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スタンダードのバラ

 スタンダード仕立ては、1m以上のばした台木の先端付近に接ぎ木をしたもので、目の高さからバラの苗が始まるような仕立て方になります。育成に時間がかかり、大きな姿での梱包となるため送料も高価。ゆえに扱っている農園も少ないですし、品種も限られます。

 コマツガーデンで秋に予約をし、2月に受け取りました。コマツガーデンはERを自社農園で接ぎ木育成および販売できる、私の知る限り国内唯一の業者ではないでしょうか。現在ERのスタンダードはここでしか買えないと思います(コマツガーデン以外はサイトにスタンダードとして商品が乗っていても、現在は取り扱いがないと言われました)
 支柱はもとからついているので買わなくて大丈夫(アイアン支柱も同時購入したのですが、鉢にささるサイズではなく、ヤフオクで売るしかない状態です)

 品種はジュードジオブスキュア、ジュビリーセレブレーションというデビッドオースチン社の品種(イングリッシュローズ=ER)です。本当はレディエマハミルトンもスタンダードで欲しかったのですが、売り切れでした。昔はデビッドオースチン社のサイトでも取り扱っていたようですが、現在はブログに記事はあるものの、販売サイトには残念ながら商品がありません。

 ERは人気があるものの、地面近くからもさもさに葉が生える印象があるため、手入れや花の鑑賞時がしずらい印象がありました。ですが、目線の高さから生えるスタンダードであれば手入れも鑑賞もしやすいと思い、購入してみました。

地面ギリギリから葉を伸ばす上、葉が密集。
これはエマハミルトンですが、ジュードジオブスキュアもジュビリーセレブレーションも
同じように継ぎ目に近いところから葉を密集して生やしています。

 2月に届いた苗は、8号ロングスリット鉢にはいっており、堀上げて間もないのかあまり根がはっていないのでそのまま3月まで放置しました。
 その後、根が張っていないのを忘れあやまってジュードの鉢を外して植え替えてしまいました。現在のところ、ジュードも問題なく育っています。

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