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テレワークという名の禁断の果実

こんにちは、ITコンサルのケビン松永です。

DMM オンラインサロン「近未来予想図」では

少し先の未来はこうなるのでは?

ということを想像し、毎月一回テーマを決めて自由にブレストを楽しむ未来予想イベントを行っております!

1月のテーマ「2021年新春大予言」

今月は「2021年はどんな年になるだろうか」というフリーテーマで、サロン会員各々で自由に発想を繰り広げてもらいました。

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皆さんの多種多様な投稿を振り返ってみて、投稿からキーワードを抽出してみると、皆さんの現在の関心事が、どういうところにあるのかがふんわり見えた気がしております。

【投稿キーワード】
- 菅政権、次期政権、衆議院選挙
- オリンピック
- コロナ禍、ワクチン、感染症対策
- 株高、証券市場、ビットコイン、マンション
- バイデン政権、アメリカの混乱、中国の台頭
- リモートワーク、これからの働き方、ロスジェネ
- 消費、飲食店、デリバリー
- ガジェット、テック

皆さんの個別の投稿については別noteに記載しておりますので、そちらをご覧ください。

テレワーカー誘致合戦勃発

2021年最初のMVPを獲得されたのは、きゅーすけさんの投稿でした。

きゅーすけさんは1/13新規入会 → 1/15投稿 → 1/17 MVP獲得 というスピードでの優勝となりました。

きゅーすけさん。サラリーマンで営業やってたけど、地元に戻って創業102年の家業を継いで奮闘している方

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【優勝作品】
テレワーカー誘致合戦勃発

高所得者が多い都心在住のテレワーカー達を地元に誘致すべく、
各自治体が様々な誘致策を打ち出す。


現在でも補助金支給や住宅斡旋等の施策はあるが、
「自動車1台プレゼント」や「家賃3年間無料」
といった施策を大々的にPRする自治体が現れ、後追いが続出。
ふるさと納税返礼品のように競争が激化。

しかしソフト面でのフォローが伴わず当然のようにミスマッチが起こり、
「〇〇市に移住したけどマジでクソ」といった記事がnoteにいくつも投稿され炎上。

この未来予想は、けっこう高い確率で発生しそうな解像度の高さと、誘致からグダグダになって炎上するオチまで含めて様式美が完成していたため、票数が集まりました。

で、コロナ禍終わった後のテレワークはどうなりますかね

私自身、昨年3月ぐらいからほぼフルリモートで働いておりまして、まったく通勤はしておりません。

細かいところでオンラインでのやりづらさを感じることはありますが、大きく困っていることは無く、テレワークでも十分にやっていけております。

ですので、今後コロナ禍が落ち着いた時に、元通りに出勤して仕事をすることがぶっちゃけ想像できません。

業種や職種に依るとは思いますが、このコロナ禍を契機として経営側が

・オフィスを減床し
・社食もやめてしまい
・通勤も都度の旅費精算として
・まあ在宅手当てはちょっと出すわ

として「お、トータルで見たらコスト削減できたやんけ」となったとしたら、テレワークを元に戻そうという動機も薄れると思っております。

現時点でも、転勤を伴う異動の減少や、単身赴任の解消なども進んでいると聞こえてきております。もともと、住居手当や帰任旅費もあるから、転勤せずにテレワークで済んでしまうなら、会社側としてもコスト削減効果ありそうです。

単身赴任というのは、共働き世帯や子育て等のライフイベントに大きく影響する慣習でしたが、それ自体がコロナ禍をきっかけに減っていくのかもしれません。

私はテレワークでもわりとみっちり働いていますし、コロケーションの意義、同じ釜のメシを食う重要性も理解しているつもりですが、それでも毎日通勤するような働き方には、もう戻れないかもなーと思ってます。私はフリーのITコンサルで自分で案件を選んでいますから、今後も案件を選んでいく際には、フルリモートを必須条件にしてしまうかもしれない。

といった感じですので個人的な未来予想としては、コロナ禍後もテレワークはこのまま定着し、全体として見たら通勤需要はコロナ前の70%ぐらいで着地するのではないかと想像しています。

テレワークは禁断の果実。いったんその味を知ったら、無垢な頃には戻れません。

テレワークが押し広げる働き方の待遇格差

一方で、医師や看護師、介護士、農業、小売・販売、通信、公共交通機関など、社会生活を支えるエッセンシャルワーカーの方々は、引き続き現場で仕事をしていく必要があります。

また、企業勤めであっても

・製造業の現場、装置産業で、出社しないと仕事にならない
・セキュリティ要件で基幹システムにネットからアクセスできない
・一部を在宅に切り出せなくもないが事故るのが怖くてプロセス変えられない

といった仕事の場合には出社せざるを得ません。

コロナ禍でのテレワークは、緊急時の暫定対応という位置づけですから、それに対して異を唱える人はあんまり居なかったかもしれませんが、コロナ禍が落ち着いた後でもテレワークがNew Normalとして定着するとなると、歴然たる待遇格差として、職種や階層で軋轢を生んでくるかもしれません。

【工場からZoomを通じて経営企画に怒声を上げるおじさん】

テレワークの喜びを知りやがって!お前許さんぞ!

テレワークの喜びを知りやがって自分たちばっかし、俺にもさせろよ!グギィィィ!…セックス…

コノヤロー…許さんぞ…自分ばかりしやがってよ…コノヤロー…
許さんぞこういうことは!

労働環境の自由を剥奪しやがって。 安全衛生の自由を剥奪しやがって。
許 さ ん ぞ !

その辺りのことを、のらえもんさんとブレストしてみましたので、是非こちらのnoteもご覧ください。

ちなみに、のらえもんさんは「現場の圧力でテレワーク戻るんじゃね?」というお考えでした。

ガチさと緩さが合わさったサロン

先日、こんな自己紹介をされる新規入会者の方がいらっしゃいまして、コーヒー吹きました。

近未来予想図は、時間を掛けて分析をしたり、リッチなコンテンツを作りこんでの投稿も大歓迎なのですが、ジャストアイデアでも気軽に投稿できるよう、ガチさと緩さが合わさった雰囲気で運営しております。

普段の投稿やコメントもおふざけ半分・マジメ半分で、和やかに面白い話ができる社会人サークルとして運営をしております。

コロナ禍で人との接触減ってますよね。物理的な接触だけでなく、コミュニケーションの総量が減ってます。

このままテレワークが定着したら、対策しないといろいろヤバイ。視野も、情報も、人脈も乏しくなってジリ貧ですよ。

建設的な議論をしたい人、ちょっと表に出せない情報をクローズドな場所で語って意見もらいたい人、人生迷路に迷ってアドバイス欲しい人etc

少しでも興味がありましたら、無料期間もありますのでサロン内の雰囲気を感じていってください。

追伸:のらえもんさんとのブレストも読んでね(再掲)

ぜひサロン紹介動画をご覧ください


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