腱板断裂手術日記23
2021.7.22 入院23日め
固定具を外して1日過ごした。
朝の回診の時は、思ったより痛くない。
S先生に
"挙げてごらん"
と言われ、腕を横に挙げた。
つい、先生にいいとこ見せようとして頑張っちゃって、肩が上がってしまった。
"そうだね〜。肩甲骨動かさないで、ここだけで動かす"
そうですね〜。
動いちゃいました。
てへ
自主トレで、昨日、あんなに考えて練習したのに
失敗した、、、
まだまだね。
とりあえず、午前中は、病院の散歩道の草取りをした。
なんて言うか、蝉が鳴いている中で。
と言う言葉では足りない。
この空間全てがセミの鳴き声で震えてる。
いろいろな種類のせみがいるはずなのに、大合唱を超えて、セミの鳴き声が、一つのかたまりになって私を覆い尽くしてていた。
そんな中、入院患者が1人、病院の草取りをしていた。
遊歩道がいろいろな草に占領されて来ていたが、
すみれとにわせきしょうは好きな花なので、
抜く事が出来ずに残してきた。
午後は、お散歩2周。
大股でゆっくり手を振って。
これが1番良いリハビリかもしれない。
丁度、30度位の振り方だし、肩が上がらないですむ。
鏡を、見ながら挙げてみた。
元々、左肩が高いから、どうしても動かすと
左肩が上がっているように見える。
ベッドに横たわってやっみる。
こんな感じかなと思う所ができたら、
また、鏡見ながらやってみる。
うーん。
いたい
やり過ぎた。
痛くなっちゃった。
折角外したけど、固定具つけてみた。
あ〜、
やっばり、落ち着くわぁ。
とりあえず、コンビニに買い物行く間だけ、
付けとこう。
夜は、岡田さんの退院について話しあった。
100%相手が悪い交通事故で、治療費は全部相手の保険が出してくれているという。
岡田さん曰く、もう、2ヶ月も入院してるから、
保険会社に悪いから、退院するというのだ。
どうやら、保険会社から、いつまで入院するのかきかれたらしい。
聞かれただけで、早く出て欲しいと言われた訳では無いのに、たぶん、早く出て欲しいと思われてると思うから、退院するという。
でも、まだ、車イス生活なのだ。
全然、リハビリが進んでいないのに、今、退院すると、最後の終点がちがうよね。
入院していて、1日2回のリハビリなら、走れるようになるかもしれない。でも、今、帰ると、歩けるようになった。が終点になるかもしれない。
外来のリハビリは、週に2回だから、進まないのだ。
せめて、かかとつけて、杖で歩けるくらいにならないと、家の中で車イスだと、家族も大変だしね。
保険会社に気を遣って退院するなんておかしいよ。
一旦停止を止まらないで、出てこられて、バイクに、乗っててひかれて、こんなに痛い思いして、ちゃんと治してないのに、保険会社に気を遣って、退院するとかって、優しい人だから。
でも、きっと、これからの人生、足の骨折れて、腰の骨折れて、鎖骨も折れてるのに、鎖骨、くっついて無いのに、大変な老後になっちゃうのは目に見えてる。
もうちょっと、一緒にいようよ〜。