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自分ごと

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#ピアニスト

自分を肯定できなかった今までの仕事、そしてようやく辿り着いた今の仕事。

自分を肯定できなかった今までの仕事、そしてようやく辿り着いた今の仕事。

今、自宅音楽教室の仕事がとっても充実しています。

次男が入園した去年から本腰をいれて取り組むことができるようになり、今年2025年も良いスタートがきれている感じ。

なぜ今の仕事が続いているのか、楽しいのか、充実しているのか。

ちょっと深掘りして考えたくなってみたので、頭の中から出して綴ってみます。

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20代の頃は何をやっても続かない。

小・中学校音楽教師、雇われピアノ講師、ブライ

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自分の世界を広げてくれた取り組み、2つ。

自分の世界を広げてくれた取り組み、2つ。

今日は金曜日。

毎週、ピアノ演奏動画をアップする日です。

ピアノ演奏動画を公開するのは、最初本当に本当に勇気がいりました。

「まだ思うように弾けていないし、自分は未熟だから。」
とずっと思っていて。

アップするなんて考えもできませんでした。

でも、じゃあいつになったら完成するのか?
どれだけ弾ければ納得するのか?

そんなの分からないし、未完成でも今の等身大の自分を出してみようと
ほんの

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夢を叶えるための環境設定。

夢を叶えるための環境設定。

毎週自分に課しているピアノ演奏動画アップ。

きっと、「締切」を決めていないと、今日も練習できなかったなぁ〜と流れていくんだと思う。

他にもやること・やりたいことはいっぱいあるから。

まずは決めてみる、大切だなぁ。

そのおかげでピアノに向かう時間を確保できていて、この時間は未来の自分にとって有意義な時間であることは間違いないんだもの。

ピアノを弾くことをワクワク楽しみ、色々なストーリーを叶

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芦屋のピアニスト、木田陽子さんのコンサートへ。

芦屋のピアニスト、木田陽子さんのコンサートへ。

聴衆として参加するピアノコンサート。

私にとってはただ単に楽しみに行く場所とはならず、完全な娯楽ともならず、気を引き締めて行く場所です。

この日のためにどれだけの労力と準備をかけて、神経を集中させなければいけないかが分かるから。

そしてコンサート中もピアノ奏者の立場として聴いてしまうので、常に頭の中が忙しく思考回転の連続。

「ここはこういう風に弾くんだ」
「こんな解釈なんだ」
「ここは緊張

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手の乾燥対策/かんたんスキンケアとおすすめハンドクリーム

手の乾燥対策/かんたんスキンケアとおすすめハンドクリーム

冬になり、空気が乾燥してきましたね。

私はピアノ弾きなので、特に指や爪の乾燥が気になります。

朝夜、顔に化粧水を塗って余った分を、爪の甘皮や手の甲にも塗っています。

以前ネイリストさんから教えてもらった方法でとても簡単にできるのでぜひ試してみてください♪

ささくれ予防にもなります。

日頃から手のケアだけは意識して気をつけていて、
キッチン、洗面所、ダイニング、寝室、教室など至る所にハンド

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自分を文章や作品で表現し続けること

自分を文章や作品で表現し続けること

これからは自分のことをどんどん出していける人が残っていく、そんな予感がしています。

先の世界に向かっている方々を見ていても、「マイワールド」を惜しみなく発信し、伝え続けてくれている気がするのです。

私の場合、話すのは全然得意でないから、書く。

自分が書いたものを読んでみてなんか違う!ってなったなら、何度でもやり直せる。

そして文章は永遠に残っていく。広がり続ける。

今は「文章」よりも「動

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子育て中の演奏活動について思うこと

子育て中の演奏活動について思うこと

今日は家族で近所の野外イベントに遊びに行きました。

生演奏があるとのことで、とても楽しみにしていました!

子ども連れでもこうやって生演奏を外で楽しめてすごく嬉しかったです^^

1歳4歳を連れてコンサートに出かけようと思うと、大変なので…!

出産前まで演奏の仕事をしていた頃は、コンサートに行っても、どうしても演奏者目線で聴いてしまい。
仕事モードでソワソワ落ち着かず、どこかリラックスできない

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指導者と演奏者、両立が難しい理由【ピアノ講師/ピアニスト】

指導者と演奏者、両立が難しい理由【ピアノ講師/ピアニスト】

この問題は、「時間的な両立ができるか」という安易な問題だけではない気がするのです。

演奏。

自分の全てを注ぎ込む。

今の全力をかけて、右脳や五感をフルに使って、新たにクリエイティブなものを作り出す。

レッスン指導。

ある程度今までの経験やノウハウがあるからそっちの方が生かされることも多い。

それプラスその時にできることを。

うまく言えるか分からないけど、何が言いたいかと言うと

やっ

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今だから思う音大に行かなかった理由。岐路に立った当時の私が選んだ道。

今だから思う音大に行かなかった理由。岐路に立った当時の私が選んだ道。

3歳からピアノを習い続けたけれど、大学は音大ではなく教育学部(音楽)を選んだ当時を振り返って記録してみようと思います。

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思い返すと、いくつかの岐路があったように思います。

初めての岐路は、中学生の頃。

音大には行かないからと、進学校である高校への入学を自分で決めた時。

その時は何を考えて決めたのかぼんやりとした記憶しかないのですが、今振り返ってみるとそこに明確な理由が存在していた

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手から伝わる力。祖父に教わったこと。思い出。

手から伝わる力。祖父に教わったこと。思い出。

最近久しぶりにマッサージに行ったのですが、心のこもった施術でとても嬉しくなりました。

体を整えようとしてくれる、一生懸命な気持ちが手から伝わってきました。

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ふと、亡くなった祖父から教わったことを思い出しました。

10年程前に祖父が入院中、いつも握手をして帰っていたのですが、始めはなんだか恥ずかしくて控えめな握手になっていた私。

すると祖父から

「そんな握手はダメだ、心を込めて握

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27歳でウィーンにピアノ留学

27歳でウィーンにピアノ留学

ウィーンに行ったきっかけ。

私は大学卒業後、中学校・小学校の音楽教師として勤めていました。

3年勤めて、演奏の勉強を海外でしてみたい。
自分の演奏はまだ伸び代があるのかどうか知りたい。

そんな気持ちがむくむくと。

ちょうどウィーンで習ってみたかった先生が夏にセミナーを開催されることを知り、思い切って参加。

若くてレベルの高い現役音大生の子に囲まれて。

私は教育学部(音楽)卒業なので、根

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