新型ヴェゼルに決めた理由
クルマを新型ヴェゼルに決めるにあたって、当然いくつかのコンパクトSUVと比較検討しました。今回は、その比較検討の内容をまとめてみます。
比較検討対象車
今回、比較検討したクルマは以下の2台でした。
ホンダ ヴェゼル
トヨタ ヤリスクロス
マツダ CX-30
比較的新しいクルマで、見た目が良い人気車ということでざっくり選んだのがこれらの3台でした。
エクステリア
ヴェゼル
Good
* 他車では樹脂の部分がほとんどピアノブラック塗装されている
* バックの一文字ライト全体が点灯する (ヤリスクロスは中央部分点灯しない)
Bad
* 無意味な耳たぶミラー
* 切りっぱなしの排気口
* 後方ウインカーがハロゲン点灯
ヤリスクロス
Good
特筆すべき点なし
Bad
* 切りっぱなしの排気口
CX-30
Good
* 機械式パーキングOKの車高
* ツインノズルのカッコいい排気口
Bad
特筆すべき点なし
インテリア
ヴェゼル
Good
* ソフトパッドを多用
* 跳ね上げられる後席
* ほぼフラットになる後席
* エクステリアと同じポリシーでピアノブラック加工を多様
* クリック感のある操作ダイヤル
* 後席エアコン装備
* 後席USB装備
* シートポケットが両方に付いている
* 静電タッチ式のLED照明
* 後席の大きなウインドウ
* おそらく3車種の中で一番広い後席足元
Bad
* パワーシートがない
* ヘッドアップディスプレイがない
ヤリスクロス
Good
* コクピット周辺にブルーのLED
* アクセサリーコンセント
Bad
* 全体的にハードプラで安っぽい
* ドア部分が傷が付きやすいフェルト張り
* シフトブーツがなく安っぽい
* アームレスト(オプション)がしょぼい
CX-30
Good
* 丁寧なステッチとソフトパッドを多用。一番高級感がある。
* 横並びで使いやすいドリンクホルダー
* シフトパネルにあるマツダコネクト操作ダイヤル、ボタン
* 後席エアコン装備
Bad
特筆すべき点なし
ドライブアシスト
ヴェゼル
Good
特筆すべき点なし (基本的な機能はカバー)
Bad
* アダプティブハイビームシステムがない
ヤリスクロス
Good
* 交差点での歩行者衝突回避
* 車線内の人の衝突回避 (逆に怖いかも)
* 横風対応抑制機能
* 全車速対応の車線維持支援
* アドバンスドパーク(自動パーキング。いらんけど)
Bad
特筆すべき点なし
CX-30
Good
特筆すべき点なし (基本的な機能はカバー)
Bad
特筆すべき点なし
コネクテッドサービス
ヴェゼル
Good
* デジタルキー
ヤリスクロス
Good
* ハザードON/OFFをリモートでできる
CX-30
Good
* ハザードON/OFFをリモートでできる
その他機能
ヴェゼル
Good
* 回生ブレーキの強さを調整できる減速セレクター
* 可変ステアリングギアレシオ
* シートヒーターが3段階調整
ヤリスクロス
Good
特筆すべき点なし
CX-30
Good
* シートヒーターが3段階調整
ヴェゼルに決めた理由
この整理を見た時、各車両一長一短があって、どれが悪い、どれが良いというわけではありません。また、価格面も考慮すべきです。
ざっくりまとめると、以下のような感じかな。
ヴェゼルは、エクステリア、インテリアが上質、実用的なインテリア装備が充実
ヤリスクロスは、安全機能を充実、安い
CX-30は、エクステリア、インテリアが上質、インテリアの上質感、操作性充実
今回決めるにあたっては、移動の道具だけではなく、ドライブを純粋に楽しむということをしたかったので、インテリアの上質さ、機能性は特に重視しました。やはり、リラックスできる空間にするためには、この辺はとても重要です。そうなるとヴェゼルかCX-30が選択肢になりますが、主に機能面でヴェゼルの方が充実していたこと、そしてあのデザインが魅力的だったのでこちらに決めました。また、車中泊を考えたときの、後部のフラットさや広さも選択の大きな理由です。
もちろん、安全性能を重視する方や、移動の道具としての価値を安く求める人にとってはヤリスクロスも魅力的と思います。CX-30は、カッコ良さを求めるならダントツにいいと思います。自分がクルマに何を求めるか考えた上で、上の整理を見てもらえると、少しクルマを決める参考になるかもしれません。