"櫻坂46"を好きになれた日
この1年、彼女たちは我々Buddiesに一体いくつの新しい景色を、素敵な景色を見せてくれたのだろうか。
我々Buddiesは彼女たちに一体何回ワクワクさせられただろうか。
いや、この1年だけではない。3年ですね。
改名から3年が経ちました。
改名を発表した際、当時のキャプテン菅井さんはこう話していました。
彼女たちを待ち受けていたのは、まさしくいばらの道だったと思います。
一体何人の人が、一切の未練なく欅坂46とお別れをすることができたのでしょうか。
改名した翌年2021年に開催された「W-KEYAKI FES. 2021」の3日後、小池美波ちゃんはブログで正直な想いを明かしてくれました。
世間からだけでなく、ファンからも"櫻坂46"として見られていない。どこか欅坂の延長線としてグループを捉えられている。
覚悟を持って改名という道を選んだ彼女たちにとってこれほど悔しいことはないと、このブログを読みハッとさせられました。
僕も正直去年までは、改名していなかったらどうなっていたのだろう、3年前に選ばなかった道は一体どこに繋がっていたのだろうか。
そう考える日も少なくありませんでした。
僕をはじめ多くの人に強い印象を与えた"欅坂46"というイメージはなかなか拭うことができないのは、相当苦しかっただろうし、もどかしかったと思います。
しかし、僕が2023年11月26日に現地ZOZOマリンスタジアムで目にしたのは紛れもなく櫻坂46でした。
欅坂46が改名してできたグループとしてではない。
欅坂46の延長線としてではない。
櫻坂46として歩んできた3年間を体現したライブだったと感じました。
特に今年1年はグループにとって大きな1年になったと思います。
去年の紅白落選の悔しさを胸に櫻坂46らしさを磨き、新たな櫻坂46らしさを見つけ、その輪を広げていきました。
新たな時代を予感させる3期生11人の加入と、その序章を記録に残したドキュメンタリー。
合同オーディション組初の表題曲センター『桜月』。
例年より早く開催された全国ツアー。
その千秋楽で初披露された、満を持しての夏鈴ちゃんセンター『Start over!』。
この『Start over!』を引っ提げてのグループ初の海外公演。
グループの歴史を感じられるアートワークス展
『新せ界』。
そして、3期生2人を両サイドに携えた、櫻坂の始まりの鐘を鳴らした森田ひかるセンターの『承認欲求』。
挙げ出したらキリがないけど、この1年間に起きた全てのことが奇跡だったんじゃないかと思うくらい、躍進の1年になったと思います。
そして、その集大成となった、ZOZOマリンスタジアムでの3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE。
それはもう凄かったですよ。本当に。
言葉にできないくらい。
やっぱライブっていいなって思いました。
そして現地で見て、櫻坂46が全身全霊で表現する一曲一曲のパフォーマンスが好きなんだなと思いました。
パフォーマンスする場所とか規模とかじゃない。
そのパフォーマンス自体が僕にとっては大きな糧だし、力になってるんだなと思いました。
だから、これからも櫻坂46について行きたい。
櫻坂46ならどこまでも輝いていけると思うし、その姿を見ていたい。
3年前に選んだ「改名」という選択が、恐らく、いや絶対に間違っていなかったと、胸を張って言えるような1年、そして2日間になったと思います。
僕はこれまで櫻坂46を欅坂46の延長線として捉えていました。
欅坂46が好きで好きで、だからこそグループが改名しないといけなくなったときは、もの凄く寂しかったです。
改名を発表してから公開されたドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』で強く印象に残っているシーンがあります。
それは欅坂46初の東京ドーム公演の開演前。
沸き立つ歓声の中に映し出されたのは、メンバーに体を支えられながら背中をさすられている1人の少女の姿でした。
僕はその時、歓声は必ずしも背中を押すものじゃないんだなと感じました。
時に大きな歓声は大きなプレッシャーとなり、降りかかるものなんだなと思いました。
でも、だからこそ、これからも追い続けなければいけない、見守り続けないといけないなと思ったのを今でも覚えています。
そんな義務感というか責任というか、そういうものを持ちながら櫻坂46を応援していました。
櫻坂46を応援しながらもどこか欅坂の影を、続きを見ていた気がします。
欅坂が好きだから、櫻坂を応援している。
今思うと、そんな節があったような気がして反省しています。
でも、今なら胸を張って言えます。
僕は、"櫻坂46"が大好きです。
2023年11月26日。
ようやく、やっと、櫻坂46を櫻坂46として好きになれた気がします。
櫻坂46の4年目、そしてその先にどんな景色が待っているんでしょうかね。
今からワクワクしちゃいますね。
期待しかないですね。
僕はこれからもずっとBuddiesであり続けます。
最後に
推しメン、松田里奈ちゃん。
この1年、本当によくがんばったね。
これからも頼りにしてるよ、キャプテン。
2023.11.27 ネコ派の犬好き
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