見出し画像

タママキキとカセクリキ

タママキキとカセクリキ=玉巻き器とかせくり器。
毛糸をカセの状態から毛糸玉にするための便利道具だけど、カタカナにするととてもかわいい。
よく効く呪文みたいだ。

これが欲しいと思ってはや3年…もう買ってもいいんじゃないかという思いと、なんとか工夫して今までやってきた私の努力を無駄にする気か、という思いが錯綜する。
3年も悩んでるのは見た目が可愛くないくせに場所を取るからだ。

↑オカダヤさんのインスタ
手前が玉巻き器、奥のがかせくり器。
とくにかせくり器は傘の骨組みみたいな攻撃的な外観と鋭い動き、名前のわりにまったく可愛くない。
もっとこう、メリーゴーランドみたいな心踊る外観なものはないのだろうか。

最近私がやっている玉巻き方法は椅子の背を2つ合わせて、ちょっと糸が張るぐらいの幅に調整し、そこに糸をかけて、椅子の上に立ち、上から糸を巻きとっていく方法である。
巻きつけているのはラップの芯。
椅子の上に立つと、お行儀にうるさいモフモフくんが不思議そうに、そして心配そうに見上げてくる。
ここで早く動くとモフモフくんが「危ないからやめなさい」とばかりに吠えてくるので、ゆっくり動いて心配ないよと教えてあげる。

私が3年かけてあみだした糸巻きの方法

毛糸玉を作ってるとは思えない、怪しい動作だけど、今のところこれが1番早く巻ける。

ところで、なぜ毛糸屋さんはカセの状態で販売しているのだろう。
なんか理由がありそうだけど、調べたことはない。美しい毛糸、かわいい毛糸を見つけたらすぐに買ってしまう。
でも、お家に帰ってすぐにでも編みたい気分なのに、玉巻きしなきゃなぁと思うと億劫になる。

ドラえもんでのび太くんのママがのび太くんにかせくり機の代わりをさせて、のび太くんが遊びに行けないって話があった、ような気がする。
あの時、ドラえもんが出してくれたひみつ道具はなんだったんだろうか。