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ちいさいいのちッ!

2024/01/13

ちいかわ という存在は Twitter で話題になり始めた時に、話題だから見てみるか程度にずっと見ていたが最近完結したいわゆる“島編”から本格的にハマり始めた。

ああいった無害そうなキャラクターのビジュアルにはあまり惹かれたことがなかったけれど、一緒にハマってくれた人もいるという環境下になった時、話題を共有できる楽しさで沼にハマっていってしまった。

アイコンの通り、私はハチワレが大変好きである。

優しさと友情と慈愛の塊ともいっていいそのキャラクターは、そういった特徴に対してマジで危機管理能力がない。危険予知のそういう察知する何かがごっそり抜けている。
もはやない。

注文の多いレストランのように自身が料理されていることに気づかず、「いただきマンモス」とか言われちゃって頂かれちゃう危機がそこまできているというのにハチワレというキャラクターは「マンモス」という自身が知っている(図鑑で見たことがある)動物の名に反応して「いただき」の部分は微塵も何も思ってないような言動をする。
アニメの公式サイトで“ちょっぴり泣き虫だけど優しい性格”と紹介されているオロオロとした ちいかわ にさえ「ワーッ ワーッ」と警告されてしまう。

あからさまに立ち入り禁止な牢獄扉付きトンネルにも何も思わないで入りに行くし、襲ってきた敵の分泌した匂いを嗅いで「たまごボーロのにおい」といったり、(毒とかだったらどうするん…)はたまた討伐最中の敵が口から出したよくわからない白いクリーム状の物を舐めて(毒だったらどうするん…)「甘いッ」といったり。生クリームだったから良かったものの、まあとにかくよくよくみるとハチワレというキャラクターはちょっと危なっかしい存在だと思っている。

そんな個性がある ちいかわ というコンテンツに足を踏み入れた私は、とうとうぬいぐるみにまで手を出してしまっている。
出してしまっているというのは、ぬいぐるみの癒しというのは大変心がお助かりになるのだが、それ以外の実用性が皆無だからである。布だし、かさばるし、場所とるし、今流行りのコンテンツだからぬいぐるみなんてバンバン出るし、キリがないよ…というのをわかっているからである。

まあ、しかたがない。

一回ぬいぐるみを手にして家に連れて帰ると、もう1ぬいであろうと2ぬいであろうと別に何も変わってこなくなる。変わるのはぬいの占有地が広くなるだけ。

そんな感じで私はたくさんのハチワレぬいと暮らしているが、先日 お座りぬいぐるみシリーズ 第1弾のハチワレを手にした。

6.5センチという驚異の小ささで、ぬいの醍醐味である着せ替え等で楽しめる気が全くしない小ささである。
マスコットキーホルダーとかのぬいの方がまだ大きいんじゃないかとさえ思う。

百均に売っているぬい用の服等も全く着れない。全体で6.5センチなのだから、大体頭なんて3センチしかないと思っていい。多分等身的に、頭4センチ、体2センチほどだと思うが。

もう本当にちいさい。

これが なんかちいさくてかわいいやつか〜! と実感したものだ。

早速、シルバニアや小さいフィギュアを入れるのにちょうどいいとネットで話題になっていた ダイソーの3D洗顔パフを購入し、パフ外してパフの入っていたケースに、ハチワレをそっと入れこんだ。

シンデレラフィットですね〜

どんな感じかはちょうどいいサイトがあったのでご覧ください。

ケースを買ったってことはね…私もとうとうハチワレぬいという ぬいを持ち歩く人になったわけですよ…。

ちいさなハチワレぬいを手に抱えた私は
「こんなのちいさいいのちじゃん〜ッ」となったわけである。

このなんとも言えない小ささと、ケースにピッタリ収まり歩く私に揺られるハチワレを見ると大変心が和んだ。

ぬいのよさを感じてしまった。


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