開けた未来
いつかくる管理入院を恐れているからか、この10月は何かに追われるように沢山の友人に会った。
一緒にパフェを食べたり、やりたいことを聞いたり、先輩ママのアドバイスを聞いたり、新しいお家について話したり、生後7ヶ月の第二子と会ったり、3歳になる子供の現在などの話をした。
それぞれに前向きな未来があって、それについて前進していて、私にはそういうのが眩しくて、夜にこっそり泣いたりした。
悲しくて泣いたのではない。
嬉しくて泣いたのだ。
どうか皆のやりたいことが、うまくスムーズに進んで欲しい。
お腹の子は24週、7ヶ月になった。
外に出ても生存率がグッとあがる週数だ。
ホッとする。
お腹も目立ちはじめ、マイナートラブルとして聞いていた、頻尿、足がつる、むくみが始まった。
着圧ソックスがかかせない。
血液検査で貧血が判明し、鉄剤を飲んでいる。
だいぶ早いが、急な入院に備えて少しずつ育児用品の準備を始めた。
「あなたみたいな症例は30週で入院する人が多いですからね〜」と医師に言われる。
30週は12月初旬あたり。マジか。
やりたいことは来月中にやっておかねば。
11月の数日間を働いたら、仕事を退職する。
やっと解放される…と思いつつ、医療に関わる仕事はそれなりに楽しかったので、離れるのは寂しくもある。
今の仕事は学ばなきゃいけないことが多すぎて、勉強が苦手な私にはその点が結構苦しかった。
次に働く仕事は、頭を使わず淡々と作業する業種にしたい。
秋が来て嬉しかったのに、もう冬が顔を出している。
猫達はもこもこと冬毛になり、コタツは満員だ。
ストーブの試し焚きもした。
今年の11月と12月は、きっと怒涛のように過ぎていくのだろうな。