仕事できない私が職場で生きる術
久しぶりにバイト時代の先輩と話す機会があった。
ふとバイト時代の話が出た。
バイト先の話になると、先輩は私に
「本当色んな人に嫌われてたね〜!仕事も出来て無さすぎたよ!笑」
と言った。その先輩は私に良くしてくれるし全然意地悪とかではなく半分冗談で言ってるのでそれに対しては何も思ってない。
そこで色々とよみがえった。仕事が出来なかったこと、女の子ともめたことなど。
仕事できてないことは自覚してて、むしろそれが理由でやめたので良いが、ほとんどの人に嫌われてるとは思わなかった。
もはや笑えてきた。
私のことを嫌っていたのは大半が女子みたいだ。
私はそこでバイトしてる時、少し年上のお姉さん的な人が
「○○(私)さんは''女を使って仕事している''ので一緒に働きたくありません。」
と店長に私のことを言っていたことがある。
これはさすがに傷ついた。これは自分でもわかっていた。
でも改めて、私は女を使って仕事をしてるのか。と思いもうバイトに行くのが怖くなった。
私はあまりにも仕事が出来ないので愛嬌を男性陣に振りまくことでしか自分の居場所が作れなかった。
だから男性陣には人気があったしとても仲が良かった。
何人か体の関係も持った。
これは望んではいなかったが職場で居場所を作るにはここまでしないといけない発達障害、改めてやばい。
精神科の先生が言ってた
「アスペルガーはキャバ嬢なら上手くできるよ」
って言ってたのはこういうことか。とも思った。
バイトの時はできるだけ可愛くメイクして、お洒落して、男性陣に愛嬌を振りまきバイト先に自分の居場所を作っていた。
傍から見たら男たらしのクソ女にしか見えないことはわかっているが、今までのバイトで仕事ができなくて居場所がなくなって辞めざるを得なかった私にとって、バイトを継続する方法はこれしかなかった。
そこでバイトを始める時、キッチンかホールか選べたが、私は女子は怖くて苦手なので男子が多そうなキッチンを選んだ。
私の予想通り同年代の男子が多く、女子は1人だけでそのこもサバサバした子で、キッチンの中の人間関係は良かった。
でも、ホールのメンバーはほとんどが女性で、みんな私のことを嫌っていたらしい。
あの子は仕事できないから一緒に入るとイライラする。
男たらしだよね。
ヤバい子。
など。
女性陣は表面では全くそんな表情をせず明るく挨拶してくれるからそんなこと言われてることを知って、昔のことだが少しショックだった。
発達障害で仕事ができない私にとって、お金を稼ぐためには女を使うしかないって、これは大問題だなと改めて思った。
私自身も、職場にそんな人がいたら嫌だし、できればテキパキ仕事をこなして仕事の出来で認めてもらいたい。
もうすぐ社会人になるが、不安しかない。
女を使って仕事をするやり方では絶対通用しない。
また生きていくのが怖くなった。