伝わらないこと
2023/12/30
伝わらないことばっかりだ。
そもそも私は話すのが得意じゃないことから始まる。
得意じゃないというか、多く話す人が好きじゃないからそうなったとも言える。
そうなったっていうのは別に被害意識があるわけじゃなくて、なんとなく私はこうなりたくないなって勝手に、たくさん話す人を非難?敬遠してるからだと思う。
全世界が多く話す人を敵に回してるわけじゃないよ、私が勝手に なんだかな〜 と思って勝手に距離を置いてるだけだから。
少ない言葉で確実に伝わる方がいい。会話が好きな人にはわからないことだと思うけど人とのコミュニケーションって6時間の授業が終わった後よりも、疲れる。1時間の会話や対話の方が疲れるということがわからない。
人間は話すときに約72種類の筋肉を使うらしい。その間に心臓は血を送り届け続けているし、私は相手が思っていることを考えて、話しているうちに自分の話す言葉を構築して、構築してからその時適した言葉をできるだけ探している。
自分と同じ消費カロリーで、対話ができないととても疲れる。きっと言葉の意味や、それに含まれたあなたに敵意のない人たちを巻き込んだ悪口とか、何も考えていないんだろうなと思う。
自分がそういう言葉を発してしまったことに対して気づいたら、自分の愚かさと醜さに落ち込む。
言葉が好きだから言葉に呪われている私は、たぶん人より言葉について考えすぎなのだと思う。
多くを話す人に限って、私の言葉や話には興味なさげである。自分が好きなんだと思う。
だって「おしゃべり」っていい言葉で使われないでしょう。
たくさん話す人が「面白い」わけじゃないでしょう。
面白い話を構築する人は、いろんな体験をしていてたくさんの価値観を持っているから話のタネがある前提で、話の内容の強弱とか、適切な言葉を使って、かつ誰にでも伝わる比喩などをできて聞き取りやすくわかりやすい話をするから面白いんでしょう。
たくさん話す人って、その言葉のスピードにちゃんと考えと言葉の責任を持って両立してたくさん話せているとは思えない。
どうして考えて話さないの?あなたが勢いで発した言葉の責任はちゃんと取るのかしら、と思うのだ。
言葉について考えすぎるのは、自分の本性がいかに言葉をもってして人を傷つけたり、傷つけたいと、感情に任せて思ってしまうことを知っているからだと思う。
言葉が伝わらない時に、わざとわかりづらいような内容を話して相手が聞き返すことで自分のストレスをぶつけたり、
主語がなくてちぐはぐだったり、仲間内でしかわからないあだ名でその人を貶めたり、本当に本当に最悪だと思う。
いじわるな使い方だとおもう。
例えば
「アレとってー」
「どれ?」
「◯◯◯〜」
で解決するような内容を、わざと相手を混乱させて自分の怒りをぶつける人がいるのだ。
「だからアレだよ、なんでわからないんだよ。考えればわかるだろ」
といった具合に。
考えさせるより、明確で確実で分かりやすい 言語 というツールを持っているのだから、口があるのだから音を発して話せよ、ということなのだ。
「◯◯にある◯◯◯をとって欲しい」
そう伝えれば伝わるような内容を、いじわるな人は丁寧な会話をしようとしない。というかしなくてもいい存在だと思っているのかも。
いじわるな質問をして、考えさせて答えが出なかったらまるで「無能」かのように少しの会話で怒る人がいる。
まるで変な上司みたいだと思う。
もはや紙とペンで書いた方がわかりやすい。
こういうような内容を、説明して
「だから主語と明確な内容とか思いとか言葉を伝えてほしい」と、いっても伝わらない人は本当に伝わらないのだ。
3日くらいで忘れられる。
どうして伝わらないのか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?