SMCの用語と解説 其の壱
SNSでよく見かけるSMCの用語の解説をしたいと思います。
ざっくりとした解説なので、雰囲気を掴んでくれたらいいかなと。
あと、あくまで自分の解釈なので間違っているところがあるかもです。
順不同です。
ほないくでー!
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1.OrderBlock
オーダーブロックって何やねん
オーダーブロックちゅうんは、ようけ金持ってる偉いさんらが相場で仕掛けるとこやねん。簡単に言うたら、「ここで相場が反転しそうやで〜」ちゅう価格帯のことやわ。
どないして見つけんねん
まず、相場の波を見つけんねん。上がってた相場が下がり始めたとこ、もしくは下がってた相場が上がり始めたとこを探すんや。そこにある陰線か陽線の始値あたりがオーダーブロックになりそうやで。
なんでそこが大事なん
そこには、偉いさんらの注文がようけ集まってんねん。言うてみれば、相場の燃料タンクみたいなもんや。ここで価格が反転する可能性が高いんよ。
どない使うんや
オーダーブロックに価格が戻ってきたら、そこで反発するかもしれへんから、エントリーのチャンスやで。ただし、入り方はいろいろあんねん。オーダーブロックにタッチしたらすぐ入る方法もあれば、ローソク足のパターンを見て入る方法もあるわ。
気をつけなあかんこと
オーダーブロックは当たり前やけど、絶対ってわけやあらへん。相場の状況をよう見て、他の指標とも組み合わせて使うのがええで。あんまりこれだけに頼りすぎたらあかんで。
ほな、これでオーダーブロックのことがちょっとは分かったやろ?難しいところもあるけど、ちょっとずつ慣れていったらええねん。
ちなみに、オーダーブロックにはFVGみたいに引き寄せる性質はあらへんで。
2.FairValueGap(FVG)
FVGちゅうんは、Fair Value Gapの略やねん。日本語で言うたら「公正価値の隙間」みたいな意味やけど、ようは相場のチャートに空いた穴みたいなもんや。
FVGの正体
FVGは、ローソク足3本見たときに真ん中のローソク足が左右のローソク足と隙間空いてる状態のことやねん。こないな感じや。
最初のローソク足
真ん中のローソク足(これが隙間作る)
最後のローソク足
この隙間が「公正価値」から外れてもうたって考えるわけや。
FVGの種類
FVGには2種類あんねん。
強気(ブル)FVGは上向きの隙間。値段が上がる可能性あるで。
弱気(ベア)FVGは下向きの隙間。値段が下がる可能性あるで。
なんでFVGが大事なん?
相場ちゅうんは、こういう隙間を埋めようとする性質があんねん。だから、FVGがあると、そこに向かって値段が動く可能性が高いんや。
FVGの使い方
サポートとレジスタンスや。
FVGは値段の動きを止めたり、跳ね返したりする力を持っとるんや。
エントリーポイント
FVGに向かって値段が動いてきたら、そこでトレード入るチャンスかもしれんで。
相場の方向性
FVGがどっちに向いてるかで、相場全体の方向性も見えてくるかもしれんな。
注意点
でも、FVGがあるからって必ず値段が動くわけやあらへんで。他の指標とか相場全体の流れも見んとアカンで。
3.ERLとIRL
IRL
まず、Internal range liquidityいうんは、相場の中で動いてる値幅の中のことやねんな。例えば、フェアバリューギャップ(FVG)とかオーダーブロックとか、そういう相場の中の重要なポイントのことや。
ERL
一方、External range liquidityいうんは、相場の外側にある前の高値や安値のことやねん。ようするに、相場が大きく動いたときに、そこまで行くかもしれんっちゅう所やな。
Internal range liquidityは、相場の中で動いてる間に使われるんや。例えば、FVGを埋めに行くとかな。
External range liquidityは、相場が大きく動くときに使われるんや。前の高値や安値を超えようとするときにな。
ほんで、面白いのは、この二つが交互に働くんや。External range liquidityを取ったあと、今度はInternal range liquidityを探しに行くんや。そんで、Internal range liquidityを取ったら、また次のExternal range liquidityを目指すんや。
こないして、相場はグルグル回ってんねん。
せやから、FVGを埋めるんは、Internal range liquidityの仕事や。でも、そのFVGが相場の外側にあるんやったら、それはExternal range liquidityになるかもしれんな。
ようするに、相場はもっと複雑で、いろんなことが絡み合ってるんや。単純に「これがこうや」いうて決めつけたらアカンで。相場の動きをよく見て、状況に応じて判断せなアカンのや。
4.inversion FVG
ええか、inversion FVGちゅうんは、普通のFVG(Fair Value Gap)がひっくり返ってもうたやつのことやねん。
まず、FVGちゅうんは、チャートでローソク足3本見たときに、真ん中のローソク足が左右のローソク足と隙間空いてる状態のことや。普通やったら、この隙間埋めようとする動きが出てくんねん。
せやけど、inversion FVGは、その隙間を無視してまうねん。つまり、FVGの価格帯をぶち抜いて、終値が確定してもうたってことや。
こうなったら、もうそのFVGは逆の役割果たすようになんねん。例えば、上向きのFVGやったのに、下に抜けてもうたら、今度はその価格帯が上値の重たいとこ(レジスタンス)になんねや。逆に下向きのFVGが上に抜けたら、今度は下支えのライン(サポート)になるわけや。
ちなみに、このinversion FVGのことを「iFVG」って略して呼ぶこともあんねん。
要するに、inversion FVGは「裏切り者のFVG」みたいなもんや。最初の役割とは逆のことしよるんやから、相場見るときはこいつの動きもようチェックせなアカンで。
5.PD Array
まず、PD Arrayちゅうんは、スイングハイ(直近高値)とスイングロー(直近安値)にフィボナッチのラインを引くとこから始まんねん。
50%ラインの大事さ
50%のとこがEquilibrium(イクイリブリアム)言うて、めっちゃ大事なポイントになんねん。
プレミアムとディスカウントの分け方
50%より上が「プレミアム」言うて、割高の領域や。
50%より下が「ディスカウント」言うて、割安の領域やねん。
こないして、値段がどこにおるんか見分けるんや。
アルゴの反応
ローソク足がプレミアムにおると、アルゴがショートを積みに走りよるんや。
ローソク足がディスカウントにおると、アルゴがロングを積みに走りよるんや。
トレードへの使い方
トレーダーはこの情報使うて、エントリーのタイミングとか利確のタイミングを決めたり、相場全体の雰囲気を掴んだりすんねん。
他のモノと組み合わせて使う
PD Arrayだけで使うんはちょっとアカンで。FVGとか流動性とか、他のSMCの考え方と一緒に使うんがええねん。FVGやOBとかやな。
時間軸の大事さ
PD Arrayは色んな時間軸で使えるけど、長い時間軸(上位足)で引いたやつの方が信用できるって言われとんねん。なんでもそうだけどな。
こないな感じで、PD Arrayは値段がどこにおるんか見て、反転しそうなとこを見つけるのに役立つツールやねん。でも、他の指標と同じで、これだけで使うんはアカンで。全体的な分析の一部として使うんがええで。
6.KillZone
killzoneちゅうんは、相場でめっちゃ動きが激しなる時間帯のことやねん。ようは、儲けるチャンスがあるけど、同時にリスクも高い時間帯ってことや。
killzoneの正体
killzoneは主に3つあんねん。
アジアンキルゾーン
朝の7時から10時くらいまで。
特徴は東京市場が開いて、相場が動き出すんや。
ロンドンキルゾーン
夕方の4時から7時くらいまで。
特徴はロンドン市場が開いて、ヨーロッパの取引が始まんねん。
ニューヨークキルゾーン
夜の9時から深夜の1時くらいまで。
特徴はアメリカ市場が開いて、世界中の取引が重なんねん。
なんでkillzoneが大事なん?
流動性が高いんや。
めっちゃ取引が活発になって、値段がよう動くんや
ボラティリティが上がる
値段の変動が大きくなって、儲けるチャンスも増えんねん。
重要なニュースが出る。
経済指標とか大事な発表が多いんや。
機関投資家の動き
大口の取引が集中するから、相場の方向性が決まることもあんねん。
killzoneの使い方
トレードのタイミングや。
killzoneで取引するか、それとも避けるか、自分のスタイルに合わせて決めんねん。
リスク管理
killzoneは変動が激しいから、ストップロスとか利確ポイントをしっかり決めとかなアカンで。
相場の流れを読む
killzoneの動きを見て、その日の相場の方向性を予想することもできんねん。
準備が大事
killzoneに向けて、前もってチャート分析とか情報収集しとくんがええで。
killzoneは儲けるチャンスもあるけど、同時にリスクも高いんや。経験積んでから挑戦するのがええで。
こないな感じやけど、わかったか?killzoneは相場の中でも特に熱い時間帯やねん。
7.Liquidity sweep
liquidity sweepちゅうんは、相場で大口の奴らがこそっと仕掛けてくる手口みたいなもんやねん。
liquidity sweepの正体
これは、大口の奴らが小口の奴らの注文(主に損切り注文)をわざと誘い出すために仕掛けてくる動きのことやねん。
どないなことが起こるん?
大量の注文がドカンと入って、相場がグイッと動くんや。
普通、大事なサポートやレジスタンスのラインをブチ抜くような感じで起こんねん。
ほんで、ガーンと動いた後、元の方向に戻ってくることが多いんや。
なんでこんなことすんの?
大口の奴らには2つの目的があんねん。
自分らの大量の注文を、ちびっとずつ入れんと一気に入れたいんや。
小口の奴らの注文を利用して、自分らに都合のええ値段で取引したいんや。
どないして見分けんの?
チャートで、買いと売りの注文が集中してそうなとこをマークしとくんや。
そのへんで相場がどない反応するか見とくんや。
相場がそのラインをブチ抜いた後、急に反転したら、それがliquidity sweepやと思てええで。
トレードにどない使うん?
相場の方向性を読むんや。
売りが集中してるとこでsweepが起こったら、上昇トレンドの可能性が高いんや。
買いが集中してるとこでsweepが起こったら、下降トレンドの可能性が高いんや。
エントリーポイントを見つける
sweepの後に、FVGやOBみたいな大事なレベルができたら、そこがエントリーポイントになるかもしれんで。
他の指標と組み合わせる
liquidity sweepだけで売り買いするんはアカンで。他の指標と組み合わせて使うんがええねん。
注意点
これ、見分けるんが難しいときもあるから、経験積まなアカンで。
例えば、ヒゲで抜けたと判断する場合とヒゲを考慮せず実体のみで抜けた場合とがあるで。
相場全体の流れも見んとアカンし、リスク管理もしっかりせなアカンで。
こないな感じやけど、わかったか?liquidity sweepは相場の裏側で起こってる大口の動きを読むのに役立つんや。うまく使えたら、ええトレードのチャンス掴めるかもしれんで!でも、気をつけてやらなアカンで!
8.MarketStructureShift(MSS)
MarketStructureShift(市場構造の変化)ちゅうんは、相場の流れががらっと変わる瞬間のことやねん。ようは、相場の方向性が変わるポイントみたいなもんや。
MarketStructureShiftの正体
これは、相場のトレンドが変わるときに起こる現象やねん。上昇トレンドが下降トレンドに変わったり、その逆やったりするときに見られんねん。
どないして見分けんの?
高値と安値のパターンを見るんや。
上昇トレンドなら、高値も安値も上がっていくはずやねん。
下降トレンドなら、高値も安値も下がっていくはずやねん。
このパターンが崩れたときが、MarketStructureShiftの合図やで。
上昇トレンドで、新しい安値ができたら要注意や。
下降トレンドで、新しい高値ができたら要注意や。
なんでMarketStructureShiftが大事なん?
トレンドの変化を早く見つけられるんや。
相場の方向性が変わりそうやってことを、他の奴らより早く気づけるんや。
エントリーポイントを見つけやすい
新しいトレンドの始まりで入れたら、うまいこといくかもしれんで。
リスク管理に役立つ
トレンドが変わりそうやったら、ポジション整理したり、損切りしたりするタイミングがわかんねん。
どない使うん?
トレンドの確認をするんや。
MarketStructureShiftが起こったら、新しいトレンドが始まったかもしれんから、よう確認せなアカンで。
エントリーのタイミング
新しいトレンドが確認できたら、そこがエントリーのチャンスかもしれんな。
利確や損切りのタイミング
逆向きのMarketStructureShiftが起こったら、ポジション整理するタイミングかもしれんで。
注意点
これ、見分けるんが簡単そうに見えるけど、実際はめっちゃ難しいねん。
フェイクアウトもあるから、他の指標とか相場全体の流れも見んとアカンで。
時間軸によっても見え方が違うから、複数の時間軸で確認するんがええで。
こないな感じやけど、わかったか?MarketStructureShiftは相場の大きな転換点を見つけるのに役立つんや。うまく使えたら、大きなトレンドの始まりを掴めるかもしれんで!でも、気をつけてやらなアカンで!
とりあえず今回はここまでや。
ちなみによく見かけるChoCh(Change of Character)やSupply&DemandなんかはSMCを作ったICTさんと関係ないらしいで。知らんけど。
気が向いたら次回があるかもや。
ほなまた。