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お金について考える

まだ覚えてるだろうか?100日後に死ぬワニの話を。

たぶん、もうほとんどの人にはあったねそーゆーこともとなっていると思う。

今回無料と有料について考える上でワニの件は外せないです。
今回はお金を稼ぐことはという観点からいろいろと見ていきたいと思う

自分みたいに大量の文字を読めない人のために結論を書くと。。。

お金を稼ぐことは悪という潜在意識がある
クリエイティブにお金は必要
無料で手頃になった瞬間に文化は死ぬ

まずはお金についてです。

お金を稼ぐこと

色んな人が言ってる。

生きていくために1番必要な知識なのに学校ではお金を稼ぐことについて教えない。

もしかしたら意図的に教えてないのかもなとは思ってるけど推測は置いておくとする。

持ってるお金をお年玉であげると言っただけで批判されるんだよ。

『えっいらないの?!』って思ってましった。

お金を持っている人へのひがみっていうのもあるがなんかそれだけではないのはこう言った「お金を稼ぐ=悪」という潜在意識かなって考える。

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だって税金だって納めているし、元々お金持ちの家の人もいるかもしれないけど、自分たちが簡単にできないようなことや、思いつかないようなひらめきを持って、耐えられないようなことを積み上げてお金を得たのに挙句非難されるって意味がわかないよね。

映画や漫画でも悪者で描かれがちだけどやりたくないようなこともめちゃくちゃあったと思う。

自分も常に金欠だからひがみって感情はとてもあるし、できることならお金が欲しい。

だけど正直言ってお金の勉強とかは全然してなくて、色々不安だ、、、、

おっとちょっと話が逸れてしまったが、要するにお金を稼ぐこと自体は全く悪いことではないし、たどり着くまでの努力は絶対に文句しか言わない奴はできないやつだぞって考えるんです。

ワニの件

冒頭でも書いたがもうほとんどの人が忘れていると思う「100日後に死ぬワニ」についてだ。

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知らない人はほとんどいないと思うがあらすじを少し書くと。。。

主人公は服を着用し人語を話すオスのワニである。
先輩のワニや親友のネズミと過ごし、第1話から100日後に死を迎えるワニの過ごす日常生活が描かれる。
4コマ目の下には死までの日数がカウントされ、1日1話更新されるたびに残り日数が減っていく。
連載中の時期と連動しており、正月などの文化も作中に反映される。
wikipediaより

100日目が近くに連れてメディアでも取り上げられたりして、有名人含めいろんな人が毎日カウントダウンしていった。

最後はひよこを庇って事故にあって死んだ(と思われる)のだが、ありきたりな日常があっても別れは突然なんだって改めて感じる作品だった。

「いつか死ぬ」生きているということはいつか死ぬということ。自分の「終わり」や周りの人の「終わり」それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています。
きくちゆうきさんコメントより

いつもの日常が続きと思っても突然何が起きるかわからないっていうのは言われても意外と理解できない。

だけど今回このワニに感情移入できた人が多かったからこそ意味があった作品だったなって思った。

あと最後の100日目は最初から決めていたと言うことだが、LINEのスタンプで以下があって、なるほどなって感じた。

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とまぁここまでは作品についての話。

この最終回を迎えた後に事件が起きた。

100日を迎えたとたん突然お金の匂いが充満してきてそれまでの感動を返せ!と大炎上した。

外出禁止をいいことにワニについて色んなYouTubeを見漁った結果一番分かりやすかったのは「ぱくゆうチャンネル」さんの動画

『100日後に死ぬワニ』炎上についてクリエイターが思うこと
https://www.youtube.com/watch?v=e3pd1tRvdkg

100日が終わった瞬間、書籍化、グッズ化、映画化、いきものがかりの曲とコラボで炎上

電通案件疑惑

翌日配信で電通案件否定

結論:プロモーションの人が下手こいただけ

わかるけどタイミングよね。。。ってのが正直な感想だ。

楽曲制作の観点で言うとまぁできなくはないスピード感だと思う。

その証拠にいきものがかりの水野良樹さんが翌日にレコーディングをしていたであろう時期の呟きを Twitterでリツイードしている。

ここからはあくまで推測になるが、おそらく1週間後に諸々を発表しても批判されただろうなと言うところだ。

「もうちょっと余韻にひたりたかった」と言う意見が非常に多く見られた。

もちろんその通りだと思うが、その余韻の時間というのも人によって異なる。

1日でいい人もいれば、1週間、1ヶ月、半年、1年。。。

大袈裟に書いているが全員が納得できる時期なんてないんじゃないだろうか。

このみんながストレス溜まっていると言うタイミングもよくなかったかも。。。

あと1つ気にして欲しいのが、一般ピーポーからの批判は多いがクリエイターからの批判がほとんどないことだ。

「多分、そうだよね。。わかるわかる。。。」

って思っている人が多い気がする。

今回100日目に諸々発表をしたことは、広告代理店からすると意図的だったのかもなって感じる。

結果的に売れればいいのだ。

炎上商法って言い方はあれだが、1000人に嫌われても一人に好きって言われればいい。
もちろん今回は作者は意図してないかもしれないが。。。

これもお金を稼ぐことにつながるのだが言ってみれば、シンデレラストーリーで、無名のきくちゆうきと言うクリエイターがたった100日で誰もが知っている人間となり、その結果お金を得ることができる。

Twitterは無料だ。

youtubeと違い広告費もでない。

だからこそその後につながるかが非常に重要となる。

無料だったものに対して、いきなりお金の匂いがしてきたことで嫌悪感が出たのも今回の騒動の一つの要因だったと思う。

個人的にはいきものがかりも好きだからこの「生きる」をライブで聴くたびに自分はワニのことを思い出すと思う。

無料配信と言うこと

ライブハウスでお客さんを入れてのライブがなかなか厳しい時期である。

その中で配信ライブをするアーティストが非常に増えている。

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来ない予定だった人も見れると言うメリットがある一方、当初予定していたライブの代わりならいいのだがずっと無料配信をすることのデメリットがあるかなと考える。

要するに

無料配信を前提として続けていくと文化が死ぬ

と言うことだ。

ちょっと大袈裟なんだけど、無料によってそれが当然となったとき、その無料ライブの裏にある費用は一切吸収できなくなる。

条件はあるが各種配信サイトにちゃんとお金を受け取れる手法も用意されている。

ライブは生物でやっぱりその場所で息遣いを感じることが一番好きだし、それを信じているからこそ早くライブハウスのライブに行きたいシンガーソングライターおじさんの私だ。

遠方にいたり、顔を出してないで元々配信を主にしているアーティストならいいのだが、ライブアーティストは最終的にはライブに戻ってくる。

その時に、あなたの音楽が安売りされすぎてないか?と言う心配がある。

聴けることで別に配信で聞けたからいいやとか、また配信やってくれたら聴くよとか言う人が多くなってないかな?

それがとても心配だ。

最初から全部有料だとって抵抗はあると思う。

そんな時は最初の10分は無料でその後は有料で見れますとかでもいいと思う。

あなたが音楽を作って準備をする時間に対する対価は全く支払われなくなっちゃうんだよ!

いろんな考えがあるのはもちろん理解しているつもりだけど、無料で聞けすぎるとその文化は安くなり、最終的に死ぬと思ってる。

無料になれた挙句に、お金をとろうとすると結局最初のお金=悪と言う図式に戻ってきてしまうんだ。

まとめ

最初に書いたが言いたいことはこの3つである。

お金を稼ぐことは悪という潜在意識がある
クリエイティブにお金は必要
無料で手頃になった瞬間に文化は死ぬ

クリエイティブな物にはやはり対価が必要で、それを悪とか考える潜在意識はどうしてもある。

友達に無料でイラスト描いてなんて死んでも言っちゃいけないよ。

あなたが1日働いたお金をそのままワシにくれ!って言っているような物。

だからこそどんなに親しい人にもお願いする以上はちゃんとビジネスとしてお願いしたい。

どれだけ仲良くてもだ。

無料ってのは聞こえがいい言葉だけどそれは受ける側にとってで提供される側にとってではないことをしっかり考えて欲しい。

最後に

色んなところでストレスが膨張している中、多分些細なことで誰かのせいにしたくなる気持ちもわかる。

だけどそれでは何も始まらないよね?

簡単に変わることができるものはないと思っているかもしれないけど一番近くにあって、それは自分の意識だと思う。

『常識とは18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない』

アインシュタインの有名な言葉だ。

これは決して自分の中の常識を変えることができないって言っているんじゃなくて、理解することで変えることもできるんだよと言っているんだと自分は解釈している。

会社、政治、家族、、、、色んな他人に何かを言うのもわかるがもう少し自分が本当にできることを死ぬほど考えてみて欲しい。

騒動が落ち着いたらと言うがそれまであなたが生きているって保証はどこにもないんだから今一番大事なものを考えて行こうよ。

なんか話が最終的にそれちゃったけどこんな感じで締めます。

長文読んでいただきありがとうございました。

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