DeadCellsを遊んだ話
UP.23環境でGWにやったので。BC3くらいまでの話。
試行錯誤が楽しめる本当にいいゲームだと思います。
ゲームに興味があるけどまだ買ってない人は、
「変異と呼ばれるパッシブスキルを取得する機会がある」
「プレイヤーのステータスは3種あって振り分ける必要がある」
「ステータスの赤は暴虐、紫は戦術、緑は生存とゲーム内で呼ばれている」
「装備は2つのメイン武器、2つのスキルの4つの装備から成り立つ」
だけ押さえればなんとなく中身がわかると思います。
プレイ時間15分くらい:投げナイフ
強かったポイント:上下誘導の強さ
弱かったポイント:威力低すぎ
まだ戦術に振るとか生存に振るとか暴虐に振るとか変異を取るとかなんもわからなかったころの装備。
出血ダメージが意外と強く(最近になってリワークされたらしい?)、また初期の近接や弓と違って上下誘導が強いのでお手軽に空中の敵を処理できるのが楽しいいい武器だった。
ただ、やはり瞬間火力が低いせいで硬い相手に頻繁に事故り、気絶もしてくれないのでとにかく集団戦に弱く、不便さを大きく感じて別武器を探すことになった。
Keep:飛んでる敵(特にカミカゼ)に強い
Try :硬い敵に強い武器を選ぶ
プレイ時間数時間~ルーン全回収くらいまで:氷結の波動
強かったポイント:安全性が高い
弱かったポイント:盾を持てない・飛び道具に弱い
反省点を踏まえ、武器枠に氷結の波動を採用。投げナイフの代わりに適当な紫武器などを採用して、とりあえず各種ルーン(飛び降りで床破壊するやつとか、壁貼り付きとか)を友人に場所を聞きつつ回収することにした。
氷結の波動自体は確かに強かったけど、組み合わせる武器に困った。近接を振ればリスクが高く遠距離は威力が低くてCCの旨味が少ないという問題点があり、振りが遅くて火力の高い武器を求めていた。
このあたりだとまだWikiを解禁していなかったため相性のいい武器はなんか適当に引ければいいかな……くらいの感じだった。
Keep:飛んでる敵(特にカミカゼ)に強い、CCがあって硬い相手にも安全
Try :組み合わせる武器が弱く時間がかかるか、せっかくのCCを活かしにくいので、改善したい
コンシェルジュ安定撃破~王の手謁見くらいまで:波動+粉砕の槌
強かったポイント:とにかく火力が高い
弱かったポイント:飛び道具の差し込みに弱い 振りが波動も槌も遅いのでとっさの行動が弱い
実は結構後になってから見つけた。このあたりまではまだ最初の武器を変更するオプションを開放しておらず、狙った武器を持つのがそれなりに難しかった頃なので緑武器はなかなか縁がなかった。
偶然拾ってコンボが成立し、安定していなかったコンシェルジュ撃破を達成し、そのまま初の王の手挑戦までたどり着いた。
ただ、そこまでに回復薬を使ってしまったこともあり、クリアはできなかった。同時に、このあたりでゲームへの理解が進んでボスへのCCに耐性がつくことの問題点や、変異の厳選などを検討しはじめる。
Keep:飛んでる敵(特にカミカゼ)に強い、CCがあって硬い相手にも安全、火力が高い
Try :振りが早い武器を選びたい
王の手撃破くらいまで:戦術ビルド・電撃鞭+氷結波動
強かったポイント:CCと無難な武器の組み合わせで安定性が高い
弱かったポイント:単体火力に若干難がある CC頼みなのでボスに耐性が付くと辛い
必要な変異は友人に教えてもらったりで回収した頃合い。
武器枠に電撃のムチ・氷結の波動を採用し、氷結の波動で安全を買いながら集団戦に強く単体火力も高い電撃のムチで殴っていく、スタンダードな組み合わせ。
戦術一本振りの結果、粉砕の槌では生存に振らされるせいで弱かったタレット各種の強さが頼れることに気づいた。
緑の強力なタレットはこの時点では見つかっておらず(Wiki縛ってたせい)グレーネードも頼れる火力のものは見つかっていなかったので、スキル枠がかなり無駄になっていたのが、ここにきて一気に火力として信頼できるようになり、安定感が大きく増した。
以後は武器枠の他にスキルまで含めてビルドを模索していくことになる。変異はまだあまり気にしていなかった段階。
この時点で王の手自体は撃破。BC1に難易度を上げながら、さらに安定するビルドを探していくことになる。
Keep:飛んでる敵(特にカミカゼ)に強い、CCがあって硬い相手にも安全、火力が高い、武器の振りが早い、スキル枠が活かせる
Try :ボス火力を上げたい、ELITEエネミーを簡単に倒せるようにしたい
BC1挑戦段階:パワーグレーネード・アルマジロパックの発見
このあたりで設計図を偶然に拾ってパワーグレーネードとアルマジロパックを回収する。
パワーグレーネードは生存か暴虐極振りならELITEのHPを半分持っていくくらいの打点が出ることを確認し、戦術ビルドに足りなかった瞬間火力が出ることに可能性を感じる。
アルマジロパックは生存の変異だがステ振りでスケールするのがダメージなので割とどうでもよく、ロールでパリィが出るため飛び道具に非常に強く出られることに魅力を感じた。今に至るまで第一変異で固定しているレベル。
アルマジロパックでパリィが強いことに気づき、盾を中心としたビルドを検討し始める。
BC1挑戦~クリア段階:両盾スタイル
強かったポイント:任意の盾でいいので装備が安く済む 対ボスも盾でまあまあ安定する
弱かったポイント:単体火力に難がある
アルマジロパックに加えて武器枠にも盾を採用し、装備を絞ることでショップで高額の強い武器に乗り換えていくスタイル。
戦術武器ならなんでも試していたころ。
パワーグレーネード以外のスキルに若干難を感じていたのでまだ生存武器と暴虐武器はあまり検討していなかった。
コンシェルジュは盾さえあればかなり適当でも勝てるエネミーで、エリートにも盾で強く出られるケースが多く、氷結の波動よりも個人的には安定して戦えると感じた。
ただ、盾の刺さらないエリートや、行動をあまり覚えていなかったせいで難しい王の手には盾と火力低めの電撃のムチを始めとする戦術武器だけで戦い抜くには若干辛いものがあり、本格的に単体火力を求めて暴虐武器や生存武器で開放できているものを探し始めた。
Keep:飛んでる敵(特にカミカゼ)に強い、盾があって硬い相手にも安全、火力が高い、武器の振りが早い、スキル枠が活かせる
Try :火力を上げたい
BC2挑戦:ハットリのカタナ
いい武器をあまり開放していなかったので諦めてWikiを見ようかと思っていた頃合いで、ハットリのカタナの設計図をうっかり発見する。
ハットリのカタナは暴虐どころか全武器で見てもトップクラスに使い勝手のいい武器で、早い振り・高い火力を両立していた。
更に長押しのダッシュのアタックは成立時~攻撃後の硬直終了時までの完全無敵があるため、回避にも使える上に瞬間火力も高く、小型のエネミーならこの長押しだけでワンパンできるレベルの強さを持っていた。
このハットリのカタナを使えるというだけで暴虐ビルドに魅力があると感じて、以後は以下の条件に合うものを探して完成度を上げていく方針を固めた。
・ハットリのカタナを引けないこともあるので、他の暴虐武器で強い武器を2つくらい見つけて暴虐に振る正当性を増やす
・パワーグレーネード以外に優秀なスキルを探す
このあたりで日本語Wikiの武器一覧くらいは解禁した。
変異はほぼアルマジロパック・無慈悲(HP15%以下の敵を即死させる)で固定しており、後は暴虐の変異から適当に1つを取っていた。
Keep:飛んでる敵(特にカミカゼ)に強い、盾があって硬い相手にも安全、火力が高い、武器の振りが早い、スキル枠が活かせる、高い火力がある
Try :ハットリのカタナ以外にまともな暴虐装備を増やす
BC2挑戦:暴虐ビルドの完成形
これが最終的にたどり着いた武器二種。ハットリのカタナも含め、全ての武器のクリティカルの条件が容易で、どれも十分強いと判断した。
触手は真横にしか攻撃できないため高所の対応に若干難があり、ヴァルモントのムチは真横が攻撃できないため若干の苦労はあるが、それを補えるくらいの火力の長所がある。
これら三種+盾+アルマジロパックでほぼ武器枠は固定された。スキルはパワーグレーネードの他、クラスターボムも火力が高かったので、まずはこれらを試した。
後に暴虐の変異で「敵を近接攻撃で倒すたびにスキルのクールダウンが縮む」というものを発見したので、回転の早いスキルを連続で撃って雑魚戦でも素早く終わらせようという発想になった。
クールダウン4秒の歩兵のグレーネードは最終的に1.5秒に一回投げることになる上、説明文と違いそれなりに火力がある(パワーグレーネード200に対して70、クールダウンは13秒と4秒なのでCD1秒あたりならむしろ僅かに勝つ)ので雑魚戦がとても快適になった。
電撃のムチを振っていた頃とは違い露骨にプレイヤー側の火力が高く、DeadCellsは暴虐ビルドが最終点かな……などと思い始めていた頃だった。
BC2~BC3クリアビルド:バグ利用電撃のムチ+氷の破片
BC3クリアビルド。たぶんこれが一番強いと思います。強さを求めた結果最終的にバグに片足を突っ込むことになった。
スクショの関係でキーボード操作になってるけど普段はパッド。
暴虐ビルドで挑戦しても挑戦してもBC2がクリアできず、ついに海外の公式Wikiでマスクデータなどを確認して全力を出し始めた頃。
そうしてダメージキャップを計算したビルドを組むなどしていてもまだ勝てず、息抜きにBC0やBC1などを適当に走っていた時に、偶然「一部の武器はボタンを同時に押すと同時に攻撃が出る」ということに気づく。
最終的に電撃のムチ+氷の破片が同時に出せることに気づき、採用した。この時点では圧倒的な火力は出る(電撃のムチだけでもまあまあ威力高いのに氷の破片まで出してDPSほぼ二倍なんだからそれはそう)が、2つのボタンを連打するのは操作が難しく、とっさにロールを出せないのが致命的なためネタの域を出ないかもしれないなと思っていた。
が、友人がDeadCellsの配信をしているのを見ていた時に、キーコンフィグを誤って武器2つを同じボタンに設定していたのを見てしまう。
その時は剣+盾だったので同時に出ずに盾が出ていたものの、「実はこれ電撃のムチと氷の破片持ったときだけキーコンで同じボタンにしたらワンボタンで出せるんじゃね?」ということにたどり着いてしまう。
実際にDiscordのサーバー内で配信しながら試したところ、あまりにもお手軽にワンボタンで超火力が出てしまうため、余裕で道中を駆け抜けてしまう。
この時点ではまだボタン連打が忙しい部類だったのだが、配信を見ていた友人から「設定でボタン押しっぱなしでコンボ出るようになるよ」と教えてもらった結果、ついに連打の必要もなくなり、操作が簡単になったことで飛び道具を回避するためのアルマジロパックだけで十分に安定するようになってしまった。
その日のうちにBC3もクリアしてしまった。強すぎる。
このビルドはあまりにも瞬間火力が高すぎるので火力が高いことをメリットとする暴虐ビルドのほぼ上位互換となっていて、回り回って最終的には戦術ビルドに帰ってくる形となった。
武器の受けが若干狭く引きに左右されがちではあるが、そのときは電撃のムチだけ持って残りは盾でも十分ごまかせる。ひどい。
ただ、明日ナーフされたり武器2つが同時に出ないように修正されても何も文句が言えないタイプのビルドではあるので、修正されないうちに早くBC5までクリアしておきたい。
これから検討しているもの
DeadCellsを勧めてくれた友人に「戦術で瞬間火力が出るグレがあればなー」と愚痴っていたところ、「あるよ」と教えてくれたので取りに行こうと思います。
クラッシャーがそうらしいのでWikiを見て取りに行こうとしています。取ってないから画像が貼れない……
おわりに
神ゲーだからみんな買おうね。正直別にどのビルドでもクリアはできると思うから多様性があっていいゲームだと思う。僕は下手だからがっつりビルド練らないとクリアできないけど……。
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