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五つ打ち × ボサノヴァ をテーマに曲作った
どうも。エモトヒロです。
先週妻がはじめて書いたnote記事が好評なようでうれしいです。
かるい気持ちで投稿を勧めたら2万字書いてて、これで全然読まれなかったら責任感じるところでした笑
まだ読んでない方は是非。
熱量のあるオタクの熱弁を聞いていると自分は詳しくない分野の話でもテンションが上がるじゃないですか。アレです。
さて、そんな妻とやっている音楽ユニット"ヌレセパ"の新曲「マンネリズム part 2」のMVが公開されました。
良いでしょ。
ここからはいつものように備忘録を兼ねて作曲に関するセルフ解説をしていきます。
記事のタイトル通り、音楽的なテーマは 五つ打ち × ボサノヴァ です。 そこに2stepぽいハイハットがアクセントとして入ってくる感じ。
あまり聴いたことない掛け合わせで面白い曲になりました。僕が知らないだけで世界のどっかにはあるんでしょうけど。
コード進行は以下を4周してます。
F#m9 |F#m9(onB) |E6 |〃
F#m9 |F#m9(onB) |E6 |〃
Gm9 |C7 |Am7 |D7
F#m9 |F#m9(onB) |D# E |Esus4 E
他のこと一切しないでただこれを4周して2分弱で一曲終わり。潔い!
普段は日本のポップスらしい Aメロ-Bメロ-サビ の構成が多いですが今回は洋楽みたく「ヴァース」と「コーラス」と考えるのがしっくりくる構成。
キモは言うまでもなくGm9からD7で一時的に転調して強引に戻すところです。先にコード進行をこうしたいというアイデアがあったのでメロディを試行錯誤し、完成系にたどり着いた時はオレ作曲うめぇ〜と思いました。
何でも良いなら一時的に転調して戻すことは簡単ですがそれによって曲が良くなるのは難しい。
ボサノヴァの祖、アントニオ・カルロス・ジョビンも遊び心のあるコード進行が多いので、これによりグッとボサノヴァの自由な感じに寄ったんじゃないかと。巷に溢れるメジャーセブンスとか9th系のコードを雑に多用してお洒落だろ?みたいにしてる曲もいい加減面白くないし。
自分の曲は大体いつも気に入ってますが、今回は特に良い!
(曲ができた後は割と良くそういう気分になっているけど)
ちなみにタイトルが"part 2"となってますが、
part 1は2019年に出したこれです。
当時なりにジルベルト・ジルのPalcoみたいな編曲を目指したので、part 1もブラジル音楽の影響があります。今思い出しました。変な偶然。
ではまた!