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【DTM】レコーディングの後のMixって何?Mixの重要さについて💡

どーも!
シンガーソングライターのNe-Raです🎙️

今回はレコーディングの後の「Mixing」について書いていきます✒️

「Mix」と呼ばれる作業ですが
歌を録った後に伴奏とボーカルデータを整える作業のことです。

サウンドの音量バランスや音の位置、音色などをDawソフトのプラグインを使って馴染ませていきます。

これをしないと、ボーカルと伴奏が馴染まずに聴き心地が良くなくなったり、歌声が活かせなくなるのですが…

近年はピッチ補正ソフトや
大幅に変えられる音声加工のプラグインなども出てきて、歌が下手な人でもそれなりに仕上がるようですね。

だから生歌を聴いて声量がないボーカリストが増えているのかな?
(一昔前の音響機材だと通用しない)

さて、本題に戻りますが
そのmixと呼ばれる作業では
楽器やボーカルの周波数などを調整する作業がめちゃくちゃ大切だと思っているのですが…

特にボーカル。

私が初めてDTMでの宅録を習った4年前の講師が、ボーカル処理がダメな人で…

というより
今までインディーズ用のレコーディングスタジオで
数人のレコーディングエンジニアにmixしてもらったけど

総じてボーカル処理が良くなかった。
お金払ってるのに…

でした。

なんか、実際の歌声より
細く仕上げられるんですよね。
しかもなんか、伴奏とちょっとぶつかってるし。

耳大丈夫?

って言いたい。

私の歌唱は完成されてるのに
エンジニアのボーカル処理に足を引っ張られてるこの感覚…
(この声を出すのに、歌を表現するのにどれだけ練習したか…。それを音楽エンジニアの手によって潰される)

ストレスが半端なかったです(泣)

しかもお金払ってるのに。

もしあなたが
磨きに磨いた料理の腕で作った
間違いがない料理を
他の人にアレンジやデコレーションされ、それで少し味が落ちて、それを多数の人達に
「◯◯さん(自分)の料理です」と
提供されたらストレスだと思いませんか?

例えるならばそんな感覚です。

だからといって
私は元々歌うことしかできなかったし
mix技術を真剣に追求しようとなると
何かを犠牲にしなければならない。

しかし私は曲を作って歌いたい。

なので、妥協しながらやってきましたが…

その次のDTMの講師さんが
すごく便利なプラグインを教えてくれて
去年の夏の大セールでそれを購入し

やっとこさ自分のボーカル処理をキチンと処理することができました。

周波数の調整も、コンプレッサーも、リバーブも、パターンがいくつかあるものを選ぶだけ。

これでmixしたものを母に聴いてもらうと

「あんたがやるのが1番良く聞こえるわ。これから自分でやったほうが良い。お金払って下手くそな人に頼むんアホらしいやろ」

と言われましたw

これがそのプラグインで自分でmixしたやつ↓

だがしかし
この動画の私のボーカルの録り音は
1万円代の初心者用のインターフェースを使用してるので、ボーカル入力がイマイチクリアではないんですね。

それを、3万円代のMotu M2という
破格と言われているインターフェースに変えたところ…

ボーカルがめっちゃクリアに録れたし
レコーディングしてる時にも自分の歌声がクリアに聞こえて歌の微妙なニュアンスも表現しやすかった。

それがこちら↓

これで歌ってみたでは
十分な品質の音源に仕上がったと思います。
(私の昔の動画を見てもらえれば理解できるかと。歌唱力は変わっていません)

もちろん自分でmixしました。

私のmixは、リアルの私の歌声をデジタル上にキチンと出すmixなので
リアルより盛ってるとかもありません。

じつは私、中高生の頃、英語はちんぷんかんぷんだったのに

リスニングテストだけ満点

っていう奇跡を起こしてました笑

すると、遺伝子検査をした時に

リスニングが得意という遺伝子

を持っていました。
(日本人の3割程度らしい)

というのも、日本語の周波数が…

こんな感じなので
日本人は意識して耳を鍛えないと
音声の聞き取り範囲が狭いということになります。

それが、私がインディーズレコーディングスタジオで経験した

音楽エンジニアのボーカル処理が甘い

に繋がっていた気がするんですね。

ほんとにストレスでしかなかったですよ(泣)

だからといって、子供の頃からネイティブ英語を習う環境にいない限り
少しばかり語学留学経験があるとかだけでは
英語の音への理解度は高められても
本質的なリスニング能力への向上度の違いは
やはり素質によるものも大きいんなんだろうなと感じています。
(が、英語に関してはそこまで完璧に発音できなければダメとかではないと思うので、あくまでも私は音声の聞き取りを基準に話しています)

しかもレコーディングスタジオなんて
私が持ってるより数十万円高いマイクに
機材やプラグインを使ってるんです。

それなのに自分でやった方が良い仕上がりになるなんて…。

デジタルがここまで発展する前までは
ボーカルのそのままの声が反映されやすかったと思うし

昔の音楽家の方が耳が良かったとも思うし
だからこそ昔の歌手は、歌が上手い人が多かったんだと思います(機械で誤魔化せないし)。


最近はボイトレ教のせいで

ボイトレテクニックがどれだけできるか?

が、上手いの基準だと感じてる人が増えているみたいですが

芸術は正しさや数字では測れない分野。

つまり、感覚(センス)や、情緒的といった人間らしい部分が最重要だと思います。

また、私は楽器を演奏できないので
楽器に関してはその筋の人がやるのが一番良いと考えて任せているのですが

歌も同じで
歌が上手くない人、またはそこまで歌に興味がない人の歌声への感性は、
歌声を追求し続けてきたボーカリストより
低いのは当たり前のことだと思うし

また、男性なら男性同士
女性なら女性同士の方が歌声の聞き取りが
よく理解しやすいといった傾向もあるので

エンジニアの性別によって
そういったことも、mixの仕上がりに
関わってくるのかもしれません。

また、一昔前のアイドルブームの影響で
歌は二の次な人達が増え
声が細い人達のmixをすることが
エンジニアが増えたということもあるのではないかと思っています。
(可愛いが正義で萌えボイス好きなアイドルガチオタク勢の、歌うま基準も見てられない。日本でオタク向けアイドルになる時点で察して欲しい)

ここまでくるのにほんとに苦労したし
仕上がりに関しては、プラグインとインターフェースとマイクさえしょぼくなければ

あとはリスニング能力が全てなんだと思いました。


ということで
自分で良い感じにmixできるようになったので
これからがYouTube歌ってみた動画投稿も
本番だと思っているので
気持ちを切り替えてがんばっていこうと思います✨

では!


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