20年以上ぶりにWindowsマシンを組んだ
私はかなり昔からMacをメインとして使ってきました。直近で使っていたものも16インチのMacbook Proなのですが、2019年のIntel Macで次のmacOSで多分サポートから外れます。なのでリプレースが必要なのですが、今回はWindowsにメインを乗り換えてみました。そのへんのお話。
なぜWindowsに乗り換えようと思ったのか
Macには普段使いとしてはほとんど不満はありません。というかWindows普段使いし始めて、やっぱりmacOSはUIなどが洗練されていてストレスが少ないと改めて感じました。Windowsもだいぶ良くなりましたけどね。
では、なぜ乗り換えようと思ったかというと、Macだと対応していないソフトが結構多いからです。前々から興味はあるけどMacではソフトの対応がされてなくてできないということがいくつかありました。そのために乗り換えようと思いました。やりたいことの一つの生成AIは、結構Appleシリコン対応されているのですが、まだまだWindowsが優先されていることが多いのが現状です。
ゲーム
典型的な例です。Steamを眺めればよく分かると思います。まあ、そんなにPCゲームするわけではないですが、たまにやりたいゲームが出てきます。モーションキャプチャ、ボイスチェンジャ
配信にも挑戦したいと思っているのですが、どうせやるならVTuber的なやりかたで楽しみたいなと思っています。だけど、キャプチャやボイスチェンジ系の定番ソフトってほぼWindowsのみ対応なんですよね。Meta Quest Link
Quest2を持っているのですが、あれ単体だとスペック上ポリゴン数とかの制限がきつく、表現がすごくしょぼくなります。それを解決する方法としてPCに繋いで処理をオフロードさせる仕組みがQuest Linkです。これがWindowsでしか動かないんですね。
逆に移行して不便になったこと
逆に移行して不便になったことないの?と言われると一個だけあります。音楽ファイル、Podcast管理の仕組みで良いのがないということです。自分はiPhoneユーザなので、基本的にAppleのMusicアプリ、Podcastアプリで管理しているのですが、iPhoneとの同期も含めてしっかりしたWindowsソフトが見つかりません。Windows版のMusicアプリ、iTunesは、明らかにやる気ない感じで入れてみましたがまともに動きませんでした。この辺、どうしようかまだ考え中。結局、Macbook Airあたり持ち続けようかなと思っています。1年に数回しかないですが、長期休暇中ほぼ旅行するので、そのときに持ち出すノートPCは必要で、それは安めのMacでもいいかなと。
こんなマシンにしました
参考にこんな構成のマシンにしましたというのを乗っけておこうと思います。正直、選択肢が多すぎて何が最適かよくわからなかったのですが、やりたいと思っている生成AI周りの作業をそこそこできるスペックを調べつつ、あまり高くなりすぎない範囲で選択しました。それなりの値段、30万ぐらいしたと思いますが、今のMacでほしい構成にすると50万とかいっちゃうんですよね。
マザーボード
いろんなモデルがあって一番安いやつにしたのですが、白中心の構成にしていたのでシルバーにしたほうがよかったかもしれない。でもそのために2万多く出すのもなあ。
CPU
そんなごりごりに使うことはないと思うのでi7にしました。i9とかにして発熱でファン周りまくるのも嫌ですし。
グラフィック
これも選択肢が多くて困るのですが、ちょっとスペック高いとめちゃくちゃお高くて、そこまでは求めないなということでコスパ重視の選択にしました。このモデルはメモリ量もそこそこあるので、生成AIとの相性が良いという記事をいくつか見かけたので選択しました。
メモリ
32G程度で良いと思うのですが、まあそんなに高いわけでもないので64G乗せておきました。
SSD
最初は2Tだけ買ったのですが、組み立てているとき、必要になったときまたごちゃごちゃいじるの面倒だなと思い2T追加して4Tにしました。外付けSSDもあるし、これだけあれば困ることはないでしょう。あえて違うSSDを買ってみました。
ケース
これは白くしたかったのと、せっかくなので光らせたいという基準で選びました。届いたら想像してたより大きかったです。でもガラス張りの筐体はなぜか所有欲を満たします。
CPUファン
初めて簡易水冷を使ってみました。これもチューブが光ってきれいです。プロセッサ温度に合わせて色が変わるように設定しているのですが、今のところ一番低い温度から変わったことありません。
電源
電源も生成AIを動かしている方の記事を参考にしました。1000Wもいるのかなあ。
指紋認証デバイス
乗り換えてまず使いづらと思ったのが認証。ログイン、1Passwordの認証にパスワードかPINを入れなきゃいけない。Macのときは指紋認証で、それが当たり前になっていたのでなくなって気づくありがたさ。ということで速攻指紋認証デバイスを購入しました。意外に選択肢が少なくて、USB-Cのものはサンワぐらいしかなく選択。ただ、USB-Cはコネクタが小さい分ガタついてしまい壊してしまいそう。USB-Aで良かったかな。
キーボード
これは乗り換え関係ないですが、今まで有線のやつ使っていたので折角なのでBluetoothのやつに乗り換えました。自分は左右分離型を愛用しているのですが、今回さらにAlice配列というちょっとマニアックな配列にしてみました。見るとわかるとおり、四角形ではなくちょっと丸みを帯びた配列になっています。肩が開く打ち方になるということで、肩こりに少しでも効けばと思い導入。意外とすぐ慣れました。
UnsplashのNorbert Levajsicsが撮影した写真
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?