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子どもが過ごす環境、大切なこと。【保育園/ピアノ教室】


昨日は、次男の保育園の懇談会でした。


担任の先生のお話で、とても心に残ることがあったのでシェアさせてください。


子どもが過ごす環境の大切さについてお話を聞かせてくださいました。



例えば、紫陽花を植えていなかったら紫陽花を知れないし、ダンゴムシがいなかったら姿を見ることができない。

子どもたちは環境さえあれば、触ってみることもできるし、何だってできる!と感じることが多かったので、環境って子どもたちにとってすごく大切だなと思うのです。」

とお話を聞かせてくださいました。


このお話がすごく胸に響いて。

園の色々なところに子どもたちが作った掲示物が飾ってあったり、花や植物、みんなで育てる畑があったり。

そういった考えで園の環境を整え作ってくださっていること、この環境があるからこそできる学びや楽しさがあるのだ、と改めて気付きました。

花壇にもいつも季節のお花が♪



また、快・不快を知ることの大切さについて。

「鼻水を自分で拭いたり、服が濡れたり汚れたりしたら、びっちゃんこ!と言って着替えたり。快・不快を自分で気付けるようになってほしいと思って取り組んできました。」

と教えてくださいました。


確かに、次男は「汚れたよ!着替える!」「お鼻ついてるよ!拭く!」
とよく言ってきます。

これも、快=気持ち良い状態と、不快=気持ち悪い状態を自分で知っているからこそ分かること。


それがこれから生活習慣や身だしなみをきちんと整えることに繋がっていくのだなぁと。


良い環境の中、大切なことを教えていただき、本当に先生方には感謝です。


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私自身も音楽教室を運営していく中で、環境についてこだわっている部分があります。



それは、できるかぎり
良い音と素材の楽器を選ぶ」ということ。


子どもたちは、本物の良い楽器の音色を知らなければ、ずっと知らない、知れないまま。

演奏目的で作られた楽器と、子どもが遊ぶ目的で作られた楽器は音が全然違います。
ここは音を聴き、学び楽しむ教室なので、
もちろん全て前者の楽器。
自分の耳で響きや音色を聴き比べ、素材もなるべく天然素材のものをセレクト。
マラカス、鈴、カスタネット。
小さな楽器ひとつとっても鳴る音は全然違います。


乳幼児期のリトミック
生まれて初めて耳にする音は、美しい本物の音であってほしい。

そして成長した時に、その違いが分かるようになってほしい、と思っています。


多彩なグランドピアノの音色もたくさん聴いて、味わって、感じてほしい!


美しい音はどんな音なのか
タッチによって音色が変わること

音楽は全て「聴くこと」から始まります。

良い耳が育っていると、自分が奏者になった時の意識も変わってきます。


そんな考えで環境を整え、「ピアノは耳で弾くんだよ!綺麗な音は自分で作るんだよ!」と言いながら、日々レッスンをしています。




環境が与えるもの、こと。
環境を用意する大切さ。


心に残った担任の先生の言葉と、音楽教育の観点から私が心がけている環境づくりについてまとめてみました。


お読みいただき、ありがとうございました!

それでは。

音楽教師 Marika.

子どものピアノレッスン風景。
Instagram@neben.ashiya

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