ピアノ講師・ピアニストが子育てする時に直面すること
トップ写真は、抱っこ紐で次男を抱きながらピアノに向かっている私の姿。
0歳と3歳の子育て真っ最中で
ピアノの前にしばらく座るということすらハードルが高かったりします。
今の私にとってピアノの練習は二通りあって
①仕事のために必要な練習
②自分のスキルアップのための練習
です。
①は夫にお願いしたり何としてでも時間を確保するしかない!ということなのですが、今の大きな問題は②です。
スキルアップのための②の練習を十分にしないと、現状維持すら難しく、年々技術や記憶力など衰えていくのが現実です。
子育て中の普段の日々の中、時間をとって②の練習をしようと思うと…
抱っこ紐をしながらの練習や、ピアノの下に座らせて遊ばせながらの練習。
子どもを見ながらで姿勢が悪くなったり、音楽に集中できなかったり、細かい反復練習はじっくりとできなくて…
とまぁそんな感じです。
これが続くと、『ちゃんと』練習ができないということにストレスがたまってきます。
そんな負のループの中にいた私でしたが、
子育て真っ最中の今は、②の十分な練習はできなくてもいいや!
と割り切って決めることがようやくできました。
弾けなくなるのは怖くない。
もう一度うまく弾けない気持ちを味わうことになるけど、それは生徒に教える時に活きるかもしれない。
そしてまた新しくチャレンジができるという喜び!
考えてみると、そんなに悪いことでも悔しがることでもないのかも…
と思い直すことができたんです。
今まで長年培ってきたものが身体に染み付いて残っているから、まだまだ立て直しもできるはず。
今はただただ思いっきり自分の世界で集中して練習できる時が楽しみ。
ちなみにここまで割り切って考えられるようになったのは、つい最近のこと。
それまで力が入っていたものが、ふっと抜けていく感覚でした。
今は①の練習として、1日5分でも!と
7月の弾き合い会に向けて講師演奏の曲を頑張っています。
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