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なぜ自分で音楽教室を開きたいと思ったのかを整理。原点にかえる。【フリーランス/ピアノ教室経営】

教室のことを色々考えていると

「なぜ私は音楽教室を開き、仕事として選んだのか。」

大抵いつもここに辿り着きます。




レッスンのことを考える時
生徒募集をする時
新しいことを企画する時

届けたい人に向かってまずは文章を書きます。


書くために頭を整理しているうちに、「なぜ自分は〇〇をしようと思うのか。」というところに自然と行き着くわけです。





今日は改めてそのことを書いてみようと思います。


Instagram@neben.ashiya



まず、私が自分の音楽教室を開いた1番の理由は、大学卒業後に就いた学校教師(音楽)の時に感じた違和感。



音楽の実技テストで点数、成績をつけなければならないこと(!)



これが苦痛でしかなかったです。


特に中学生の場合は、音楽の成績が内申点に大きく関わってくるという現実…


「どうして、うちの子は5でも4でもなく、3なの?」と、中学3年生の保護者さまに説明を求められたこともあります。


明確な線引きをきちんと用意し、成績をつけるほかありませんでした。




自分の教室をやっている今は、「あぁ、評価しなくていいから幸せだな。」って心底思います。


だって、音楽は誰とも比べず、誰とも競わず、自分のペースで楽しめるものだということが大前提にあるからです。



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そして、2つ目の理由は「働き方」。


ピアノと向き合うのはいつだって1人で。

自問自答し、課題解決を繰り返し、曲を完成させていくのです。

個人主義的な感じで、静かに対話を重ねていく。


同じように1人で教室を運営していく中では

・やりたいことをスピーディーに行動にうつせる
・自分の思い描いていることを全て自由に挑戦できる
・子育てなどライフスタイルに合わせて働き方を調整できる


こんなメリットがあり、特にこの3点が気に入っているところ。

レッスンメニューから料金から何から何までを自分で組み立てる。
自分で選べる自由と、請け負う責任と。





仕事内容、働き方。
こんな理由があって選んだこの仕事。

自分なりの誇りを持って、毎日一生懸命取り組んでいます。




ちょっと頑張ることで見えてくる
ルールや制約があるから創造が生まれる

ピアノや音楽の良さ。




今習いに来てくれている子どもたちが、
ピアノや音楽を自分の世界の中で楽しみながら成長してほしい。
ピアノの先生っていいなぁ。
なんか楽器が弾けるって素敵!
私も自分で全部決められる仕事をやってみたい!


少しでも何か感じてくれたら嬉しいな。
ピアノを楽しめる子どもたちがもっと増えたらいいな。


そんなことが今の夢の1つにもなりました。



Instagram@neben.ashiya


音楽は趣味にもなり、特技にもなり、職業にもなります。


そんな世界が広がっていくよう、子どもたちが心も身体もリラックスして音楽を学べる場所でありたいです。


Instagram@neben.ashiya


「なぜ、〇〇をしているのか。〇〇をしようと思ったのか。」

原点にかえって考えてみると、自分が大切にしたいことが見えてきます。

それは1番大切にしたいものであることに間違いないと思うのです。



それでは、また。
お読みくださりありがとうございました。

兵庫県芦屋市 音楽の教室neben.
音楽教師 Marika.

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