学振と保育園
無事、保育園が決まって博論提出に向けて集中して執筆に取り掛かれそうだ。ということで、役所に提出した書類に関するポイントを一つだけ書きます。役所の人にもアドバイスされると思いますけど。
私は今DC2(文学系の情報はあまり見ない気がするので、いつかこの話もします…)をもらっているので子供がいても全身バキバキになるくらいは毎日パソコンに向かってちゃんと勉強しているのですが、保育園に入るに当たって就労時間とか証明する書類を区に提出する必要があります。
まず通常通り、役所から指定された様式を学振側に記入してもらいます(そもそも学振特別研究員なんて国が母体になってる事業なんだからもっとうまいことやってくれよと思うけど)。これ、以前は「採用証明書」を発行してくれるだけだったのかな?今は指定の様式を郵送すると、記入して返送してくれます。
ただし、学振が証明してくれるのは「一応それなりに給与を払われている身分であること」だけです。就労の実態は証明してくれません、なんせ雇用関係がないので。保育園に提出する書類では「週〇〇時間働いている」というのが直接点数になるので、ここが重要なのです。
従って、追加で勤務の実態を証明する書類が必要になります。これを受入研究者に書いてもらうことになります。色々と書類として書面が埋まる程度に文言を書いてもらいます。私が調べた前情報では「週のスケジュールがあればオッケー」ということだったんですが、私の住んでいるところでは「直近三ヶ月の勤務日数」も求められました。従って、学振の制度上預かってもらう必要があるってことを述べる他に、以下のような情報を盛り込んだ書類を作成してもらうことになります。
(前略)
日本学術振興会発行の採用証明書に就業時間は記載されないため、以下に示す週間スケジュールに沿って研究を行っていることを証明する。
月〜金: ○時○分〜○時○分
また、以下に最近3カ月の勤務日数を示す。
令和2年 8月分 :〇日( 8月1日〜 8月31日)
令和2年 9月分 :○日( 9月1日〜 9月30日)
令和2年 10月分 :○日(10月1日〜10月31日)
(後略)
という感じです。以上のことを書類に盛り込んでください。かくいう私も、最初は「直近三ヶ月の勤務日数」を書いてもらわなかったので、追加で書いてもらいました。DCあるいはPDじゃなかったら、学生の身分で申し込むことになるのかな。一番面倒なのは、博士取り立てで非常勤のコマ数もあんまり多くない場合かな。というかどんなに多くても非常勤で保育園の点数満点=週に40時間以上の実労働は無理ですから(1コマ1.5h×27コマ、完全に過労死)、個人事業主になって準備時間・採点、学生指導も業務として計上するなど色々な手があるみたいですが、今回自分はそれをやらなかったので詳しくはわかりません。
ということで、これからもがんばりましょう!!!