推しの似合わない女装からしか得られない栄養がある
4月2日の「King & Princeる。」で、ヤンキーに扮したメンバーが小芝居しつつ身体を張って対決するキンプるヤンキースのコーナーは終わりの模様。
劇団ひとりさんとザキヤマさん扮する他校のヤンキーが卒業とともに就職するのでこのコーナーも打ち止め……ということにしてくれているのにスタッフのやさしさを感じました。
ヤンキース卒業ということはメンバーの、一昔前のヤンキーコスプレももう見納めなのか。
カツラから地毛のはみ出す雑な扮装が愛しさマシマシで本当に好きだった。
岸子にも、もう会えないのかと思うととても寂しい。
あの荒んだ世界観に紅一点の岸子。
竹刀担いでヤンキー坐りでイキってるのに風船好きなんてギャップ萌えのレベルじゃない、魔性の女にもほどがある。
海ちゃんが今彼で紫耀くんが元彼の岸子。
仲間内で女を回す、ヤンキー文化の解像度の高さがすごい。
愛される岸子。
今彼の前で元彼からプレゼントもらったり髪にチューされる、爛れっぷりが最高。
ゲストにもモテる岸子。
満島真之介さんの熱いベーゼが「はじめて」だそうで、爛れてるようで実は爛れてなかった。
でもアツアツ足洗面器リレーの直前、両手首縛られてる時にこっそり神くんの腕掴んでるの見逃さなかったからな岸子。
岸子、最後の最後にクソ●ッチで最高だったな!
口が悪くてすまない。
オタクは恒に推しから生きる糧を得て生きているが、推しの似合わない女装からしか得られない栄養があるんだ。
岸子が見られた週は心なしかオタクの肌もトュルトュルだった。
これは私の持論だが、推しの女装は似合わなければ似合わないほど高い栄養価を発揮する。
雑であればあるほど良い。
※似合ったら似合ったでそれはもう単なる高級食材なので栄養価はさておき美味しくいただきます
推しと女装とは。
恥じらっても良い。
恥ずかしさのあまりキレ気味でも良い。
ノリノリもまた尊し、その節には雄が時折漏れ出すとなお良い。
バランスボールテーブルクロス引きで失敗して「クソ!」って唸るの、あれ計算なしでやってるんだとしたら天才だよ。
どこまでオタクの性癖刺激すれば気が済むんだよ岸子。
かわいいか、かわいくないかで問われたら、もちろんかわいい。
セーラーの襟元と上着の脇からチラ見えする紫のシャツと、ロングスカートから覗く白靴下がちょっとがに股になる瞬間がいつもたまらなくかわいかったよ。
ありがとう岸子。
ありがとうキンプるヤンキース。