成21年の政権交代の時はそこに向かい急激に投票率が高かった。

その次にガクンと下がってまた政権交代した。

投票とは言ってみれば多数決で、『みんなで決めたからいいでしょ』精神から成り立ってる。

またまた最終的にはブーメランで戻ってきてしまった。

ここから見えてくるのは『あくまで責任は自分にはない』ということと『儲かりやがって』という僻みなのかなと感じた。

これが赤字だったらどういうコメントになるのかな?

たぶん給付金業務受注したのに儲かってない、ざまあみろか、そりゃ受注するよね?というよくわからないマウンティングかな。

みんなが大好きな『お金』と大嫌いな『金儲け』をそろそろちゃんと見直すことで『金儲け』=『頑張ってる』ってマインドを浸透させるしかないかな。

そうすれば妬みも薄れ自分のやることをやっていかなくちゃって考えになる。

では2つ目のコメントを見よう。

委託転がしとかブラックなことばっかりしてないで少しくらい国民のためにやってみろ。企業だから利益出さないといけないのはわかるけどやり方が完全に悪なんだよ。

電通の企業理念は以下である。

世の中の変化を的確の捉え、社会的価値の創造によりサステナブルな社会の実現を目指します。

サステナブルという言葉がわかりにくいが、「サステナブル(Sustainable)な社会」とは、「持続可能な社会」を意味するらしい。

なので要約すると

世の中いろいろ変わってくけど、変わるところを見つけて、そこに価値を見出し、持続可能な社会を実現する

ということです。

もちろんこれは企業で働く人を守ることを前提としてだ。

つまり、黒字を保ちつつ社会を持続させていくという言葉に言い換えられる。

例えばここで言うやり方が悪という言葉を書いてる人はほぼ100%電通のやり方で被害を受けていない人だ。
違ったらごめんなさい。

ではなぜ『悪』という言葉を使うのか?

この人にとっての正義があってそれを侵害してると考える。

結局儲かるためには儲かるシステムを自分で作るしかない。

多くの企業はそうやって誰かが損をしてでも儲かるシステムを構築する。

つまりこの人は自分自身が儲かるシステムの中にいれていないのだろう。

だからそのシステム自体を否定する。

『利益をださないといけないのはわかる』と言ってることからお金は欲しいという気持ちは見える。

自分がいまいるシステムの中が気に入らなくて、うまくいってる(儲かってる)システムを見ると嫌悪感を抱くのだろう。

それを解決するには、2つしかない。

『力技でシステムを再構築する』か『そのシステムから自分が抜け出す』かである。

どちらもそれなりに勇気と踏ん張りが必要で、できないということは自分自身がそれを選択してるからである。

現状とリスクを天秤にかけて現状を『選択』しているのはその人自身なのでおそらく誰がなんと言っても変わらないだろう。

変わるには自分で気付くしかない。

これだと少し乱暴なので、うまい方法はないか考えてみる。

大事なのは『気付くこと』だ。

自分の体験でしか人は気付くことはできない。

人の言ってることには耳を貸さないのだ。

一度成功を体験させるのが一番手っ取り早い。

小さなことでもその人に価値をもたらすシステムを一緒に構築するのだ。

大事なのは『一緒に構築する』というところで小さな成功体験が自信をつけることができる。

いかがだったろうか?

嫌いなことを因数分解していくといろいろと見えてくることや持ってはいけないマインドとかも見えてくる、、かもしれない。

時事ネタを考えるきっかけにもなるし少し続けて見ようと思います。

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