Eテレのマルクス資本論が刺さりすぎてやばい
今、マルクスの資本論を読んだら少しは理解が深まる気がする。
Eテレの伊集院光さんが出演している100分で名著が分かりやすい。そしてテレワークの日は昼休みにテレビが見れるのがありがたい。Eテレ、めちゃくちゃ面白い番組やってるではないか!
資本主義前後と剰余価値の説明はとても分かりやすかった。デフォルメされているのかもしれないが、労働量=価値というゲーウェーゲーの世界では、賃金以上の剰余価値は全て資本家の利益になる。
利益をあげるために、資本家は労働者を最大限に働かせ、労働によって産まれた価値は搾取する。資本主義社会では労働者は搾取され続ける構造になっている。そして、労働者自体が商品化されている。
商品化されるということは、労働者は自分の仕事を自由に売る、つまり、仕事を自ら選べる状態にある。しかしながら現実は自由な労働者のはずが、搾取され続け実際は自由ではない。
こんな話だったと思う。読んだ事がないので、詳しい解説はできないが、パッと感じたのは、モノの値段は労働者の労働量に対して比例するものではない気がする。モノの価値は、需要タイミングと希少性で決まっている気がする。が、製造業の工場労働者とかはこれに当てはまるのか。販売すれば必ずある程度は売れる携帯電話とかの生産ラインとかは、まさにそうなのかも。
ただ、ものによっては労働をしても価値生み出していないという状況が発生するのではないか?とも言える。あー先が気になってきた。
次回予告では、イノベーションでクソどうでもいい仕事が生まれたみたいな暴言があってますます気になっている。録画しておこう。
しかし、この番組を見ると、資本家になりたいと思ってしまう。ただ個人的には今後の経済は違う形になる気がしている。イメージ的にはフルスロットで働かなくてもなんとか回る世界になる、というか。