【BL漫画】かんしゃく玉のラブソング【感想】


疲れた身体にはBL。夜寝付きが悪いことも多く、そんな時は今まで買った漫画を読み直すことが多いです。特にBL漫画は1巻完結が多いので丁度いい長さ。
本棚に本を戻すことが苦手な人間なので書籍は専ら電子派です。好きなタイミングで読める。有難い世の中。

ちょっと前に買った『かんしゃく玉のラブソング』
いや〜、控えめに言ってもすごく良い。ここ最近で1番胸がぎゅんとしました。
この作品は『キューピッドに落雷』『キューピッドに落雷 追撃』のスピンオフ。追撃に出てくる先輩のお話。この時は当て馬か〜??って思ってたけど、普通に良い奴だった。


あらすじとしてはこんな感じ。

受験生の和晃は、幼なじみの猛生のことが大好きだ。
性格もルックスも良く、なんでも出来る人気者で、とにかく女の子にモテる猛生ー
その姿をずっとそばで見てきた和晃は、自分の恋心を伝える気もなく、
一番の友達でさえいられたらいいと思っていた……のに!
ある日突然「オレ、男もいけっかも」と猛生が言い出して?!
ベランダ越しに行き交う平穏な日常には戻れない!
完全無欠な男前✕虚弱で一途なこじらせ男子
近すぎる距離感が甘くもどかしい、幼なじみラブ♥

ちるちる


まずここの1番エモい?尊い?ところは、なんと言っても幼馴染設定!!
幼馴染っていう響きだけでもう可愛い。小さい頃から一緒で、ある時を境に意識していく…みたいな設定に弱いオタクです。そして受けの子(和晃、メガネの子)が攻めを一途に好きっていうのに興味を惹かれました。健気受け好き。
あと攻めが学校でも人気者なのもいい。そう、この人気者の攻めがすーーーーっごくいいスパダリだったんですね…。
昔から身体弱めな受けのお世話をしていたから過保護気味なのも、それが幼馴染っていう括りの時から発動しているのも……たまりません。

前作のメインCPが出てきて、それに嫉妬しちゃう受けだったり、どんどん受けのことが可愛く見えてきてより一層意識しちゃう攻めだったりがいて、ピュアピュアなんですよね。あ、人を好きになった時のピュアな気持ち…これこれ…と懐かしさも感じる。干からびていたオタクにとって素晴らしい水分補給でした。お話自体も一冊まるごとメインCPのお話なので、たっぷり堪能出来ます。攻めがしっかり受けのことを考えて答えを出して…って行動もするので読み応えのある大満足な一冊です。当て馬だったりも出てこないので、恋愛関係のハラハラが苦手〜って人も安心して読めます。ちなみにこの作品はえっちしません。ちゅーまで。すごい健全。BL初心者の人にも読みやすい!BLちょっと興味ある〜って友達におすすめしました。まだ読んでないらしい。早急に読んで。
(追記⇒えっちしませんとか書いたのに、読み直したら途中で触りっこあったし最後に普通にえっちしてました。どういう記憶??あまりにもピュアすぎて勝手にえっちしないと思い込んでた。すみません。ただえっちは受けが可愛くてかわいくて可愛いのでぜひ。)

性癖として、病弱だったり虚弱だったりする受けが好きなんですけど、この作品の受けさんもちょっと虚弱なので、私同様こういう性癖持っている人にもオススメできます。
体格差あるのも良い。身長差はそこまで大きくはないのに、筋肉のつき方とかの差があるのが好き。攻めがぎゅっとした時に収まりの良い受け可愛い。

ピュアな高校生幼馴染ラブ読みたい〜荒れた心を癒したい〜って時におすすめな一冊。

大学生編とか出ないかな??付き合って初エッチしたり、大学生で交友関係も増えて嫉妬したりすれ違ったり喧嘩したり仲直りしたりイチャイチャしたりの王道展開をこの2人で見たいんじゃ………


『キューピッドに落雷』『キューピッドに落雷 追撃』のCPもめちゃくちゃ可愛くて好き。また読み直そう。

いいなと思ったら応援しよう!