私が欲しかった言葉
上の子が絶賛凹み中。
原因は卒業に必要な作品制作がうまく言っていないから。
何度も何度も悩んで出した案はことごとく先生からNGを出され、もうどうしていいのか湧かなくなってしまっている様子。
少しでも気が晴れたら・・・と思いお話を聞いてみたりしたけれど、やっぱり原因を解決できないと早々スッキリもできないみたい。
しょんぼりショボショボした目で郵便を出しに行く準備をしている子にハグしながら『なにも出来なくてごめんね。でもずっと見守ってるよ。うちの家族はみんな○○(上の子)の子の味方だからね』と言った。
余計グスグス泣かせてしまったけれど、ハグしながら言っていた言葉・・・ああ、あれは私が欲しかった言葉じゃないのかな?と思った。
両親の離婚問題に巻き込まれ荒んでいた10代の頃。グレる勇気もなくただただ自分が消えてしまいたかった。
あの時、私以外の母や兄も辛かったのかもしれない。
自分以外を思いやれる余裕もなかったのかもしれない。
でも私、あの時にさっきみたいに母に言って欲しかった。
ずっとずっとそう思ってたんだなぁ・・・と。
母はもう認知症が進んできっとこんなことを話しても分かってもらえないだろう。
いや、認知症になっていなかったとしても分かってもらえなかっただろう。
もう、それでいいと思う。
私はもう10代の少女じゃないし、自分で自分のケアも少々ならできる。
ただちょっとだけ、そんな気持ちだったんだな・・・と今更ながら気付いてしまった(笑)。
もう随分昔の事なのに、いつまでも引きずっててちょっと恥ずかしい。
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