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macOS Catalina移行で見直したメディア運用

久々の投稿になります。お仕事がなかなか大変で、この年末の時間を利用して書き溜めておきたいと。Macbook Pro 16 inchが発表されたのにつられて、別にそんな困っていたわけでもないのですが買い替えてしまいました。約8年使い続けていたので、そろそろ買い替えてもいいよねという感じで。それで、新しいMacに移行するわけですが、ハードを移行するというよりOSをmacOS MojaveからCatalinaに移行するのが大変そうだったんですよね。というわけで移行に関して一番大きな変化があったメディア管理関係の情報を少しまとめておこうと思います。

MojaveからCatalinaで何が変わったか

あちこちでまとめられている通り、iTunesで統合管理していたものがミュージック、TV、Podcastの3つのアプリに分割されました。ライブラリ管理としては不便になった気がしますが、それぞれのコンテンツを供給しているストアサービスとの連携を考えると正しい選択な気もします。アプリのデザインも別々なので厳密には違いますが、使い勝手はそんなに変わらない感じです。

それに伴って、保存場所もデフォルトでは個別に別々の場所に保存されます。私は、結構巨大なライブラリを持っているので、内蔵ディスクには収まりきらずNASにライブラリを保存していました。これを移行する前提で以下では説明します。

ミュージックの移行

ミュージックは、デフォルトでは ~/Music/Music に配置されます。ミュージックをOptionキーを押しながら起動するとライブラリを選択するダイアログが表示されますので、ここでiTunes時代のライブラリ、具体的には itl ファイルを指定すると、そのままそのライブラリを使い続けてくれます。移行を長々し始めるのかと思いましたが、ほぼそのままの構成で使い続けるらしく、数分で使える状態になりました。プレイリストが消えたなど聞かれましたが、特に問題なくそのまま取り込まれました。もしかしたらOSアップグレードした場合はまた違う挙動になっているのかもしれません。ということで、思っていた大変さを味わうこともなく、あっさり移行できてしまいました。新たにCDから取り込んだファイルも、古いライブラリの中に保存されるみたいです。

動画の移行

動画はTVアプリ管理になり、ライブラリはデフォルトでは ~/Movies/TV に配置されます。動画もミュージックと同じ手順で、Optionキーを押しながら起動してミュージックと同じ itl ファイルを選択すると、そのまま移行されました。こちらもあっさり。

Podcastの移行

これが一番困った。というか移行できなかったというのが結論です。一応、ミュージックと同じ手順で過去のライブラリを取り込みはできるものの、新たにダウンロードしたファイルがどうしても内蔵ディスクに保存されてしまう。しかも、このライブラリがミュージックや動画と違ってコンテナファイルシステムで管理されていて、シンボリックリンクを作って外部ストレージにつなぐということができないのです。いろいろやってみましたが、あきらめました。そもそも Podcast のダウンロードファイルはキャッシュという考え方のようで、一時的なファイルという思想で設計されているようです。仕方なく、過去のライブラリは捨ててこの思想に則った運用をするようにしました。私はアニメ録画を foltia anime locker で管理していて、foltia は各番組をPodcastチャンネルとして管理しているんですね。なので、このチャンネルを登録しなおすようにしました。というか、数年分あってまだ登録しおわってません。foltia から直接再生できたりもするのですが、AppleTVから再生するとなると Podcast 経由で再生するのが一番使いやすい。なので、ちまちま登録していこうと思います。今までは、一旦MacのiTunesライブラリにダウンロードして、それをiPhoneやiPadに同期していたのですが、Podcastについては直接iPhoneからダウンロードする運用にしました。まあ、手間はさほど変わらないので。家にVPNで接続してどこからでもダウンロードできるし、結構便利な運用になったかもしれません。

まとめ

* ミュージックと動画は、簡単に移行できる
* Podcastは移行は難しい
* Podcastのダウンロードは、一時的なファイルと考えた運用をする


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