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日本で見つけた夢。ANS.の開発に情熱を注ぐプロジェクトマネージャーの挑戦

みなさん、こんにちは!株式会社Neautech(ニューテック)で広報を担当しております、赤坂です。

株式会社Neautechは「医療とテクノロジーで自分をもっと好きになれる社会へ」を企業パーパスに、ANS.(ANS.)というオンライン美肌治療サービスを主軸として、化粧品開発事業、医療DX事業の3つの事業を運営しているスタートアップ企業です。

今回は、開発プロジェクトマネージャー 田京 寧にインタビュー!ANS.を我が子のように思っていると話す田京さんの開発にかける想いを伺いました。

株式会社Neautech / 開発PM 田京 寧
中国で建築学を専攻し卒業後、日本大学大学院理工学研究科に進学・修了。その後、新卒で人材サービス企業にエンジニアとして入社。1年目からプロジェクトマネジメント業務に携わり、自社開発プロジェクトから業務委託案件まで、幅広いPM経験を積む。Neautech社長・水本の誘いを受け、同社に入社後は開発責任者としてプロダクトの品質向上と事業成長に取り組んでいる。

受託業務では見えないものを求めて。スタートアップへキャリアチェンジ

ー日本に来たきっかけとこれまでの経歴を教えてください!

日本に来た理由は、日本のアニメやゲームが好きだったからです。

ーえ!そういう理由なんですか(笑)!

はい、そうなんです(笑)。あとは、留学経験を積みたいという思いもありました。中国の大学を卒業後、23歳で日本に来ました。そして、1年半日本語学校に通った後、大学院に進学し、エンジニアリングの基礎を含む情報科学を学びました。

大学院卒業後は新卒で人材サービス企業にエンジニアとして入社し、そこでNeautechの社長である水本明宏さんと出会いました。

ー前職は大手企業で安定した職場環境だったと思いますが、そこからなぜNeautechに転職しようと思ったのでしょうか。

一つ目は、水本さんからお誘いをいただいたことです。前職で、水本さんと同じプロジェクトに関わる機会があり、一緒に仕事をする時間がとても楽しかったんです。

また、前職では自社サービスの開発もありましたが、大半が受託委託で、受注された内容を期限通りに進めることが主な業務でした。前職からすでにNeautechのANS.事業にも関わっていたのですが、外注という立場では一つのサービスの成長を間近で見守ったり、深く関わったりすることが難しかったのです。

もっとANS.事業にコミットしたいという思いが強まり、入社して本格的にプロジェクトに携わることになりました。

ースタートアップへの転職に不安などはありましたか?

ありませんでした。むしろ、日本で実績をしっかり積まないと中国に帰らなければならない状況だったので、「これはチャンスだ」と前向きに捉えていました。

求められるのは想像力と情熱。ユーザーファーストの開発

ー現在の業務内容を教えてください。

私はANS.事業のプロジェクトマネージャーとして、開発スケジュールの計画やタスク管理、仕様の作成を担当しています。それらをベトナムのエンジニアチームと連携して進めるのが主な業務です。また、エンジニアのマネジメントや、プロダクトチームのサポートにも関わっています。

技術関連の業務はほぼ私が担当しており、例えば、マーケティングチームから「こういうデータを集計したい」という相談があれば、その方法を考えます。また、デリバリーサービスチームから配送データの取得について相談を受けることもあります。さらに、システム全体の管理や運用も任されています。

ー やることが多岐にわたりますね!忙しくて大変そうです…。

でも、充実していますよ。多くの部署と関わりを持ちながら、サービスをより良いものにするための改修を繰り返せるところに、大きなやりがいを感じています。

以前から、一つの会社に深くコミットして、そのサービスの成長を支える仕事がしたいと思っていました。それが実現できているので、この環境に感謝しています。

ーその熱意が素敵ですね!ただ、海外エンジニアとのやり取りは大変ではないですか?

そうですね。間にコミュニケーターさんがいてくれるのですが、それでも言語の違いによる意思疎通が一番の課題です。そのため、指示はできる限り具体的かつ明確に伝え、重要な部分は何度も確認するようにしています。場合によっては、英語で直接エンジニアとやり取りすることもあります。

「ここまで書けば分かるだろう」といった曖昧な表現は避け、「不明点があれば必ず確認してください」と明言するなど、コミュニケーションには常に工夫を凝らしています。

ー開発、改修を行うときに心がけていることはありますか?

プロダクト視点と開発視点で、それぞれ取り組むべきことが異なります。
まず、プロダクトの視点では、ユーザー様が「きちんと運用されているのか」と不安に感じないよう、少なくとも2週間に1回のアップデートを行うようにしています。

そして開発の視点では、プロダクトチームの要求に応えることを第一に考えつつ、細かいバグの修正にも力を入れています。表面的にはユーザー様に影響が少ないバグでも、月に1度は必ず修正を行い、システム全体の安定性を確保しています。

どちらの視点でアップデートを行う時も、必ず意識しているのはユーザー様の視点です。ユーザー体験が良くなるよう心がけています。
プロダクト開発の基本的な在り方だと思うのですが、それが実際にできるかどうかはその会社の環境や考え方次第です。Neautechは、ユーザー目線を徹底して開発ができていると自負しています。

ーユーザー視点を持つために意識していることはありますか?

ユーザー様のためにと思っていても、気付かないうちに自分都合で進めてしまうことがあるかもしれません。だからこそ、「これは本当にユーザー様のためになっているのか?」と自問することを欠かさないようにしています。
また、開発したものは必ず自分で使い、一ユーザーとして使いづらい点や改善点を洗い出します。実際に触れてみることで、初めて気づく課題も多いですから。

ーおしゃれだけど見づらい、操作しづらいページを見かけることもありますよね。

そうですね。そのようなデザインは、本当の意味でユーザー様のためにはなっていません。ANS.では、利便性を最優先に考えています。
ですので、開発の際はまずユーザー様にとって理想的な状態を整理し、それを基準に現実的に何ができるかを検討するようにしています。このプロセスを大切にすることで、より良いユーザー体験を提供できると信じています。

良いサービスをもっと多くの人に届けたい!ANS.への想い

ー立ち上げ当初から成長を支えてきたANS.は、ジンニンさんにとってどのような存在ですか?

我が子のような存在です!
ANS.には2年以上関わらせていただき、自分なりに「どうしたらこのサービスをもっと好きになってもらえるか」「ユーザー様により良い体験を提供できるか」を考えながら、改修を重ねてきました。

最初の頃はユーザー様も少なく、画面もまだ洗練されていなかったのですが、今では多くの方に使っていただけるサービスへと成長したと感じています。それでも、まだまだ可能性を秘めたサービスです。「もっとできる!」という思いが強い一方で、改善できていない部分については申し訳なさもあります(笑)。

もっと多くの人に「ANS.は素晴らしいサービスだ」と認めていただけるよう、これからもアップデートを続けていきます!

ー愛を感じます(笑)。今後、ANS.をどのようにアップデートしていきたいですか?

これまでで特に手応えを感じた改修は2つあります。

一つ目は「フォローメッセージの送信システム」です。
この機能を使えば、ユーザー様に治療の進行に合わせたメッセージを定期的にお届けできます。特に、定期検診を促すフォローメッセージは社内からも高く評価されており、ユーザー様の健康管理をサポートする良い仕組みだと実感しています。

もう一つは「HADAログ」です。これは肌の写真を記録する機能で、ユーザー様ご自身が治療の経過を振り返ることができます。また、医師もHADAログを参考にすることで、より精度の高い治療を提案できるようになります。この機能もユーザー様から「便利」「治療へのモチベーションが上がる」など、多くの嬉しいお声をいただいています。

HADAログ画像

ANS.は「伴走型のオンライン美肌治療サービス」です。フォローメッセージやHADAログは、まさにそのコンセプトと理想を支える重要な機能だと思っています。
これからもこれらの機能をさらに進化させ、ユーザー様にとって最善のサービスを提供できるよう、改良を重ねていきます!

社内メンバーからのメッセージ

ANS.事業部 プロダクトマネージャー  清水
ジンニンは、サービス立ち上げ期から一緒にANS.を作ってきたバディのような存在です。ANS.に対する想いが人一倍強く、こちらが心配になるほど(笑)熱い気持ちのままサービスに向き合っている姿に刺激を受けています。また開発チームの統率力がとても高く、チームをしっかりまとめ、プロダクトの開発を進めていただいているのでとても心強いですし、正確かつ対応スピードも早いので、これまでたくさんの機能をリリースすることができました。これはジンニンが熱い気持ちでサービスに向き合い続けてきたからだと思っています。これからも頼りにしています!

ANS.事業部 開発QC 喜屋武
ジンニンさんはレスポンスが丁寧かつ的確、そして何より早いので、迷ったときすぐに相談することができる頼れる存在です。リモートワークでも距離を感じず、円滑に業務が進められているのもそのお陰です。また、みんなから慕われているANS.のハブ的存在で、冷静に分析・判断する能力だけでなく知識量も豊富なため、日頃から多くのことを学ばせていただいています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
この記事を通して、少しでもNeautechについて興味を持っていただければ嬉しいです。


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