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腱板断裂手術日記21

 2021.7.20 入院21日め

 入院してから、体重が3キロ減った。
日々、着実に減っている。
やったー!
と、喜びたい、いや、喜んでいるが、体がだるい。
朝から、かったるい。
体重が、減っているせいか、リハビリストレスか。
何か、調子が出ない。

 リハビリが、バンバン進んでいく。
マッサージをゆっくり丁寧にやってくれて、
そこまではとても気持ち良い。
しっかりほぐして、硬い所が無くなると、その後のチャレンジが、厳しいのよね。
 今日も結構辛いところまであげてくれる。
うぐぐっ、うー、うー、
PTの渡辺君、最近、遠慮無いねえ。

 入院患者のリハビリは、1日2回なので、午後も
チャレンジタイムがやって来る。
 うー、うー、?

朝は痛いんだけど、午後はスイスイあがる。
うぐぐは無い。
やっぱり、やると違うもんだな。
だから、2回なんだね。
と1人で関心する。

 こういう時にに思う。
やっぱり、入院しててリハビリした方が、絶対、
リハビリが進む。
だから、早く社会復帰出来ると。
早く帰りたい気持ちはわかるが、
経済的に許されるなら、自分が納得するまで、
入院した方が、復帰は  早い。と。

 今日のニュースは、4階の時に私の隣りのベッドだったO田さんが、5階の私達の出世部屋に、
引っ越してきた。こと。
 
 21日も入院してると、飽きそうでしょう?
なのに、毎日、何かニュースがあるのよねー。
些細な事も、気に留め無いと、何も無いけど、
 ちょっとした事に目を向けてみると、
新しい発見や、面白い出来事になる。

 だから、私は、どこにいても、大抵は楽しい。

O田さんは、私より2才年上。
なんと、私の亡くなった夫と
同じ会社だった事があると。 
私は、その会社の下請けの事務だったので、
色々と話しがあった。
その上、野球、ジャイアンツファンで、
ナイターをやっている日は、1つのテレビを
2人で観て応援した。
この頃は、野球をテレビでやっていた。

 人って面白いもので、
ナイターの度に、ビール呑みながらテレビを占領されると、文句の一つも言いたくなるが、
居なくなると、なんか、懐かしくて
自分で、ナイターを観てしまう。
 これなら、文句も言わないで、気持ちよく観せてやればよかったなあ。
なんて、思いながら、、、。

 そういえば、まだ、O田さんの怪我の話しをしていなかった。
 O田さんは、休日を利用して、友人と2人、
電車に乗って、ビール飲み放題のビアガーデンに
行ったらしい。
 駅に着いて、ちょっと混んでる人の動きに合わせて
階段を降りていたら、後1段というところで、
足を踏み外した。

 足首の骨、細い方と太い方、両方とも折れて、
足が、変な方を向いていたと。
ひえ〜っ!
救急車で運ばれたんだけど、家から離れた駅なので、
ここに入院したく無い!
とわがままを言い、応急処置だけして帰ってきたと。

 ビールも飲めず、その駅からタクシーで、
結構な交通費を払って帰ってきたらしい。
ビール飲んだ後だったら、出血酷くて、
わがままなんて言ってはいられなかったと
思うけど。
だから、ある意味、ラッキーだった?

そんなこんなで、私より1ヶ月早く入院しているが、
足首に金具が貫通して、吊られていたので、
金具を取る手術やらで、2回も手術をしたので、
外科病棟から出られなかった。

大分、良くなったって事だね。
良かった。

 


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