【パイオニアEDH】《龍王オジュタイ》紹介
はじめに
みなさまこんばんは。ねこだましです。
先日、晴れる屋Youtubeチャンネルにて新しいパイオニアEDHの動画が投稿されました。(https://www.youtube.com/watch?v=CiHJts6mVMw)
これによりパイオニアEDHへの関心の高まりを感じておりますので、この機に乗じて普段私が使っている《龍王オジュタイ》の紹介記事を投稿させていただこうと思いました。
よろしければお付き合いいただければと思います。
デッキリスト
2023年5月(『機械兵団の進軍:決戦の後に』発売後)時点でのデッキリストはこちら
デッキコンセプト
通常のEDHでもそうですが、《龍王オジュタイ》を統率者に据えたデッキの目指すところは「オジュタイで殴りながら追加ターンを集める」というシンプルなものになっています。
基本的にはオジュタイの戦闘による統率者ダメージ以外で勝つつもりはないです。
そのために、デッキの中身は
・ボードコントロールのための除去
・オジュタイを守るカウンター
・ドロー/サーチ
・オジュタイの戦闘を補助するカード
・マナ加速
・追加ターン
という感じに分類ができます。
カード個別紹介
採用カードを分類別に解説していきます。
全体除去
パイオニアにおいては数少ないノーデメリット4マナ全体除去の《至高の評決》、カードパワーがとにかく高い《告別》以外はオジュタイが残るものを選んでいます。
単体除去
単体除去は
・デッキに複数入っているエンチャントサーチカードで探せる
・除去以外の役割もある
・軽い or 範囲が広い
辺りを基準に選んでいます。
《証人保護》は相手の統率者を無力化できて良いです。
《精霊界との接触》は魂力能力によってオジュタイを守ることもできるため強力です。
カウンター/防御カード
パイオニアEDHにおいては打ち消さなければいけないクリーチャーはそこまで居ないと思っているので、カウンターは否認系をメインにしています。
《洗い落とし》は1マナで相手の統率者を消せるのが強みですが、パイオニアEDHのゲーム感的には《取り消し》として唱えても何ら問題ないです。
《頑固な否認》と《シルムガルの嘲笑》はオジュタイが立っていないとただの1マナ要求にしかなりません。変に構えるよりもまずはオジュタイを立てましょう。
《呪文詐欺》はハマると強いけどオジュタイが出せるのに5マナ構えている状況が不自然すぎてみんな警戒するので抜いてもいいかもしれません。
オジュタイを守る防御手段たちは、とりあえず防御として最強のフェイズアウトを2枚、アンタップしながら+1/+1カウンターが乗る上にバウンスモードでいろいろ躱せる《道照らし》、裏が土地の《セジーリの防護》、軽くて戦術もできる《ロランの脱出》といったラインナップになっています。
フェイズアウト2種は、ブロッカーをどける目的でも使えるので便利です。
ドロー/サーチ
土地が止まらないように、2マナで唱えられるドロー、トップ操作系のカードを多めにとっています。(根本的に土地の枚数を増やした方がいい気もしています)
とにかく《歩哨の目》を持って来たいので、エンチャントを探せるカードが多めに入っています。
戦闘補助
《歩哨の目》は軽い、警戒が付く、+1修正が入る、墓地からも唱えられると最強のオーラです。サーチで真っ先に持って来ましょう。
《戦闘の神、ハルヴァール》は裏の《領界の剣》が+2/+0修正と警戒付与なためとても相性がいいです。表面も二段攻撃が付くため良し。
《警備の抜け道》は単騎で殴るとブロックされなくなります。さらにプレイヤーにダメージを与えると謀議するオマケつき。
ブロックされなくなるオーラは他にも、
1マナで殴ると占術1ができる《液態化》
2マナで+1/+0修正が付く《霊気トンネル》
などがあります。
マナ加速
《白蘭の騎士》と《忠実な軍用犬》はこのフォーマット、この色では数少ない2マナで土地を伸ばす手段です。対戦相手が3人いるのでファーストプレイヤーでない可能性が高く、条件の達成はしやすいです。
3マナでエンチャントを探せるカードが2枚入っているため、4ターン目に《息詰まる徴税》を置ける確率がそこそこ高いですがヘイトの向けられ方がすごいことになるので注意が必要です。
《砂時計の侍臣》はクリーチャーとして場に出してマナクリ運用兼オジュタイのアンタップ手段になるほか、サイクリングすることでインスタントアンタップ手段としても運用できます。
追加ターン
このフォーマットでこのカラーで使えるインスタント/ソーサリーの追加ターンはこれで全てです。
その他
このデッキで唯一オジュタイに頼らない勝ち手段です。
最悪オジュタイが唱えられなくなっても、盤面のコントロールさえできればこのカード1枚で勝てる可能性があります。
土地
土地は33枚(表が呪文のものも含めると36枚)です。
少し足りなさを感じているので、もう少し増やしたいという気持ちがあります。
説明が必要そうなカードをかいつまんで説明していきます。
《眷者の居留地》
オジュタイが立っていると毎ターンマナを払ってドローができます。
《解体爆破場》
対《死者の原野》用。
《睡蓮の原野》
2種の平地持ってくるクリーチャーが機能しやすくなります。
墓地が増えるので探査呪文や《アズカンタの探索》とも相性良し。
また、《砂時計の侍臣》でアンタップすると大きくマナが増えます。
《ならず者の道》
オジュタイがブロックされなくなります。
触られにくい場所にアンブロ付与手段を用意できるので便利。
《砂岩の橋》
場に出たときに、クリーチャー1体に+1/+1修正と警戒を与えます。
序盤にタップイン処理で置かれることが多いです。
終わりに
簡潔ですが、以上になります。
パイオニアEDHのゲーム感や構築の参考になればと思います。
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