「女子高生」という夢まぼろし
こんにちは。ネココです🐈
今までずっとサラリーマンしてきましたが、思うところあり会社を辞めてプー太郎生活に突入。2024年の春先からヤフオクでAI美女ポスターを売り始めて約半年、累計の売り上げは250万を超え、目標にしていた「サラリーマンに戻らず自力で食べていく」をどうにか実現できるところまで辿り着きました。
「エロ」で稼がせてもらってる自分としては、今でこそ男性の性欲に感謝こそすれ嫌悪感はほぼないものの、当初からスンナリそれを受けとめて生成ができたわけではありませんでした。
そもそもこのビジネス始めるまで「AI美女」なんてものすら知らなかった私。
ヤフオクのアダルトページでAI美女を初めて見た時の第一印象は、「気持ち悪い」でした😅
現実に存在しない架空の女の子に欲情する男の人への嫌悪。
そんな架空の女の子たちに現実社会の男の欲を一方的に押し付けてあんなことやこんなことさせることへの後ろめたさと気持ち悪さ。
リアルな女が必要とされない未来への恐怖みたいなものも根底に感じていたのかも。
とにかく何よりもまず嫌悪感が本能的にぶわっと湧いてきて、「こんなもの作りたくない、やりたくない」と思った。思っていました。
けれど、何がどうなったのか半年やり続けて今ではFANZAレベルのポルノまで作れるようになってしまいました。笑
人生はどう転ぶかわからないもんです。
本能的な嫌悪感を乗り越えてここまで来るにはいくつかのフェーズがあって、自分自身少しずつそのブロックを壊して来たことを自覚しています。
このブロック崩しのプロセスに関しては後日また改めてまとめてみたいと思いますが、今回とにかく書いておきたかったのが今月ヤフオクで何かと話題になった「女子高生」についてです。
ヤフオクにいるおじさんに限らず、総じて日本男性の「女子高生」への欲情の強さは異様なレベルです。
若い女の子に魅力を感じるのは男性の本能として当然としても、「女子高生」「セーラー服」というだけでなんかこう、必要以上に「それ」の対象になってしまうようなところがある。
眩しくきらびやかな青春という表のカードの裏に、ねっとりした欲がこびりついている。
あの頃、セーラー服を着て毎日電車通学していた私たちは、この女子高生が持つ二面性を、全員が無意識レベルで理解していたと思います。
ホームで電車待ちしてるときに、四方八方から飛んでくるじとーっとした視線と、その時感じた嫌悪感。
齢18にしてすでに全てを斜めから見てた私は、「身体は完全に大人になってる女にこんなもの着せて、こんな目で見られて、もうこれ犯罪製造機じゃん!おっさんのための見世物じゃないんだけど!早く卒業してやる!」って本気で思ってうんざりしてました。
痴漢もされたし、予備校帰りに自宅近くで後ろから知らない人に口押さえられて、羽交い絞めにされて犯されそうになったこともあった。マジで恐怖。
痴漢されたとき、悲しみじゃなく悔しくて泣いた。卑劣野郎の顔を見てやろうと思って振り返ったけど、吊革で顔隠しやがってあのクソ男。
犯されそうになった後は、しばらく怖くて日中でも家の外に出れなかった。あの時刺されてたら、首絞められてたら、死んでたじゃんて。
「セーラー服を着た女の子」という世間が作りあげた歪んだ欲求の矛先がリアルな女子高生へ向かう。
「セーラー服を着た女の子」なら誰でもよい、という軽薄で粗雑な欲。「私」という個を無視して「わたし」の一番大切なものが侵されることへの怒りと失望。それもこれも全部、セーラー服のせい。
そんなこんなに傷ついたりしつつ、みんなどこか冷めていた。「女子高生」という一人走りする欲求にさらされること、その「異常さ」に慣れてしまってた。
おじさんに高く売れるからって制服売ってた子もいたし。
体育祭のとき、フェンス越しに侵入した男の人がオ●ニーしてたのを見たって話があったときも、みんなの反応は「やだぁ」とか「気持ち悪い」とかじゃなくて「へぇそうなんだ」「どこにいるの?」みたいな感じだったし。
どこかおかしいけど、こんなもんだししょうがないよねって。
「みんな、女子高生好きだもんね」って。
女子高生を題材にしたアダルト作品が飛ぶように売れるのは、ニーズがあるから。
需要があるから供給が発生する。
JKモノを禁止にしたとておじさんたちがJKに欲情することを止めることはできない。
ほんとにこれを禁止にしたいなら、そもそも女子高生に制服着せんなよと思ってしまう。根本からつぶしてしまえと。
でも、現実はそうはならない。
かわいい制服は生徒が集まる絶好の撒き餌だから学校側は提供を止めない。親だって、「うちの子にあの制服を着せたい」と思ったりする。
そして何より、本人たちが制服を望んで着てる。
「女子高生」であること、「制服を着る」ことは、まだ社会で何者にもなってない本人たちにとって自分を表す重要なアイデンティティであって、若さを誇る大切なステイタスだから。
実際、「女子高生」ステイタスは超強力で、今あの頃を思い返しても可愛くて自尊心強い子はかなーり無双してたと思う。
男子校生や大学生と合コンして彼氏とっかえひっかえしたり。
「リア充」なんて言葉がまだ存在しなかったあの頃でも学内ヒエラルキーは確かにあって、上位の子たちは女子高生としての自分、その上澄みのいい部分だけを、卒業したら使えなくなってしまう期限付きのブーストだって自覚した上でうまく使いこなしてた。
制服を脱いだら使えなくなる、今このときだけの、彼女たちだけが行使できる特権。
結局、女子高生っていうものは、「青春」というものは、本人たちにとっても、周囲の大人たちからしても、夢まぼろしなんだろうなぁと思います。
儚く一瞬で消えて行くものとわかっていて、でもだからこそ、強く記憶に刻み込まれる人生の中の特別な時期。役割を持たず、自分が自分であるというだけで「主人公」でいられた短い時間。
みんな、その残像を、引きずって生きているんじゃないのかなと。
そのころに存在した、してほしかった「青春」に恋い焦がれて、その時の思いをバネにして、余生を生きていくんだなと。
おじさんが女子高生が好きなのは、性的に興奮するからってだけじゃなく、青春時代への郷愁を埋めるためってのもあるんだろうなーと思ったりするわけです。
初恋の●子ちゃんと付き合いたかったとか、告白しとけばよかったとか、あの時あんな別れ方するべきじゃなかったとか、色々。
そういうものを埋めるために大人になった今そのコンテンツをお金で買って、叶わなかったあの頃の自分の願望を、慰めている。
ヤフオクで可愛い女の子のポスターを売っていると、売れていく作品を見ていると、こう思うことがたまにあります。
結局、話があっちこっち行って真面目そうなことを書いてきましたが、おばさんになって色んなものをくぐってきて、キレイも汚いも飲み込めるようになった自分が今思うことは、一つです。
女子高生って、可愛いよね!ww
化粧っ気なくて、黒髪ロングで、生足ミニスカートで、ってこれ全部若い子だから許されることであって。
女子高生が可愛い、そしてエロく見えるのはまぁ、しょうがない。そういう風に「社会的に」作られちゃってるんだもん。根深すぎてどうしようもない。
けど、分別は持ちましょう。現実の女子高生は大人が思ってるよりは大人だけど、色々と繊細です。
お金払えばいいじゃないんですよ。捕まらなきゃいいじゃないんですよ。テメエの勝手な欲望のせいで、その子がどれだけ傷つくのかを想像してみてほしいです。
私のような経験がきっかけで男性コンプレックスをこじらせる女の子が減るといいなーと思います。
そして、そんな犯罪を現実に起こさないためにも、適度に発散させるコンテンツは必要だと私は思うんだけど、違うかな?w
あの頃痴漢してきたり羽交い絞めにしてきた人たちがそういうもので満たされてくれていたら、襲われずに済んだのかな?
それともそういうコンテンツがあるから、現実の女子高生をどうにかしたいって余計に思ってしまうのかな?
それともやっぱり女子高生に制服を着せること、そのこと自体に問題があるのかな?
うーん。わかりません。
この議論は、卵が先か、ニワトリが先かで、堂々巡りですね。
全くまとまらなくて申し訳ないですが、もっといろいろ書ける気がしますが、きりがないので、ここで終わりにします!
いつか高校生だったすべての皆様へ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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