ササクレが刺さりまくっているヒヨコの話
こんばんは。
本日7/18配信開始となった、夏川椎菜さん(おそらく)2つめのバースデーシングル「ササクレ」が刺さりに刺さりまくっているので、新鮮なうちに感じたことを残しておこうと思います。
ジャケットが大天才
まずジャケットについて。
夏川さんの頭に根を張った球根が特徴的ですね。
この球根というのがまた天才だと思っていて、球根は何度も芽を出して花を咲かせるんですよね。
夏川さんが撒いた種が球根になって、花を咲かせて、花が落ちて、球根は少し形を変えながらまた次の季節で花を咲かせる。
夏川さんに根付いた球根は少しずつ形を変えていって、それでも球根そのものであるという事は変わらないというのは、『ササクレ』という曲と『MAKEOVER』というライブをよく表したものだと思います。
そして今回のジャケはこれまでのCDと違って、全身を映したものではなくてバストアップのお写真になっていますね。
これは、このCDがこれまでのCDと違って、より近く・解像度が高く、より夏川さん自身を表したものであるということを示しているのかなと思います。
ストレートなお写真でありながらこの情報量、このジャケットを考えられた方を表彰したいぐらい、天才なジャケだと思います。
歌詞も最高
この曲の歌詞は、既に夏川さんの公式Twitterの方で公開されていますね。
初披露されたMAKEOVER中野公演で初めて聞いた時は、断片的に聞き取れた歌詞から『パレイド』のような少し後ろ向きな曲なのかもと思いましたが、こうして全体を見ると全然そんなことは無いと分かります。
以前Twitterにも書いたのですが、私はこの曲を「現在を肯定する曲」であると感じています。
1つ目のバースデーシングル『パレイド』で「過去を後悔する歌」を歌った夏川さんが、『ファーストプロット』や『ミザントロープ』で「過去を肯定する歌」を歌えるようになって、そして今この曲に繋がっているのだと思います。
歌詞の中身については、正直語るべくもないですよね。
この曲を披露する時、夏川さんの目には涙が見えました。
弱虫でナメクジで、それでもこれが自分なんだと自己肯定をすることの難しさは、私にも少し分かります。
それでも、ヒヨコ群に向けてこの歌を歌ってくれたことが何よりも嬉しいです。
改めまして、夏川椎菜さんお誕生日おめでとうございます。
『ササクレ』が本当に自分史上最高に刺さっていまして、居てもたっても居られずにこの文章を書いています。
目指すは武道館だと、少し潤んだ目で語ってくれた夏川さんをこれからも応援していきたいと思います。
『ササクレ』が一人でも多くの人に刺さることを祈って。