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ぴんときちゃん 感想文

2024秋冬のジャルジャル単独ライブ〈ぴんときちゃん〉

東京3公演、大阪2公演観に行かせていただきました。

ジャルジャルの単独ライブに行くようになって以来、初日と千穐楽どちらも観れたのは案外今回が初かも....?わからんけど!うろ覚え!
ライブの変化を味わえたのがよかったので、これからも初日と千穐楽はマストで行きたいな。

それでは前回の〈でも、可愛いですよ。〉につづき、今回も感想文を書かせていただきます。
以下ネタバレなのでご注意ください!

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①オープニングコント
毎度のこと後々キーとなるオープニングコント。

お金を渡すから番号札48番と8番を交換してくれと頼む謎の男性(福徳さん)にノーと言い続ける33歳会社員男性(後藤さん)。

1万円くらいまでは「嫌だ!」ときっぱり断っていたのに、2万円、3万円からちょっと誘惑されかける会社員。1万から2万の壁って意外と高いよね。その基準から一種の人間味を感じた。

その後立場が逆転したときの意味不明な計算で、800円の執念イカつい奴を思い出した。あとたしかバカになっちゃいました×でもお金関係ネタがあったような....記憶力が皆無で....
ここで惑わされすぎて、思わず自分から「100円あげます!」と言ってしまう会社員。人に騙されやすそうだから気をつけてね笑

そして最後に100円で交渉成立しているのが今後に関わる大事なポイントだったんだね💭



②審判パンチ
とにかく好きなのが後藤さんのキャラ。
今日知り合ったばかりのたもっちゃんへの愛がすごい。重すぎる。愛おしいキャラ。

めずらしい色の魚釣り上げて大笑いして
太陽のぼるの見ながら床叩いて笑って
こしょばし合ってヨダレたらして笑って
そのヨダレ見てまた床叩いて笑って

太陽がのぼることのどこに笑うポイントがあったのか
なんで突然こしょばし合いはじめたのか
意味わからん行動でアホみたいに笑うふたりに笑った。

「たもっちゃんに肩入れしてまう!」と言う審判に呆れて突き放すたもっちゃんに
「俺のためにわざと突き放してるんだ!」と鈍感ポジティブな審判。
このポジティブさ見習いたい。

結局試合で相手を殴ってしまった審判のフォームは完全に猫パンチだった。



③ヨーコ!405!
待ってました!クスノキ先生!
今回はどんな恋愛話が聞けるのかとワクワクした。

クスノキの「So So So So So So So!」ていう激ヤバ相槌たまらん。

突然生徒に丸刈り呼ばわり。
「恋愛丸刈り」という新たなワード。
生徒が恋愛丸刈りなら先生はモヒカン。
クスノキワールドすぎる!

彼女との破局原因が唾玉なのもやばい。

生徒(後藤さん)の「公立高校行けばよかった!」も好きなところ。
「公立で働いたことあるけど2週間で飛ばされたァ」なクスノキ。まじで何したの?

ヨーコ!405!がやたら耳にへばりつく今回のクスノキでした!

あと、いつもは清潔感にあふれる福徳さんが、クスノキになると不潔感出てくるのは本当にどういう仕組みですか?



④ぴんときちゃん
主軸に関わるネタですね。

「カウンセンリング」という、余計な「ン」を入れることで不気味なワードに仕上がると同時におもしろさもあってすごい。

70歳、病室でのげんくんを謎のパワーで回復させて「しにんかけてたんのんにんふっかつん料」を求めてたところも好きです。
これは東京公演ではなかったワードだったので、千穐楽で初めて聞いてめちゃくちゃ笑った。
ワードセンスの神!

その後、げんくんがいい感じに語ってるけどそこも味があっておもしろかったな。



⑤うぃ〜
これは上位に入るくらい好きです。
後藤さんの濃い系キャラがとにかく好きすぎる。
(前回の飛出も然り)

口ぐせの「うぃー!」とか
ファッションセンスとか
キツすぎて最高。

ノーマル顔の後藤さんがこのキャラ濃い奴やるあたりもなお良いね◎

あと甚平着て
「似合ってますでございましょうかぁ〜」
「はぁ?!」
のやり取りも何回でも観れるわ。
絶対ない日本語笑けるのよ〜

あとジャルジャル

「うぃー!」大好きすぎるじゃん!

わたしも好きだけど!

うぃー!!

⑥雨宿り美容室
ひたすら不憫なクロシマ様VS常軌を逸しているトップスタイリストの戦いが見どころ!

やっぱり自己中心的な人の犠牲になってしまうのは、強く主張できない人なんだと改めて思い知らされるコント。(そんなつもりでやってない)

トップスタイリストはあまりにもトップだったために天狗になってしまったのだろうか....
何かを得ると同時に何かを失うということも教えてくれているのかもしれない!(そんなつもりでやってない2)



⑦カバン落としてひっかけ手
毎回内容が違っているのが好きポイント。
どんなやり取りをするのか
どんなふうにひっかかるのか
たくさんワクワクした。

余裕でひっかかっちゃうときもあれば、全然ひっかからないときもあって、ライブ感がすごく楽しかった思い出。

そしてあの二人のキャラクターが最高で
黒とベージュのテラオカ枕の監督と、俳優になったげんくん
ふたりともちょっと変な奴。
初対面なのにずーっと言い合いしててもはや仲良しだろ。撮影後飲みに行ってくれ。

個人的にこのネタで大好きだったセリフがあって

「もっと自然に銅像に登ってくださぁい」
という監督に対しげんくんが

「銅像に登ること自体が不自然!」
ときっぱり。
このツッコミワードが良すぎて震えた!

たのしくてたのしくて仕方なかったネタが終わり、舞台転換と同時にふたりがはけるところはなんだかさみしさも感じたような。



⑧屁しめらし
客:ビニール袋開かない

店員:開けましょうか?

店員:突然屁で指を湿らせる

客:めっちゃ嫌やこれー!

屁ネタで疾走感を生み出したジャルジャル最高すぎるー!
わたしはこのネタで一番ジャルジャルらしさを感じました。
心の中でありがとー!って思いました。
シンプルイズベストってこういうことですね。



⑨ちんガリ美容室
クロシマ様の再来。
今度は大丈夫かな....?と思いきや
美容師にとっての第1号になってしまったやっぱり不憫なクロシマ様。
雲行きが怪しい。カットミスられるんかな。

いや、まさかのちんガリオタクだった。

親と見たら気まずい人続出。
でもまじでおもしろかったです。
一人で観に行っててよかった〜!

てか〈ちんガリ〉って共通語ですか?



⑩カンペ
突然現れたカンペの謎装置、ふつうにすごいしおもろすぎる。

ぺーぺー役者はまだ若いのに腰が低いわけでもなく、裏で「セリフぐらい覚えろよ。役者失格だろ。引退しろバァーカ。」と暴言吐きまくり。

普段の福徳さんからは考えられない口悪キャラだったので、そのギャップがおもしろくて暴言吐いてるたびに笑けた。

後藤さんの早着替えですぐ出できたげんくんはまさかの90歳の大御所になってた。
公園のベンチで一人ぽつんと座っていたげんくんが大物になっているという感慨深さ。

癖強「そうだろぉ〜??」が何度観ても好きでした。
ぺーぺー役者の塩梅で、げんじぃの「そうだろぉ〜??」が繰り返されれば繰り返されるほど笑いまくったわ〜。



⑪エンディングコント
銅像の元で一人語りをしているげんじぃ。

げんくん、わけのわからんワンシーンで大ブレイクしたんだね。

銅像の中身はあの謎男性だったんだね。

10円玉を欲しがっていたのは、銅が必要だから。

ずっと残っていたハテナをここで全て回収!
キレイな伏線回収にすっきり!

げんくんは銅像になってしまったけど。笑

わたしもぴんときちゃんと友達になろうかな。

ダソミアンぶりのホラー回、震えました!



まとめ
やっぱり、2時間すべてを忘れて笑いっぱなしでいれるってステキすぎる時間。
振り返りながら、たのしかった非日常の思い出が浮かんできて切実に戻りたくなりました!
でも4ヶ月後には次の単独も始まるとのことで気持ちは前向き。

いつも何度でも、単独ライブを通してわたしたちに最高のエンタメと笑いを届けてくれているジャルジャル。
ネタを作り続けてくれてありがとう!
終わったあとの120%の満足感が、わたしの生きるモチベーションです。

そして、それに関わるチームジャルジャルのみなさまの力も本当にすごい。

わたしたちの気づかない細部まで創りあげていて、本気でわたしたちにいいものを届けようとしてくれているのをものすごく感じるし、毎回期待以上のものを提供してくれる。

ここではみなさまにわたしの気持ちは届かないかもしれないけれど、届かなくても常に感謝を言葉にしていたいので言わせてください!

本当に、おつかれさまでした。
なにより、たくさん笑わせてくれてありがとうございました!

自分の人生にジャルジャルを選んでよかった。
まちがいなくさちせな人生。

チームジャルジャルのみなさまに、これからもさちせがたくさん訪れますように。心から願っています🙏🏻

また来春会えるといいな!




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