母子分離レッスンについて、最近の考え【ピアノ・リトミック教室】
Instagram@neben.ashiya
個人のピアノレッスンとグループのリトミックを開講しています。
0-3歳の親子リトミックは、たっぷり親子での時間を楽しんでほしい！と思い、「親子リトミック」と名付けました。
今日、土曜日の親子リトミックでは、日々忙しい生活の中で、親子の濃密な時間を過ごせたら、とお通いくださっているという話を聞かせていただきました。
そのお声を聞き、時間を作って居場所の１つに選んでいただけたことがとても嬉しかったし、そのお声にお答えできるように、もっともっといいレッスンをできるように！と気が引き締まりました。
それはそれは幸せな時間が流れています。
3-5歳の「幼児リトミック」は、当初親子一緒に音楽の楽しさを体感するところから始めてきたのですが、子どもたちも随分慣れてきたので今年から母子分離でできるように進めています。
３歳〜、自立心が芽生える時期なのでその成長を妨げないように。
母子分離レッスンのいいところは、親の顔色を伺ったり、親に判断してもらうということがないので、自立につながるというところ。
こちらもその子の許容量に合わせた内容を提供しますので、どうかご安心くださいね。
それに、子どもたちだけの世界だから経験できることや学べることってたくさんあると思うのです。
音楽のシャワーをたくさん浴びるレッスン時間は、子どもたちの五感、集中力、創造力、表現力を育ててくれます。
今まではなかった2人のやりとりが生まれてきていて嬉しくて、急いでカメラを向けました。
１月より体験レッスンが始まっている「英語とピアノ」も母子分離で行いたい理由があり、それは子どもたちが集中してクラフト活動に取り組んでほしいからなんです。
ママが横にいて、どうする？こうする？とかではなく、1人でやってみることで自分で決めて判断する力がつきます。
子どもが本来持つ集中力を発揮するためには環境設定、大事です。
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私の教室はピアノの個人レッスンも、現在ほとんどの生徒が母子分離です。
３歳になりたて（年々少）の生徒も
自分で靴を揃えて
鞄を椅子に置いて
上着を脱いで椅子に置いて
楽譜を出して
譜面台に立てて
1人で30分のレッスンを受けています。
（最初のレッスンで一通り流れを説明すると、すぐできます。）
「練習、どこまでだったらできそうかな？」
と聞いてみたり、まずは色々なことを自分で考えてもらっています。
宿題は子どもたちが分かるように提示をし、レッスンでやったことは保護者さまが教材を見れば分かるように書き込んでいます。
(ピアノは練習が必要なので、ここは重要です！)
もちろん、お母さまの付き添いがあった方が家での練習の進みが良くなる、子どもが安心して受けられる、などレッスンの同伴を選択されている方もいらっしゃいます。
どちらにもそれぞれの良さがありますね＾＾
ちなみに、５歳長男（年中）が通う音楽教室は幼児の間は母子分離が必須で、選択できなくて。
小学校になっても親がついているクラスがあると聞きました。
長男やクラスのお友達の様子を見ていても、親がいない方がちゃんとやるだろうなぁと思うことが、本当に多々あります。
ママと一緒も楽しいけど、やはりママ任せになってしまう、自立心が育たない。
「ママいない方がちゃんとやるんじゃない？」と会話になることもしばしば…。
でも付き添い必須なんです…^^;
そんな現場を目の当たりにしていることもあるし、私の教室で子どもたちだけでしっかりレッスンを受けられているのを見ると、やっぱり子どもは自分で考えて、行動して、取り組む力があるよなぁと。
特にグループレッスンだと教師側は大変かもしれないけれど、やはり３歳以降は母子分離レッスンが良いのかな、今の時代に相応しいのかな、と最近は感じています。
(長男が通う英語、体操教室は母子分離で、のびのびと自分で取り組んでいるので余計にそう思います。)
だから以前は敢えて言っていなかったのですが、最近は体験レッスンの時に「母子分離がおすすめです。」とお話しするようになりました。
それに、忙しいママも増えてきています。
ママも自由な時間が少しあったらいいよねって思うのです。
今日のリトミックや、日頃のレッスン、長男の付き添いで感じていることをまとめてみました。
保護者さまで何かご質問やご意見、ご要望などありましたら、なんでもお聞かせくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
それでは。おやすみなさい。良い日曜日を！
兵庫県芦屋市
音楽の教室neben.
音楽教師Marika.