父親似
この前YouTubeを見ていたら『パネルクイズ アタック25』という番組のPCゲームが紹介されていて、そのゲーム画面に登場する司会の児玉さんが父に似てて思い出したお話。
私の顔は父親似だそうだ。
別にどちらに似ていても構わなかったが、父が家に帰らなくなった頃の精神不安定な母には大問題だったようだ。
顔を見ては父親似だと責められた。
責められてもローティーンの子どもに上手な対応などできるはずもなく。
生まれてきてずっとこの顔だったのに・・・今更どうしようもない。
言われるまま傷ついて俯くことしかできなかった。
刷り込まれた負のイメージはなかなか根強く、顔に対するコンプレックスは50代になってようやく気にならない程度になってきた。
今では似ているのかどうかもわからない。
都合の良いことに母にはそんなことをした記憶は残っていないようだ。
やった方は覚えていないけれど、やられた方は忘れないってこういうことなんだろうな、と思う。
母は私の反面教師。
自身も気をつけて生きていこうと思う。