【代表取締役インタビュー】「未来の医療体験をつくっていく」Neautechが目指す医療の新しいカタチとは
みなさん、こんにちは!株式会社Neautech(ニューテック)で広報を担当しております、赤坂です。
株式会社Neautechは「医療とテクノロジーで自分をもっと好きになれる社会へ」を企業パーパスに、ANS.(アンス)というオンライン美肌治療サービスを主軸として、化粧品開発事業、医療DX事業の3つの事業を運営しているスタートアップ企業です。
今回は、Neautech代表の水本明宏に、Neautechの事業内容やこれからの展望について熱く語ってもらいました!ヘルステック事業に興味がある方、Neautechについて詳しく知りたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
美容の世界には、正しい選択が患者・利用者に届かない「歪な構造」がある
____これまでのキャリアについて教えてください!
新卒でメガベンチャーに就職をし、マーケティングからキャリアを始めて、その後はプロダクトマネジメント、新規事業開発に携わりました。
1年目から何でも任せてもらえる環境で、新規事業の0→1、1→10に関わる多くのことを経験しました。2年目には責任のあるポジションにつくなど、たくさんチャレンジができる環境でしたが、反対に大失敗をして損失を出すようなこともあって(笑)。ビジネススキルもメンタルもすごく鍛えられましたね。
____最初からマーケティングに興味があったのですか?
マーケティングをやりたかったというよりは、自分が考えたこと・やりたいことをビジネスで実現するために必要な、全ての力がほしいと考えていました。たまたま、マーケティングからキャリアをスタートさせただけで、20代の頃は新規事業のなんでも屋さんでしたね。
中でもIT関連の事業に関わることが多く、2020年頃からは医療×IT事業に携わるようになり、それが今に繋がっています。
____医療から美容に興味が転換したタイミングはどこだったのでしょう?
コロナの流行で、オンライン診療や抗原検査の事業に関われたことが大きかったですね。当時、厚生労働省に承認された精度の高い新型コロナウイルスの抗原検査があるにも関わらず、広く流通しているのは粗悪な未承認の研究用抗原検査でした。
アクセスが悪いというだけで、正しい選択が患者・利用者に届かない構造が歪だなと感じたし、もったいないなとも思いました。
僕が美容の世界に興味をもったのは、コロナと同じような歪な構造があると思ったからです。
肌の悩みの中には、どのような治療をしてどの薬を処方すればいいのか、既にわかっているものも多くありますが、知識がないとシミがポロっと剥がれるような広告を信じて製品を購入してしまう人がいるなど、情報の非対称性がすごく高いんですよね。
「この歪な構造をなんとかしたい」と思ったときに、僕がこれまで培ってきたIT×医療を美容の世界にも取り入れることで、正しいものを届けられるのではないかと考えました。美容に興味をもったというよりは、美容業界の構造に興味をもったという感じですね(笑)。
「この事業はいける!」と感じた。オンライン美肌治療「ANS.」の躍進
____Neautechは元々オンライン美肌治療サービスと美容クリニックの2つの事業を展開していましたが、会社がオンライン美肌治療サービスに主軸を移したタイミングで代表取締役に就任されましたよね。そのときの心境はいかがでしたか?
実は、重責やプレッシャーはそんなに感じませんでした(笑)。先ほどお話しした通り20代で責任のあるポジションを任せてもらっていましたし、失敗もたくさんしてきたからかな。
あと、僕が代表に就任する前はANS.事業部長をしていたのですが、ANS.(アンス)がめちゃくちゃ伸びてきていたんです。
僕は自分の経験も含めていろいろなものをロジカルに語れるタイプなんですけど、「この事業はいける!」と感じる瞬間はアートなんですよね。PMF(プロダクトマーケットフィット)は数字で測れないというのはまさにそこなんですけど、この伸び方は違うなって感じました。
社員全員がこれはいいサービスだと思っていたから、より多くの人に届けたいという熱量をもって、一丸となって頑張れたことが今につながっていると思います。
未来の医療体験をつくっていく。Neautechは第2のフェーズへ
____会社のミッションやバリューは、会社としての意志や目標を共有するための指針としてとても大切なものですよね。Neautechが大切にしている価値観を教えてください。
Neautechが3つ掲げているバリューの中で、もっとも大切にしているのは「Do the right things」です。「世の中に正しいことをする 」ということを僕たちの行動指針としているので、何か判断に迷ったら「これは顧客にとって価値のあることなのかどうか」を基準に考えています。
僕たちのブランド「ANS.(アンス)」というブランド名は、Answerに由来していますが、顧客にIT×美容医療を通して肌悩みのAnswerを届けるという点においては、まさにNeautechの価値を体現したサービスです。
打ち合わせをするときもAnswerが価値規範として何度もでてくるので、Neautechで働いているみんなの中には、この顧客中心の考えがしっかり根付いています。本当に頼もしいチームです。
____この先のNeautechはどのように成長していきますか?水本さんが描いている未来を教えてください!
いま僕たちは「未来の医療はこうあるべきだよね」というものを作っていると思っています。
これまでは、病院に行って診察を受けて、お薬をもらって帰るという診療方法が100年以上続いていたんですよね。
でも、オンライン診療を導入することで、病院に通う手間を省くことができたり、初回の診察ハードルを下げられたり、継続支援を行うことができたりと、お薬以外の新しい医療体験を提供できるようになりました。
ただ、ヘルステック事業ってサービスの提供者と利用者の利益が一致しないことが往々にしてあるのも事実です。いいサービスを開発しても儲からないから消えていく事業もたくさんあります。だから、事業を継続させるためにも、利用者とサービス提供者、ステークホルダーがwin-winな関係であることが大切で、いまNeautechではそれが実現できています。
ですから、これまでANS.で築いてきたアセットを利用・活用して、美容分野だけでなく他の疾患に対しても医療体験をアップデートしていくのが今後の目標です。いまは美容皮膚の領域だけですが、より広い価値の提供を目指していきます。
____その夢を叶えるために、いま採用も強化中ですよね。どんな人と一緒に働けたらいいなと思いますか?
自分がいま得意としている分野だけでなく、さまざまなことに興味関心を持ち、挑戦し続けられる欲張りな人がいいですね。
僕は、スタートアップにおいて最も重要なのは「人」だと思っています。個人で実現できることには限りがあるし、お金があったとしても同じ方向を向いて一緒に走ってくれる人がいない限りは描いたビジョンは叶えられないからです。
いま、少しずつ同じ視座を持っている人たちが参画をしてくれていて、Neautechは第2フェーズに入りました。
僕は人生の限られた時間を使うなら、誰もが出来ることではなく、誰も取り組まないけれど、自分が心から望む未来の実現のために時間を使いたいと考えています。
大抵の人が無理だと考える事も、実現可能であると信じ突き進むことで、大きな価値を社会にもたらすことができると信じています。
今いる仲間たちも、これからNeautechで働いてくれる仲間たちともビジョンをともにして、新しい医療の体験を日本だけでなく世界に届けていきたいです!
他メンバーからのコメント:
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
この記事を通して、少しでもNeautechについて興味を持っていただければ嬉しいです。