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「自分探しなんてどうでもいい」【インタビュー】

北海道ママのオンラインコミュニティ「ニアラボ」。ここに入って「人生変わった!」と言う人が今、少しずつ増えてきています。今回はそのうちのひとりに「人生が変わったストーリー」を聞いてみました。

北海道出身者ではなく、転勤族としてこのまちにやって来たあみさんです。

札幌に来てから変わった「働き方」



島根県で生まれ、広島県の専門学校に進学。在学中に二級建築士の資格を取得したそう。その後結婚し、旦那さんの転勤で石川県5年、そして札幌2年目となるあみさん。

現在派遣社員として、建築関係のお仕事をされています。

ある日突然舞い込んできた旦那さんの転勤辞令により、札幌には2023年4月に引っ越して来られたのですが、そのまさに同タイミングで北海道ママのオンラインコミュニティ「ニアラボ」が始動。(※以下、ニアラボ)

石川県にいた時もインスタグラムを使って情報収集をしており、同じように北海道の情報も検索されていたといいます。そして見つけた、オンライコンコミュニティのメンバー募集の投稿。

「石川にいた時も転勤族とは思えないくらい遊んで暮らしていました(笑)。インスタグラムを始めてからは子育てイベントに参加したり、親子教室に参加したりと活動の幅が広がって益々楽しく過ごしていましたね。なので、札幌に引っ越しても同じように楽しみたい!と思って転勤が決まってからは夜な夜なインスタグラムで検索してました(笑)」

自らそういう場によく出向いていたと言いますが、人見知りとは無縁?と思いきや…

「実は人見知りで、ママ友も今までいたことなくて…。でも、イベント開催側も人見知りに慣れているなというのは参加者として感じることがこれまで多くて。入っていけさえすれば、なんとなくやっていけるというのを経験していたので!」と、人見知りだからこその乗り越え方を教えてくれました。

ニアラボに入った当時は北海道、札幌の土地勘がないからこそ、病院等の情報を目当てに入ったそう。そして、初めてニアラボのオフラインイベントに参加したのが、「在宅ワークの勉強会」でした。

2023年9月に開催されたニアラボの在宅ワークについて学ぶセミナー

石川県時代から続く職場の札幌支店に異動し、リモートメインで、たまに出社という勤務スタイルで働かれているのですが、派遣社員のためお給料が上がらない。物価もあがっていく世の中、このままで良いのか?というモヤモヤが心の中にあったことから、この勉強会に参加してみたそうです。

「今の仕事の環境も捨てがたいので、これを手放したくないのなら『副業』なのかな?って考えていたんです」と話します。

このセミナーでは、実際に会社員からフリーランスになった方のお話などを聞くことができ、在宅ワークで働くのって最高!という話だけではなく、下積み時代があったことや、泥臭い部分の話もあり「やっぱりそうだよね、全部キラキラしているわけではないよね」と実感。むしろこれをマイナスに捉えていたのではなく「泥臭い部分を聞けてよかった!」と満足したそう。

こうして参加したあと、たまたま見かけたWebスクールの情報。在宅ワークのセミナー後だったこともあり、あみさんはこれも何かの縁と感じそのスクールに飛び込んでみることに。

3ヶ月間SNSマーケティングについて学び、さらにはニアラボでできたご縁からお仕事をゲット。その後もあれよあれよという間にお仕事をひとつずつGETしていきました。

「スクールに入って学ぶのも最初お金をかけて学ぶことなのだろうか?と悩みました。でも、自分でイチから学ぶのはしんどい。達成できる気がしない。誰かと一緒にやるからこそ、ここまで頑張れたのかなって思います」

飛び込んでみてからのその後の活動も精力的。その原動力は?と思わず聞いてしまうほどです。

「う〜ん…とりあえず飛び込む、ですかね!分からないけど、とりあえずやってみる。課金しちゃったから動かなきゃいけないってのもあるし(笑)」

Webスクールへの課金。お財布に少なからずダメージがあったからこそ、それもまた自分の原動力にしたあみさん。

実際に派遣の本業のお仕事と、副業としていくつかお仕事をスタートさせ、やってみて気づいたことも多くあるそうで…

「副業のお仕事1本では頑張りきれないなって思いました。もともとは収入を上げたいっていう思いが一番だったので。また、メリハリがないときついなっていうのも分かって、違うお仕事がしてみたいっていう思いが生まれました。完全オンラインが好きっていうわけでもなく、たまに対面で人と会って仕事のことを話したり、時には愚痴を言ったりするのが好きなんだって気づきましたね」

「自分探し」はどうでもいい


やらなかったら気づけないことが多かった、と話してくれたあみさんは、札幌に来てからの1年で働き方が一気に変わっていきました。今では「人にお仕事をお願いする側」も検討している状況なんだとか。

たった1年で私、ここまで変わりました!とニコニコ笑顔で話してくれ、とにかく「飛び込む勇気」これが必要と取材中何度も口にしていました。

「自分に合うものを探すのはどうでもいいんです。私たち大人になると自分に合うものを選びがち。みんなまずは飛び込んじゃうっていう、ノリとテンションで生きていた若い時代を思い出してほしい(笑)」

そんなあみさんが大人になってから飛び込んでみての感想は…

「意外と自分、キャパあるじゃん!って思いました。これまで忙しいからできないって言い訳にしていたけれど…」

副業での収入が生まれたことによって、余裕ができたから遊びに行くこともできるようになったといいます。それにより、自分へのご褒美への罪悪感もなくなったのだとか。

「でも私、やるまでが長いんです。今までも2人目が生まれたから…転勤したばかりだから…とか何回も先延ばしにしてきました(笑)」

やりたいなって気持ちはあるけれど、なかなか動き出せない。
それは多くの人が共感できるのではないでしょうか。

だからこそ「きっかけが大事」とあみさんは語ります。
「人の経験談を聞けば聞くほど、腰は軽くなります。だから全ては、あの在宅ワークの勉強会に参加してみたのが始まりなんですよね」

お話を聞いていると猪突猛進タイプに見えますが、育児家事仕事との両立の毎日の中でメンタルの波はある、と話します。

「だからこそ全部は頑張りません。最初に条件とかは低めにして、全てをセーブしながら始めます。疲れた時は投げ出す!今日休もう!って」

ママ友は積極的に作らないタイプだった

そして「北海道ママのオンラインコミュニティ」というところでいろんな人といろんな話ができるのが息抜きになっているのだとか。人に会いたいと思ったら、ニアラボのイベントに参加しよう、そんな思いで参加されているそうです。

ちょっとだけニアラボについても聞いてみました。あみさんにとって、ニアラボはどういう存在なのでしょうか。

心の安心感、安全地帯になっています。ママ友も積極的につくるタイプではないんです。面倒くさくて(笑)。でも、ニアラボは〇〇のママじゃなくて、私として参加できる(笑)ママだけど1人の女性として楽しめるコミュニティ。そこが1番気に入ってます」

…そんなあみさんから、最後に一言いただきました。

飛び込んでみる、やってみるを大事にしてみてほしい。私は最初、このニアラボにも情報を取るためだけに入ったけれど、オフラインのイベントやセミナーに参加して人生が変わりました

今や検索すれば簡単に情報を取得できる社会。しかし、情報が溢れているからこそ動けずにいる人もいますよね。北海道ママのオンラインコミュニティ「ニアラボ」はメンバーが300人以上いるからこそ、いろんな人がいる。誰かの当たり前は、誰かの知らないことであったりする。人と人とがコミュニケーションを取ることによって、自分の可能性を広げることができるのかもしれません。

あみさんはニアラボに入り、興味のある分野に飛び込んでみた今「たった1年でこんなに人生が変わった」と話します。全国転勤で、住む場所は時に変われど、自分次第でその地での暮らしや生き方は変わっていく。それを、教えてくれたあみさんでした。

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