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バラを育てようと思ったら:購入後
今や、有名販売店がyoutubeでバラの栽培動画を出しています。
noteなんて見る人は当然そちらをチェックしていると思いますが、動画全部見るのは面倒、という方向けに簡単な書置きをします。
というのも、バラを数鉢購入した方が「こりゃ枯れるわ」という育て方をしてしまう事例を何件も見たので……
google検索で、バラ+ある品種の名前+育て方、としたときにトップに出てるサイトでもやってるので、ネット界隈の素人バラ栽培情報は危険です。
せめて
バラの家
京阪園芸
まつおえんげい
コマツガーデン
篠宮バラ園
イタミローズガーデン
デビッドオースチン
他、バラ育成本業サイトやyoutubeを確認してください。
1.やたら切るな/咲かすな
特に新苗は最初の1年は絶対です。
予想外に大きくなっても冬まで切らない(HTの花後剪定も弱めに)
1m未満なら冬になっても高さをそろえる程度でよい(大きくなっても40cm以上は残す)
横から変な枝がーと思っても切らない。
触らず蕾だけ取る。シュートが伸びてきたら30cmくらいで先っぽをちぎる。
大苗は多少さかせてもいいですが、株が疲労して葉を落とすようであれば全力で咲かせない。
バラは、枝を新しく更新しながら育つ植物です。
特に、根本から生えてきた枝(シュート)を切って既存の枝だけを育てようとすると、年々花が咲かなくなります。
2.植え替えろ
新苗は買ったらすぐ、大苗は根が鉢の底から出ていたら、大きなサイズの鉢に植え替えましょう。
その時、根鉢は崩さない。そっと鉢を外して、新苗なら6号へ、大苗なら8号以上に用土を入れて植え付けましょう。
3.日に当てろ
大前提。直射日光を6時間は当てます
そのような場所がないなら、アジサイなど日陰好きの花木をお勧めします。
4.水と肥料を切らすな
よくあるアドバイス乾燥気味に~というのは、誤解を招く表現だと思っています。沼地にするな、です。
鉢植えなら土の表面が乾いていたら水をやるべきだし、地植えも表土が乾いた際に水やりして罰はあたりません。
また、肥料も大きくなるまでは所定量あげましょう。枝葉を伸ばせません。
ある程度枝葉が増えたら施肥はへらせます。
5.病気に弱いバラなら消毒しろ
なんで消毒が必要かというと、バラの大敵黒星病で葉が落ちてしまうからです。枝葉が増えなければバラはたくさん咲きません。黒星病はバラ生育の最大の敵です。
消毒が面倒なら、黒星病に強いバラを購入しましょう。