最推しのソロコンチケットがついぞ手に入らなかったゆんペンの話
正直、今でも信じたくない。
あんなに待ちに待ったゆんのソロコン。
それもAgustDとしては最後になるかもしれないソロコン。
そのチケットが、ついぞ手に入らなかったなんて。
去る2月15日。
心の底からビックリするようなお知らせが、ゆんとウィバスから届いた。
『SUGA AgustD ソロワールドツアー開催決定』
わたしは夜中にも関わらず、声をあげてわんわん泣いた。
嬉しくて堪らなかった。
兵役に行く彼らに会えるのは、もう2025年以降だと思っていたからまさかその前に、しかも最推しのゆんに会える可能性が出来たなんて。
やっと会えるんだ。
大好きなゆんに!!!!!
胸がドキドキして、涙は止まらなくて、お風呂に入りながらもわんわん泣いた。
今にして思うと、この時が幸せの絶頂だった。
その後、日本では3daysやってくれること。
会場はぴあアリーナMMであること。
AgustDとして、三部作最後のアルバムを引っさげてのツアーになること。
それが6月の2日、3日、4日であることなど続々と情報が出るたびに心が踊った。
どうやらサウンドチェックもあるらしい。
楽しみすぎる。もうウキウキが止まらない。
会えると信じて疑わない、なんならサウンドチェックまで参加している自分の姿が見える。
でも、ふと思った。
そもそも、会場であるぴあアリーナって何人入るの?
疑問に思ったので調べてみたらぴあアリーナMMは着席時で、キャパが約12000人。
それが3日間だから約36000人。
ゾッとした。
少なくないか?え?36000人って1日の収容人数でなく、3日で?
イルアミは現在FC会員で98万人いるらしい。
もちろんもうペン卒している人もいるだろうから、実数はこれよりも少ないかもしれない。
でも仮に98万いるとして、単純に7で割って14万。
各メンバーのペンの数が平等だとしても、日本にいるゆんペン14万の中の3万しか入れない。
そしてもちろん応募してくるのはゆんペンだけじゃない。
それ以上の数の中の3万人しか行けないのだ。
それでもわたしは、3日間のうち1日ぐらいはチケットが取れるだろうと思っていた。
FC会員だし、なんならモバイルも入ってる。
どこかしらで取れるだろう。
結果、全滅。
1次のJPFCで3日間申し込んだが、全て落選。
1次のモバイルでも3日間申し込んだが、全て落選。
2次のJPFCで更に3日間申し込んだが、全て落選。
2次のモバイルでダメ押し3日間申し込んだが、全て落選。
ぴあの先行でこれが最後と3日間申し込んだが、全て落選。
この1ヶ月の間に、全部で15通の落選メールを受け取った。
1次で落選メールを受け取った時はボロボロ泣いた。
2次の時には悲しみを通り越して涙すら出なかったし、ぴあの時はもう諦めに近かった。
友達が一緒に応募してくれていたけれど、友達も全滅。
20日の先着は仕事で参戦出来ない代わりに、やはり友達が挑戦してくれたが瞬殺。
チングヤ、協力してくれてたくさんありがとう。
そして、わたしが本当にゆんのソロコンに参加出来ないことが確定した。
Twitterには同じように全滅したゆんペンの悲しみが溢れている。
そして当選した人たちの喜びも。
そこにはずっとゆんを応援してきたゆんペンもいれば、最推しはゆんじゃないけれどゆんの音楽が好きな人、オルペンの人、そしてなんとなく応募してみたら当たった人。
日本のコンサートの応募システムは抽選だ。
それは残酷なまでに平等だ。
本気でゆんが好きな人。ずっとゆんの音楽を聴いてきた人。
そんな人たちが落選し、
「なんとなく応募したら当たった」
「やってみたらVIPも取れた」
「アルバム買ってないけど当選した」
「Seesawしか知らないけど行く」
こういう人たちが当選する。
もちろんゆんのことが最推しの人、ずっと会えることを願ってきた人達が当選しているのも見た。
でも多くの落選したゆんペンたちが、こういった言葉にたくさん傷付いているのも見た。
もちろん正規のお金を払うんだし、誰にでも応募する権利はある。
抽選なんだから誰が当たるかなんて分からない。
それでも、今回のコンサートだけはゆんペンを優先させてほしかった。
行けなかったゆんペンが「掛け声をしっかりやって欲しい」と言うと「楽しみ方はそれぞれ」「強制しないでほしい」と言われる。
落選した悲しみのうえに、他のペンからの言葉やゆんペンがゆんペンに向ける言葉、ネット上に飛び交う様々な意見に更に悲しみは煽られた。
一時期Twitterは本当に殺伐としていたと思う。
私自身もかなり気が立っていた。
なんでこんな人達が当選して、わたしが行けないんだろう。
アルバムもたくさん買って、毎日ゆんの音楽を聴いて、毎日ゆんを思って、大好きで会いたくて堪らないのに、どうしてダメなんだろう。
連日当選したという人もいる中でなんでたった1席も取れないんだろう。
海外に行ける人はイルコン申し込まないでほしかった。
ゆんペン以外は申し込まないでほしかった。
JPFCの好きなメンバーにSUGAを選んだ人を優先してほしかった。
ゆんじゃないメンバーのアイコンで「ゆんのイルコン当たった」って言わないでほしい。
行くならちゃんと掛け声やってよ、だってKーPOPのコンサートってそういうものでしょ?行くならちゃんとゆんの音楽予習してよ。ただ黙ってつっ立って聴いてないで、ちゃんと盛り上げてきてよ。
出来ないなら場所変わって。
ずっとずっとずっとずっとそんなことばかり思っていた。
そして、そんなふうに人を悪く思うから当たらなかったのかな。
わたしにまだまだ足りないところがあったのかな。
当選した人に、素直におめでとうって言えないからダメなのかな。
自分のことばかり考えてるような人間だから、ゆんに会えないのかな。
わたしはダメな人間なんだな。ゆんに会う資格なんてないんだ。
このままペンでいていいのかな。
こんなに落選するってことは、ゆんにペンとして必要とされてないんじゃないのか。
ペン卒した方がいいんじゃないか。
そうやってずっとずっと自分を責めた。
この1ヶ月、本当に心が疲弊した。
ただ、ゆんに会いたかっただけなのに。
わたしにはもう、ゆんにアミボムの光を届けることも歓声を届けることも出来ない。
だからこそ、行ける人には大きな声で声援を送ってほしい。
それをゆん自身が望んでる。
ゆんが客席にマイクを向けた時、ゆんが驚くぐらい大きな声を返してほしい。
歌声が返ってこなくて、ゆんに「あれ?」って思ってほしくない。
歓声をあげて、掛け声をして、ジャンプして、踊って、ゆんにイルコン楽しかったな会場小さかったから次はもっとでかい所でやろうって思わせてほしい。
行く人にそう託すことを、許してほしい。
結果はまだだれけど、3日はライビュで、4日はオンラインでコンサートには参加するつもりだ。
同じ国にいるのに、会場には入れず、遠くの場所で見ることに自分がどう思うかはまだ分からない。
辛くて泣くかもしれないし、見られて良かったと思うかもしれない。
それでもせっかくのソロコンを、ちゃんと見たいと思う。
たくさん準備をして、用意をして、体調を整えて、忙しいスケジュールをこなしてくれているゆんのソロ活を、わたしはしっかりと楽しむことが出来なかった。
それだけが唯一の心残りだが、まだ終わってないからこの後はしっかり応援していけたらいいな。
今でも落選した悲しみは消えなくて、毎日どうして行けないんだろう、何がダメだったんだろうと考えている。
行ける人を羨ましく思うし、転売している奴はGO TO HELL!!!! と思っている。ほんとに許せない。二度とバンタン関連の抽選当たらなければいい。
でも行ける人には楽しんできてほしいし、ゆんを楽しませてほしいし、たくさん盛り上がってくれたらいいなとも思う。
頼んだぞ!!!!!!!!
あーあー!
行きたかったな!!
ゆんに会いたかったし、ゆんの音楽を直に浴びたかった!!
アミボムの光で照らしてあげたかったし、たくさん掛け声したかった!!
行けないけど、ゆんが大好きだよ。
何時でもどんな時も想ってる。
大好きだよ。
いつか必ず、私たち会おうね!!
でもやっぱり行きたかった!!!!!!
今度はドームかアリーナで1週間ぐらいお願いします!!!!!!!
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