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【音楽】歌詞はどうやって書いてるの?への回答✒️
どーも!
シンガーソングライターのNe-Ra(ネーラ)です🎙️
2021年から今まで
合計7曲をリリースしてきた私ですが
やはり日本人は歌詞好きなだけあり
歌詞をめっちゃ褒められます!
ありがとうございます!
だけど正直、作詞より作曲の方が
難易度が高いことをお伝えしておきます!
(広瀬香美さんも過去に「日本人は歌詞ばかり褒める」と嘆きの発言をしていたらしい笑)
私の歌詞一覧(HPより)↓
そんな私の曲作りは歌詞からではなく
メロディが先です。
特にお風呂でメロディが
思い浮かぶことが多いです🛀
曲作りのスタイルは
それこそ多様で千差万別だと
思うのですが
よく、自身で作詞作曲してる
アーティストさんで
「私は自分が感じたことを歌詞にする。嘘は書きたくないから」
だとか
「人に与えるより自分の世界観を」
といったタイプの方々もお見かけします。
が、私は嘘だとか人に与えるとか
そんなポリシーみたいなものは
全く持っていなくて笑
単純に
思いついたメロディや、イメージする曲調や楽器、声色などの「音の世界観」に、歌詞をマッチさせるといった意識
で歌詞を書いています。
なぜならば「音楽」で表現するからです。
言葉だけなら詩集で良いと思うので。
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そんな私はイメージした音楽に合わせて
自分が感じたことも書くし
人々の心に寄り添いたいと思って
自分が経験してきたことをもとに
与える歌詞を書くこともある。
スタイルに縛られずに書いてます✒️
小説にもフィクション小説
ノンフィクション小説
があるけど
どちらも違った楽しさがあって
それぞれ素敵ですよね。
ちなみにこのように発言したアーティストって↓
「私は自分が感じたことを歌詞にする。嘘は書きたくないから」
若い人達にも人気な
女性HipHopシンガーさんなんですが
「自分が感じていないことを書く=嘘
自分が感じてることを書く=それがアーティストだろ」
と言うのは、浅はかで
攻撃的で視野が狭いかなと思いました。
結局、その歌詞を聞いて
聞き手の心に寄り添えられたり
良い影響を与えられたら
それで良いのではないかなぁと私は思います。
いくら素敵な歌詞でも
音の世界観とマッチしなければ
私は嫌だし
私はR&Bは好きだけど
逆に言葉重視のHipHopは
黒人さんの以外はあまり聴かないし。
ちなみにR&BとHipHopを同じにする人を
たまに見かけるけど
同じブラックミュージックとはいえ
必要な歌唱力もグルーヴ感も方向性も
異なります。
簡単に言えば
R&Bは歌で、HipHopはラップ。
音感やリズム感や発声技術などの
歌唱力がより必要なのがR&Bで
ラップテクニックが必要なのがHipHop。
ちなみにバックビートが苦手な日本人が多いと
言われてる日本でHipHopが近年
めちゃくちゃ普及してるのは
歌詞を重視し、表拍でリズムを取る人でも
ノルことができ、曲作りも歌ものよりかは
難易度が低く
歌唱力もさほどいらないからだと
私は思っています。
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というのも、本気でHipHopを愛して
やってる人ってそう多くはないと思っているので。
と、作詞の話しに戻りますが…
ちなみに、私が先月カバーした
BOAのメリクリの歌詞を
書いた康珍化さんは男性なのに
「コンビニでお茶選んで 当たり前に分けあって
きみの胸にくるまれている」
って歌詞に書いてるけど
それは「嘘の歌詞」になるのだろうか?
ということ。
だけどこのメリクリはものすごい名曲だし
昔の「有名な作詞家」の歌詞の表現は
胸にキュンとくるものや
ぐっと掴むフレーズが多くて
素晴らしいなとしみじみ感じています。
特にBOAのメリクリでは
「もっと 好きなヒト強く抱きしめなさいと 雪は降るの」
という2番目のサビ最後の部分のフレーズが
私は感動しました。
それでも「創作の歌詞」を
「嘘」の一言で片付けるのだろうか?
まぁだけどHipHopって
ビートに言葉を乗っけてぶつける
みたいなスタイルなので
HipHopっていうジャンルに特定すると
「リアルな言葉」ってなるのかもしれないけど…
私の作詞スタイルは全くこだわりがないし
私が誰かの曲を聴くときでも
どれだけリアルかより
どれだけ胸キュンできるか
頭で考えずに入ってくるか
のみで捉えていて
やはり「歌詞がスッと入ってくる」には
音の世界観との調和が最も欠かせないなぁ
と感じているということでした。
そんな私は歌詞で音楽を聞くことはないけど…
私が書く歌詞が良いと言われることも
とても嬉しく思っています。
そんな私の歌詞は
めっちゃサラサラと短期間で出来上がるのが
ほとんどなのですが
そこも以前書いたとおり
「頭で考え過ぎずに口ずさみながら
イメージで書いていく」
って感じでやってます。
頭で考え過ぎると
ロクなことがないので。
時々Xで「作詞やってます!」と
自信満々に作詞提供がない方が
詞を公開して仕事を請け負おうと
しているのを見かけますが
仕事を請け負おうとしないのであれば
なんとも思わないのだけれども
戦隊モノのオープニングの曲の歌詞かな?
とか
80年代あたりの歌詞かな?
みたいなのを見かけたりします。
趣味公開なら良いと思うのですが
それで仕事下さいってナメ過ぎやろ…
と、画面をそっ閉じしていたりします…。
今時、作詞専門って
よほどじゃないとしんどいんじゃないかなぁと
私は思うのでした。
作詞って日本語が書けたら
誰でもできるので、勘違いさんが
増えやすいのかもしれません。
そんな私は小学生の頃に
先生に半ば強制的に書かされた
大人も子供も応募可能な
「街の俳句カルタ」
に応募させられたところ
カルタの「あ行」に
選ばれてしまったことがあります。
「秋まつり 花火がきれい 夜の空」
という、めっちゃ簡単で適当に書いた
五七五で
えぇっ!こんなのが選ばれるん⁉︎
何が良かったの⁉︎
と、当時小学生ながらに思いましたが
私の母が
「スッと入ってくる素直な詩が良いんじゃない?」
と言っていたことを覚えています。
が、本当に適当に書いたので
当時はかなりびっくりしましたが笑
そういえばリスナーさんにも
「Ne-Raちゃんの曲って素直だし、スッと入ってくるんだよね」
と言われたことがあり、
それが私の個性なのかな?
と思う今日この頃でした。
と、今回は作詞について語ってみました。
では!
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