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【音楽】「歌唱力」の定義はきっとジャンルや時代によっても違うけど、本質は変わらないお話し🎧

どーも!
シンガーソングライターのNe-Ra(ネーラ)です🎙️

本日は「歌唱力」について
語っていきます🗣💬

まず「歌の上手い下手は好み」とか
言う人っていますよね。

たしかにそれは「間違いではない」とは
思います。

しかし「本来の歌の上手さは好みでは決まらない」です。


音感がない人の「歌が上手い」
音楽センスが皆無な人の「歌が上手い」
リスニング能力が平均以下の人の「歌が上手い」
歌う感覚がわからない人の「歌が上手い」

これらって信用できますか?

しかも、ネットやSNSでは恐ろしいことに
こういった平均以下の感性の人ほど
頭で捉える必要があるため

発声のうんちくの専門用語のみを
頭にインプットして
専門家気取りでYouTubeとかの
人気アーティストのコメント欄に書き込んでいたります。


逆に、歌のセンスがあるであろう人の
コメントほど、とても感覚的で
シンプルなコメントだったりします。


なので、ネットやSNS上では
粘着しないまともな感性の人ほど
発言を控えるようになるんですね。


私も元々は見る専タイプでした。

しかし、リアルの世界とネットやSNSの
世界がリンクしていると知った瞬間

できる範囲で発信しようと思い
こうやって発信しています。

①歌唱力ってそんなに必要なものなのか?


ずばり「人前でアイドルやシンガーと名乗って歌うなら、カラオケで平均以上である」ぐらいには必要だと思います。

安定した音感、リズム感、通る声or響く声など。

また、ジャンルによっても「歌唱力の定義」は異なるかもしれません。


例えば、オペラが上手いと言われる
オペラ歌手がオペラの歌い方で
ポップスを歌うと違和感しかなく
果たして上手いと言えるのか?
ですよね。


演歌がとても上手い演歌歌手が
こぶしいっぱいにMISIAさんの
Everythingを歌うのも
なんだか変だと思います。


以前に取り上げた松田聖子さんが
逆にJAMのYUKIさんの「そばかす」を
歌うイメージって、湧きにくいですよね。


そんな風に「歌唱力」と一重に言っても
いろんなジャンルや個性があるので
そのあたりは「好み」となるのかもしれません。

②音楽の聴き方も人それぞれ

これも「歌唱力」を説明するのに
必要不可欠なテーマだと思います。

そう、音楽の聴き方って人それぞれですよね。

・歌メインに聞く人
・音メインに聞く人
・歌詞メインに聞く人

ザックリ分けるとこんな感じかな。

歌メインに聞く人は、私のように
歌声やメロディや音色から

「心に響くこと」

をメインに聞き取るはず。

なので、キチンと歌唱力がある人を
好む人が多いんじゃないかと思います。


声量、リズム感、音感、表現力、美声

などの要素を揃えているタイプですね。


次は音メインに聞く人ですね。

音メインに聞く人はロックやボカロなどを
好む傾向にあるんじゃないかと思います。


また、理論的に考える人とかも

「音の分析」や
「探究心をくすぐられる変わったもの」

などが好きそうなので
楽器が強めな音楽に興味を
抱きやすいんじゃないかなと思います。


次は「歌詞メインに聞く人」について。

歌詞メインに聞く人は
歌唱力というよりかは声質を
重視する傾向にあるような気がします。

静かな声や
フラットな声を好む方も多いような
気がします。


こういうのが「歌声の好み」や
「好みからくる上手さ」に
繋がるんじゃないかなと思います。


③歌をやっている私が選ぶ歌唱力シンガーとは💡

Jpop

MISIA


選ぶ基準→楽曲を歌い上げる難易度、発声の難易度、音域の広さ、自然な表現力、声の美しさ、歌唱技術

歌のお手本のような方ですよね。
それでいてしっかりと個性もお持ちで
尊敬しかないです。


小柳ゆき

生ライブでは圧倒的な声量で
デジタルより生の方がめちゃくちゃ上手い
シンガーさんです🎙️

世界レベルの歌声で
初めてライブで歌声を聴いた時は
感動の嵐でした🌀

生小柳ゆきさんは
めちゃくちゃ美人だし
トークもめちゃくちゃ面白く
またライブに行きたいです🎵

生ライブが1番好きなシンガーさんです。


Superfly

AI

やはり「歌唱力」という基準だけにくくると

・声の太さや厚み
・声量
・表現力
・難易度
・幅広く歌えるか

になるので、少し偏って
しまうと思います。

しかし、まずはこの

「音域のある曲を低音〜高音まで
均一に厚みのある声で出して
コントロールして表現する」

って、とっっっても難しいので
やはり評価させていただきたいなと
思って載せました。

ちなみによく年配の方が言う

「気持ちを込める」

などは、誰でもできることなので
あくまでもそれを表現するために
技術が必要になり

それらを備えてる方々をPikupしています。

ちなみに私はCoccoさんなんかも
大好きです。

Coccoさんのライブにも行ったことがあり
生歌はやっぱり歌手だなといった感じで
音源以上に、とてもお上手でした。

しかし、一昔前の歌手の中では
Coccoさんレベルの歌唱力の方は
そう珍しくはなかったので

Coccoさんを「絶対的な歌唱力」と
呼ぶのは違うなと思い、入れていません。

強いていうならば
SuperflyよりCoccoの曲を私は
たくさん聴いてきましたが
こういうのを「好み」と言うんだと思います。


例えば
あいみょんとAimerどっちが上手い?

となると「それは好み」としか
私は言えない。

理由は、それは歌唱力的に
個性の違いなだけで
位置的には同じところにいらっしゃると
思うからです。

④令和の歌姫と呼ばれるのは?

また、時代によっても「音楽の認識」は
変化していきますよね。

しかし本当に「歌唱力がある人」は
いつの時代でも「上手いな」と感じるはず。

最近はボカロなんかも人気ですが
Adoさんなんかが「歌唱力」で
売り出されていますよね。


私はボカロというジャンルは興味ないし
ロックやメタルなどの激しい音楽も
あんまり興味がないので
正直、ほとんど聞きません。


その理由は

激しいボカロもロックも「うるさい」と
感じるから
なんです。

これは完璧好みの問題。

あ、だけど90年代の邦楽ロック
(B'zやラルクなど)は
好きですよ💡

なので、Adoさんは
ボカロシンガーの中では声質は
突出されてると感じるし

個性は素晴らしいと思うし
そういうシンガーや音楽の存在を
否定するわけではないけど

曲自体の難易度は特別高くないし
喉を痛めそうな発声だし
実際Adoさんの曲をAdoさんの発声で
歌うことってやっぱり難しくなかったので

歌唱力を売りにしていることには
納得いかないかな

と思っています。

ボカロというだけあり、加工ありきの歌声で
デジタルと共存している歌声でもあるので。

強いていうならば

個性とボイスチェンジの技術がすごい

だとか

ボカロの女王

みたいなフレーズで
売り出されていたら納得するのにな
って感じます。

そのジャンルの中での「上手い」人だと
思います。

こういうことを言うとたまに
「老害」みたいな意見を言う人も
いそうですが、私は年寄りじゃない上に

Adoさんを作ってる人達こそ
普通におじさんって呼ばれる年代の
人達だよ
と言いたいですꉂ(´꒳`  )笑


曲もミセスさんが作ったの以外は
昭和や平成のオマージュだし。


例えば本当に
料理が好きで得意で磨いてる人の味覚は

「一般人より腕が良い料理人を見分けることができるし、料理のスキルの難易度を理解している」

のは当然ですよね。

また、本当に料理が好きで
人にも感動してもらいたいなら
美味しい料理を出したいと思うし
そのために料理の腕を上げようと思うし

料理のジャンルごとにも
特化した人達がいます。

だけど、好きな食べ物は人の好みによりますよね。

音楽もそれと同じ。

また、私はやっぱり「歌唱力」については

「聴き心地が良い、心に響くか否か」

が基準値だと感じているので
そこで評価するものだと思っています。

ロックやボカロシンガーは
「歌」というよりかは「楽器の一部」
もしくは「音楽」という総称で
エンターテイメント的な要素も強く含めて
表現されているなと感じているので

ロックはまだしも
特にボカロで「歌唱力」という
フレーズを出すのは
違和感しか感じません。

といっても
ボカロが好きという人達を
否定してるわけではないし
Adoさんの歌唱が好きという人達を
否定しているわけでもないです。

私は音楽をやってるので
またこんなことを書くと

変な音楽関係者や変なオタクに
目をつけられそうですが‪(  ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ笑


私が言う「歌唱力」について
理解いただければ幸いです。


また、歌唱力があまりにもない
アイドルはもはや
歌は完璧に二の次にして

音源を流して口パクでも
良いんじゃないかなぁと私は思います。


というのも、きっとそう言う人達のファンは

「視覚で楽しむ方」

が多いと思うので。

ただ、キチンと歌や音楽やってる人と
そういう方達は棲み分けていて欲しいなぁと
思うのでした。


では!

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