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【ぶらり旅行記】熱海・MOA美術館

(前回)

来宮神社を参拝後は熱海駅に戻り、
そこからバスでMOA美術館へ。


1. MOA美術館とは

MOAとは「Mokichi Okada Association」のことだそうで、
創立者・岡田茂吉さんのコレクションを展示している美術館とのことです。

2. アクセス

熱海駅のバスターミナル・8番乗り場から
MOA美術館行きのバスに終点までのり、
その所要時間は約7分とのことです。
1時間に1〜4本出ており、時間帯によりばらつきがあります。
当日は電車を降りてからバスに乗り換える時間が短く、
あたふたしていました。

3. 入口〜円形ホール

バスを降りると、目の前が入口です。
入口を入るとチケット確認があり、
その後、エレベーターを登っていきます。

チケットについては当日も購入できますが、
事前にネットで買っておけば、
ここではQRコードをかざすだけで入場できます。
入館料も事前購入の方がお得となっております。

エレベーターが終わったと思ったら、また別のエレベーターを登っていく。
何かが見えてきた…
まずは円形ホール。天井の模様がプロジェクションマッピングにより
時々刻々変化します。
これだけでも見応えがあります。

4. 美術館外観とムアスクエア

長いエレベーターを登り終えると、
一旦外に出て、ムアスクエアなる広場にたどり着きます。
ここでは美術館の外観や相模灘の景観を楽しむことができます。

美術館の外観
当日は生憎の空模様。
晴れていたら爽快な景色なのだろうと。

5. 企画展「Gold 明治の蒔絵 with 井上涼」

当日は企画展として、
「Gold 明治の蒔絵 with 井上涼」なるものが行われていました。

ここで早速この施設に文句をつけますが、
館内の動線、まわり方がわかりにくい。
普通ならば「順路」的なものがわかりやすく表示されていますが、
それがない。
この美術館を出た後、何か物足りない感じを受けましたが、
ホテルに着いて改めてパンフレットを見てみると、
なんと、この展示会のメインである蒔絵を見れていなかったことに気づく。

2階から館内に入り、まずこの看板が目に入る。
そこにあれば普通はすぐにその展示があると思うはずです。
一応「Gallery 4-6(1F)」と書いてありますが、わかりにくいです。
その辺、要改善です。

この展示会では1階の部屋で井上涼氏によるアニメーションが
放送されていましたが、
その部屋の奥に更に展示室があることに気づかず。
案内やその表示をもっとわかりやすくしっかりしてほしいと思いました。

さて、そのアニメーションは「忍者とゴールド・マキエ」なるタイトルのアニメ。
忍者Bと忍者Cが森の泉でスマホを落として
その後どうなるか、というどこかで覚えのあるような流れのストーリー。
絵柄や展開のゆるさが個人的に良かったと感じました。

忍者Bと忍者C。アニメーションは動画撮影は禁止ですが、写真撮影であればOKでした。
真っ白な無地の人形が置いてあると思ったら、
ゴールド・マキエさん登場時に
ご覧のようにプロジェクトマッピングで
表情や色が映し出されました。

6. その他館内の様子

黄金の茶室。
かの豊臣秀吉が作ったものを再現したものとのこと。
芸術としては素晴らしいですが、
ここでお茶をするとなると
なんだか落ち着かない感じがしそうです。
左:池上秀畝作「梅に叭々鳥」
右:木村武山作「菊と鶏」
能楽堂。ここで行われる催しも機会があれば見てみたいです。
杉本博司作「海景 熱海」
こちらのベンチは脚をよくみると、ガラスが使われています。
カメラのレンズに用いられる光学ガラスだそうです。
館内からの外の景色。
館内を回っているうちに天気が良くなってきました。
この美術館のロケーションは最高です。

7. 茶の庭

館外の敷地内には「茶の庭」なる庭園がありました。
緑に囲まれ、歩いていて気持ちが良かったです。

唐門。茶の庭の入口。
庭園内の歩道
手前から「花の茶屋」と「光琳屋敷」
片桐門。重そうな印象を受けますが、実際は?
一白庵。ここでお茶とお菓子を味わうことができますが、
この後すぐ昼食ということで今回はパスしました。

(次回へ続く)

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