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「テレビの5年後について」 2020年6月未来予想イベント(ケビン松永)

どうも、ケビン松永です。

DMM オンラインサロン「近未来予想図」では

少し先の未来はこうなるのでは?

ということを自由にブレストしながら、未来予想をエンタメとして楽しむ人が集っております。

6月のテーマ「テレビの5年後について」

6月は「テレビの未来」というテーマで、サロン内で未来予想を行いました。

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ここ10年で大型化が進み、いまやたった4000円でスマートテレビ化もできますが、皆様テレビの電源付けますか?何を見ますか? 我が家の55インチテレビは、もはやAmazonプライムビデオとディズニーデラックス、そしてNHKしかつかなくなりました。

さて、テレビを放送局に限らず、ハード・ソフト・ビジネスモデルとして考えると非常に大きいものがあります。ひとつ、ざっくり「テレビ」の未来予想をみんなでしてみませんか?

テレビを取り巻く現状は厳しいものがあります。インターネット・SNSの勢いは衰えることがなく、テレビを取り巻く状況はますます厳しくなってきております。2019年にはついに、ネット広告費がテレビを抜くことになりました。

このまま、右肩下がりに存在感を失って、テレビは過去のものとなってしまうのか、はたまた一矢を報いることができるのか、いろんな角度から考えました。

…というわけで、このnoteでは未来予想イベントで投稿された中から、いくつかの投稿をピックアップしてご紹介します。

テレビとYouTubeのミライ

おっちーさんは、ご自身も取り組んでいるYouTubeとテレビを比較しながら、未来を想像してくれました。

おっちーさん

おっちーさん:一級建築士として、アパート・マンションの設計を行う傍で、専門分野でもある「建築」を広く発信するYouTuber

おっちーさんの投稿してくれた動画はこちらになります。
(※このリンクからのみ視聴可能です)


【テレビとYouTubeのミライ】
(1) YouTubeのテレビ化
・テレビのながら見・付けっ放しの需要をYouTubeが取り込んでいる
・テレビ番組の質の低下もYouTubeの流れを後押ししている

(2) 総合チャンネルからジャンルに特化した専門チャンネルへ
・YouTubeは視聴傾向から関連動画をリコメンドし、さらに視聴傾向から広告を挟み込んでくる

・そのため、不特定多数をターゲットにした番組づくりが非効率となり、ジャンルに特化したチャンネルにする方が効率が良くなる
→ テレビも特定のターゲットに絞った「専門チャンネル化」が進むのでは

(3) 芸能人/YouTuberの淘汰

・視聴者は動画のネタについている
・本人の魅力がない、ネタを生み出せない芸能人/YouTuberは淘汰される
(そして勝俣州和さんのYouTubeの再生数の少なさを軽くdisる)
→ 正真正銘の実力主義になっていくき、その人自身にアテンションが集められない人は淘汰されていくであろう

おっちーさんが指摘するように、ここ数年のYouTubeは、テレビの抱える問題点をうまく解決しながら発展してきた感があります。テレビもこのままでは右肩下がりで落ち込んでいくだけなので、YouTubeのうまくやっている部分を研究して対抗策を出していかないと後がないなと強く考えさせられる投稿でした。

オンデマンドはオワコン

翻ってこちらは私がブログで投稿した内容です。

テレビはビデオに殺された!?

ビデオはDVDレコーダーになり、HDDレコーダーになり、そして今はオンデマンドで番組を楽しむのが当たり前の時代になりました。

その結果、何が起こったか。

皮肉なことに、利便性を追求していったら、もともと人々の心の中にあった「見たい!」という気持ちが失われていってしまったのです!! 何という悲劇!!

タイムシフト視聴というのは顧客に対する迎合で、つまりは番組の安売りです。オンデマンド配信が当然のこととなってくると、「話題になったやつだけを後で見よう」という気になってしまうのも当然で、完全に優先順位を下げられて、雑な扱いを受けています。

そんなわけなので、リアルタイム視聴を復権させるべく、録画を禁止にしてみたらどうかという荒療治を提案してみました。

リアルタイムにイベントを楽しみながら、Twitterなど感想戦を行うというのは、ソーシャル時代ならではのエンタメの楽しみ方ですので、テレビ業界もその潮流を後押しする企画・技術を推進するところに生き残り策はないものかなと。難しいけど。

そして2020年6月のMVPは!!
厳正なる投票の結果、2020年6月の最も素晴らしかった未来予想は…

「エンタメ ✖️ ヘルスケア」ヒロキさん

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ヒロキさんは、テレビは老人のものという方向に思いっ切り振り切り、過去のアーカイブ映像を使って介護などに役立てたらいいんじゃないかというビジネスの提案でした。

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【投票コメント】
・シンプルに一番儲かりそうでした!

・ストーリーとしては一番納得感がありました。ただ、テレビって高年齢層デバイスというのをまざまざと印象付けられた感もあり。。

・『ありそうで無かったアイデア』、簡単なようで一番凄いことだと思います。素晴らしい!

・技術的に直近でも実現できそうで、かつ需要が見込めそうなところがお見事でした。大きな方針変換でありながらも収益的にも可能性があり、そのバランスが素晴らしいと感じました。

・記憶の共有に過去のテレビ番組を使うというアイデア、そしてその効用まで幅広く考えられていて、素晴らしくて震えました!

・現実的に作れそうだし、現実的に高齢世帯には受けそうなサービスだと思いました。アイディアとして面白いし一番ありだと思いましたので一票入れさせて頂きます。

うちの奥さんとかも、80年代-90年代の歌謡曲番組とか大好物で、そういう番組が始まると延々と見てるんですけど、何でしょうねー、自分が若かった頃の映像とかって、脳内に深く刻み込まれて、ある種の嗜好がそこでストップするのかもしれない。

その、脳内に刻み込まれた記憶を懐かしみながら、老後を穏やかに暮らすというも悪くはないのかもしれないなと感じさせられる投稿でした。

↓ ヒロキさんのPDF全文はこちらです。

表彰状.002

番外編:灯籠流しというチャンネル

#近未来予想図 には「灯籠流し」というチャンネルがありまして

・SNSでゴミのようなコメントを付けられた
・仕事で顧客にクレームを言われた

などなど、イヤな出来事があった時や、深堀したくないけど一言だけコメントをして水に流すという用途で使われてます。

イヤな出来事があっても、自分の受け止め方次第なので、華麗にスルーすれば良いのですが、心の中のわだかまりが消えなくて一言だけ言いたい!ってことあるじゃないですか。

そんな時に、この灯籠流しがちょうど良いのです。灯籠流しって言ってるぐらいだから、基本的には水に流さなきゃいけないので、いつまでもグチグチと言うわけにもいかないですし。

先日私も、家庭内のいざこざを灯籠流ししてしまいました...。

灯籠流し

とまあ、そんなこんなで、未来予想以外の話題についても気軽にスレッド立てて、日々語り合っておりますので、ご興味ありましたらぜひお立ち寄り下さいませ。いよいよ今週から7月が始まります。

ぜひサロン紹介動画をご覧ください





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