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[投資昔話]大きなカブが暴落したので家族総出で引っこ抜いたら、大逆転の億万長者になった件

息抜きにどうぞ。

昔々、あるところに株式投資が大好きなおじいさんがいました。おじいさんは毎日、畑の代わりにパソコンの前に座り、株式市場を見守っていました。おばあさんも孫も「じいさん、そろそろ休んだら?」と言いましたが、じいさんはいつも「いやいや、この株は必ず大きく育つんじゃ」と信じて疑いませんでした。

ある日、じいさんが持っていた株が突然、大暴落してしまいました。画面を見つめたまま、じいさんは大ショック。「こんなはずじゃなかった…」と頭を抱えました。株価はどんどん下がり、もう取り戻せないかもしれないと思い始めたその時、じいさんは決意しました。

「よし、ここからみんなでこの株を引き上げるぞ!絶対に利益を出してやる!」

そこで、まずはおばあさんを呼びました。「ばあさん、ちょっと手伝ってくれ。二人でこの暴落した株をどうにか引き上げよう!」

二人でパソコンを見つめ、じいさんは分析を続け、おばあさんは応援しますが、株価はまだ上がりません。「これは一人や二人じゃ無理だねえ」と、ばあさんが言います。

次に、孫を呼びました。「孫よ、若い力でこの株を引っ張り上げてくれ!」

孫もパソコンを見つめ、じいさんの戦略を聞きながら一緒に株式投資を頑張りますが、まだ株は動きません。「これはまだ足りないぞ…」とじいさんは思い、さらに助けを呼ぶことにしました。

そこで、犬を呼びました。「犬よ、お前の嗅覚で次のチャンスを見つけてくれ!」

犬はじいさんの周りを走り回り、チャートの変動に反応しますが、株価はまだ戻りません。次に猫を呼びました。「猫よ、お前の素早さで瞬時に買いのタイミングをつかんでくれ!」

猫もパソコンの前に座り、チャートをじっと見つめますが、株はびくともしません。最後に、ネズミも呼んでみんなで力を合わせました。

「せーの!」と一斉に力を合わせた瞬間、なんと株価が急激に反発し始めました。みんなで見守る中、株価は上がり続け、ついに莫大な利益を上げることに成功しました。

じいさんは大喜び。「見ろ、みんなで力を合わせれば、どんな暴落だって乗り越えられるんだ!」と、満足げに言いました。

こうして、おじいさんと家族は大暴落からの大成功を成し遂げ、村一番の投資家として有名になったのでした。

おしまい。

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